Tag Archive for 山根一仁

ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ)

新時代の旗手がおくるヴィオラ音楽の豊穣  ヴィオラは魅力的な独奏楽器である。ニルス・メンケマイヤーは、真にそう思わせる旬の名手の一人だ。1978年ドイツ生まれの彼は、2006年バシュメット国際ヴィオラ・コンクール等で優勝後、第一線でソロ&室内楽活動を行い、ソニーから8点のCDをリリースしている。その演奏は自在かつ自然体…

井上道義が語る、バーンスタイン

 横浜みなとみらいホールの開館20周年を記念して、井上道義指揮「バーンスタイン生誕100周年記念演奏会」がひらかれる。20世紀後半を代表する指揮者の一人として一世を風靡したレナード・バーンスタイン(1918〜1990)が、作曲家としてどれだけ多彩で魅力的な作品を残したかを知るコンサートとなるに違いない。 (取材・文 山…

横浜みなとみらいホール開館20周年 井上道義(指揮) 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 バーンスタイン生誕100周年記念演奏会

“作曲家”バーンスタインの偉業に光を当てる  生誕100年を迎えたレナード・バーンスタインだが、作曲家としての偉業に光が当てられ、多くのコンサートで作品が聴けるのはうれしいこと。首都圏であってもあまりコンサートでは聴けない作品を“発掘”できるのは、アニバーサリー・イヤーならではの喜びだ。  昨年、大阪でバーンスタインの…

第19回 ホテルオークラ音楽賞授賞式・受賞記念演奏会

 第19回 ホテルオークラ音楽賞授賞式および受賞記念演奏会が3月14日に同ホテルにて開催され、今年の受賞者であるヴァイオリニストの山根一仁と毛利文香が出席した。毛利は「ドイツに留学して3年目なのですが、新しい先生のもとでたくさんのことを学んでいます。これからも日本とヨーロッパの両方で活躍していきたい」と語った。一方、山…

シュニトケ & ショスタコーヴィチ プロジェクト2―チェンバー・オーケストラ

時代に翻弄された作曲家3人の内奥を探る  独自の視点と問題意識をもって、意欲的な主催公演を企画し続けているトッパンホールによる、今シーズン屈指の挑戦的な公演が「シュニトケ & ショスタコーヴィチ プロジェクト」である。室内楽作品を集めた第1回に続き、第2回は室内オーケストラを中心とした協奏作品——シュニトケの代表作「コ…

ニコライ・ホジャイノフ(ピアノ) with 若き日本の俊英たち

 独自の世界観と音へのこだわりを持ち、2012年の初来日以来、日本のファンを増やし続けている、ロシアのニコライ・ホジャイノフ。彼が11月、東京オペラシティで行われるアフタヌーンコンサートシリーズに登場し、ショパンやリストに加え、日本の俊英との室内楽で、平日の午後を彩るプログラムを届ける。  ホジャイノフが注目を集めるよ…

トッパンホール17周年記念 バースデーコンサート シュニトケ&ショスタコーヴィチ プロジェクト1――室内楽

 体制がもたらす歪みと闘いながら、芸術作品を生み出す…これはいかなる結果を導くのだろうか? かくもシリアスなテーマを抉り、旧ソ連の超ディープな作品のみを聴かせる公演が、トッパンホールの「シュニトケ&ショスタコーヴィチ プロジェクト1——室内楽」。これがシーズン開幕&バースデーとは、まさに同ホールの面目躍如だ。  まずは…

山根一仁(ヴァイオリン)

新鮮だと思えるチャイコフスキーを弾きたい  6年前、中学生としては26年ぶりに日本音楽コンクールを制覇したヴァイオリンの山根一仁が、この6月にバーミンガム市交響楽団と共演する。山根にとっては、初めてになる本格的な海外オーケストラとの共演。指揮は今、日本の若手指揮者で最も注目を集める山田和樹。これは話題のコンサートとなる…

日本フィル杉並公会堂シリーズ 山田和樹 コンチェルトシリーズ Vol.3

協奏曲の醍醐味と児童合唱の愉しさを  山田和樹の肝いりプログラムで注目を集めている日本フィルの『コンチェルトシリーズ』も3回目。今回は2人の若手ソリストをゲストに迎えた協奏曲を2曲、そして合唱指揮に長けた山田ならではの楽しい作品が取り上げられる。  19歳の山根一仁を迎えるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、ロシア…

キラリふじみ・コンサートシリーズ 金子三勇士(ピアノ) vs 山根一仁(ヴァイオリン) with 北村朋幹(ピアノ)

華々しい“競演”と“共演”  トッパンホールの企画協力による《キラリふじみ・コンサートシリーズ》の第2弾。ヴァイオリニストの前橋汀子が自らの半生を追った内容の前回に続く当公演は、趣向をがらりと変えて、金子三勇士(ピアノ)、山根一仁(ヴァイオリン)、北村朋幹(ピアノ)が登場。日本を代表する俊英男性アーティスト3人が華々し…