Tag Archive for 山田和樹

宮城 聰(演出)

作品のなかの“謎”を輝かしいものとして提示するのが演出家の仕事です  静岡県舞台芸術センター(SPAC)の芸術総監督を務める演出家の宮城聰がドヴォルザークのオペラ《ルサルカ》に挑む。宮城はこれまで、モリエール台本によるシャルパンティエの《病は気から》、モンテヴェルディの《オルフェオ》、パーセルの《妖精の女王》といったオ…

瀧井敬子(企画/監修)

夏目漱石と音楽—日本の洋楽黎明期に生きた文豪  「楽(がく)という一種の美しい世界には丸で足を踏み込まないで死んで仕舞わなくつちゃならない。僕から云わせると、是程憐れな無経験はないと思ふ」——夏目漱石は、小説『それから』で主人公代助にそう語らせている。それは、漱石自身の思いでもあったのだろうか? そして、彼は実際にどん…

西村 悟(テノール)

進化するテノール、西村悟の“今”を聴くリサイタル  オペラに演奏会に大活躍のテノール歌手、西村悟。イタリアで研鑽を積み、藤原歌劇団で歌った《椿姫》《蝶々夫人》《仮面舞踏会》など、得意のイタリア・オペラで賞賛されてきた。そして今年12月にはドニゼッティ《ルチア》に出演する。その西村のこれまでの集大成となるリサイタルが、1…

山田和樹が読響の首席客演指揮者に就任

 読売日本交響楽団は、9月14日に都内で会見を開き、2018年度シーズンより山田和樹が首席客演指揮者に就任することを発表した。任期は18年4月から21年3月末までの3年間。これにより同楽団の指揮者は、常任指揮者のシルヴァン・カンブルラン、今年の4月に首席客演指揮者に就任したコルネリウス・マイスター、そして山田和樹が加わ…

【会見レポート】バリー・コスキー演出《魔笛》、来春上演〜ベルリン・コーミッシェ・オーパー

 ベルリン・コーミッシェ・オーパー(以下KOB)が来年4月、東京・広島・兵庫でバリー・コスキー演出の《魔笛》を上演する。これに先立ち9月8日、KOBオペラ支配人のブレーキング・フィリップ・ラインハルトと広島公演で指揮をする山田和樹、読売テレビ専務取締役の本田邦章らが登壇し、記者会見を行った。 (2017.9/8 都内 …

山田和樹(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

日・独・仏の歴史的名作を体感する  今年6月に3年にわたるマーラー・ツィクルスを完結させた山田和樹&日本フィル。9月の定期演奏会では、また新たに興味深いプログラムを披露する。最大の聴きものは、東京楽所との共演による石井眞木の「遭遇Ⅱ番」であろう。この曲は“日本フィル・シリーズ”第23作として書かれ、1971年6月に小澤…

サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2017

日本の戦前〜戦後の音楽シーンを俯瞰する意欲的な企画  サントリー芸術財団の『サマーフェスティバル』、今夏の目玉は片山杜秀が監修する「ザ・プロデューサー・シリーズ」だ。博覧強記で知られる片山がとりわけこよなく愛してきたのが、日本の現代音楽。学生時代から足で稼いだ経験と知識は、忘れられた作品へとリスナーを導く数々の仕事へと…

音楽堂アフタヌーン・コンサート 山田和樹(指揮) 東京混声合唱団 特別演奏会

合唱とバレエが織り成すユニークなコラボレーションが実現  唱歌から現代音楽までを歌う高度なテクニックと表現力で、我が国の合唱シーンで欠かせない存在になっている東京混声合唱団。昨年、創立60周年を迎え、その活動は円熟味を増している。この夏、2014年から同団音楽監督をつとめ、今もっとも注目を浴びている指揮者の山田和樹とタ…

第59回熊本県芸術文化祭オープニングステージ ヤマカズが贈る 新・オーケストラ

新作から「千人の交響曲」まで多彩で意欲的なステージ  熊本県最大規模の文化の祭典『熊本県芸術文化祭』が、今年も8月から12月にかけて開催される。その幕開けを飾る「オープニングステージ」は、「芸術を高め、文化を広め、次世代へつなぐ」という同文化祭のコンセプトを具現化するものと位置づけられ、2015年からは指揮者の山田和樹…

日生劇場がオペラ《ルサルカ》関連イベントを無料開催

 今年11月、日生劇場で山田和樹指揮、宮城聰演出によるNISSAYOPERA2017オペラ《ルサルカ》が上演される。  本公演に先がけ、同劇場では関連コンサートとレクチャーを行う。  第1弾は6月14日(水)、「オペラ・オードブル・コンサートvol.5月に寄せる歌」と題し、オペラ公演でルサルカ役を歌う田崎尚美らによる無…