Tag Archive for 小林研一郎

第16回 東京音楽コンクール 本選

新進演奏家たちの頂上対決を目撃する  才能ある若手音楽家を発掘し、その支援や育成を目指して東京文化会館や東京都などが毎年開催、これまで数多くの入賞者が世界の檜舞台へと羽ばたいている「東京音楽コンクール」。16回目となる今年は声楽・弦楽・金管の3部門が開催され、予備審査と2次にわたる予選を通過した俊英たちが、本選へ挑む。…

ローム ミュージック ファンデーションが、2018年度の事業内容を発表

 ローム株式会社(本社:京都市)が支援する公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション(京都市)が、2018年度の事業内容を発表した。1991年の設立以来、音楽文化の発展と普及を目的として各種活動に取り組み、特に若い音楽家への育成に力をいれており、事業を通じて支援した音楽家たちは国内外で活躍している。  201…

【SACD】ストラヴィンスキー:「春の祭典」「火の鳥」/小林研一郎&ロンドン・フィル

 コバケン&ロンドン・フィルのロシア音楽シリーズの最新盤。今や稀少なスタジオ録音と相まって、隅々まで丁寧に描かれた悠揚迫らぬ演奏が展開されている。「春の祭典」は、各パートの動きを明確に表出しながら、雄弁かつエネルギッシュに進行。鮮明な録音が音楽を強化し、中でも打楽器の迫力は凄まじい。「火の鳥」も緻密かつ精妙な造作が印象…

八王子音楽祭 2018

ホールから街角のカフェまで、八王子が音楽に染まる2週間  ユニークな文化活動を展開している八王子で行われる一大イベント「八王子音楽祭」。2008年に開始され、14年の第6回からは規模を拡大して毎年の開催となり、国内トップアーティストが登場を重ねる音楽祭として定着し、今年は第10回という節目を迎える。充実のラインナップの…

ソニックシティ・オープン30周年記念 日本フィルハーモニー交響楽団特別公演

趣深いショパンとエネルギッシュな名曲と  1988年、さいたま市となる以前の大宮にオープンしたソニックシティが、開館30周年を記念して3つのコンサートを行う。その一つ目が、日本フィルハーモニー交響楽団による特別公演。指揮には小林研一郎、ソリストにピアニストのダン・タイ・ソンを迎えるという豪華な内容。嬉しいのは、埼玉県内…

アレクサンドラ・スム(ヴァイオリン)

社会貢献活動にも積極的な才媛による5年ぶりのリサイタル  パリを拠点に国際的に活躍しているヴァイオリニストのアレクサンドラ・スムが、久々に日本でリサイタルをひらく。祖父も父もヴァイオリニストというモスクワの音楽一家の生まれ。アレクサンドラが2歳のとき、父が所属していたユーリ・バシュメットの室内オーケストラが南フランスに…

小林研一郎(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

喜寿にちなむコバケンの重量級プログラム  炎のマエストロこと小林研一郎が2017年4月に77歳、喜寿を迎えた。ハンガリー、オランダ、チェコなどの楽団ポストを歴任し欧州でも長いキャリアを誇るが、首都圏の音楽愛好家にとってコバケンは、振り返ると常にそこにいて、いつも熱い演奏を繰り広げる指揮者であったように思う。うんうんうな…

日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会2017 第九交響曲

全力投球の“歓喜”に浸る熱い年末  日本フィルの年末「第九」は常にホットだ。まずはおなじみ小林研一郎の公演。ハイテンションで振幅の大きな表現に、日本フィルとその合唱団等々が全力で呼応した「第九」は、圧倒的な高揚感と感動を求める人の期待に、必ずや応えてくれる。コバケンは今年77歳だが、驚いたのは昨年大晦日の「ベートーヴェ…

第15回 東京音楽コンクール

将来を担う新しい才能の誕生を目撃する!  東京文化会館、東京都などが主催し、2003年から毎夏開催されている東京音楽コンクールが、今年で第15回を迎えた。今回実施されるのは、ピアノ・弦楽・木管の3部門。総合審査員長は指揮者の小林研一郎が務める。また、部門審査員長の野平一郎(ピアノ)、大谷康子(弦楽)、宮本文昭(木管)の…

東京文化会館《響の森》vol.40 コバケン 真夏のシンフォニー

マエストロ渾身の熱き響き  「暑い時には熱いものがいい」という言葉を、音楽で実現してしまう——そんな公演が、夏真っ盛りの8月開催の「東京文化会館《響の森》」である。指揮は小林研一郎で、熱い指揮ぶりと燃える演奏で知られる彼の異名は「炎のコバケン」。演目はベートーヴェンの「エグモント」序曲と交響曲第5番「運命」、ドヴォルザ…