Tag Archive for 安井陽子

高関 健(指揮/チェンバロ) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

充実のコンビが“天地”を創る  高関健が東京シティ・フィルの常任指揮者となって3年目のシーズンに入った。同フィルは、今年5月定期の高関指揮によるブルックナーの交響曲第3番、6月定期の下野竜也指揮によるドヴォルザークの交響曲第6番と、密度の濃い好演が続き、群響でも実証した高関のオーケストラ・ビルダーとしての手腕が、よりい…

【ゲネプロレポート】新国立劇場《ジークフリート》(新制作)

 新国立劇場が2015/16シーズンより3年がかりで全4作を上演する《ニーベルングの指輪》。その第3弾となる《ジークフリート》(新制作)が6月1日、飯守泰次郎・新国立劇場オペラ芸術監督の指揮、ゲッツ・フリードリヒの演出、フィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ)の協力で開幕した。  去る5月29日に行われたゲネプロ(最終総稽…

【稽古場レポートvol.3】新国立劇場オペラ 新制作《ジークフリート》

  6月1日に開幕する、新国立劇場オペラ新制作《ジークフリート》(指揮:飯守泰次郎・新国立劇場オペラ芸術監督、演出:ゲッツ・フリードリヒ、協力:フィンランド国立歌劇場)は、今日からオペラパレスでのピアノ稽古が始まりました。  第一幕冒頭をご紹介。 (2017.5.19 新国立劇場オペラパレス Photo:M.Teras…

【稽古場レポートvol.1】新国立劇場オペラ 新制作《ジークフリート》

  6月1日から、飯守泰次郎・新国立劇場オペラ芸術監督の指揮、ゲッツ・フリードリヒの演出、フィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ)の協力で新制作上演される、ワーグナー《ジークフリート》(楽劇『ニーベルングの指環』第2日)の稽古が始まりました。  去る5月4日、新国立劇場での稽古を取材。 (2017.5.4 新国立劇場リハー…

宮本益光(バリトン)

《魔笛》ではすべての人物が“愛”と“死”を語るのです  毎回、国内外の第一級のキャスト・スタッフによるプロダクションが話題の神奈川県民ホール・オペラシリーズ。2017年は、ダンサー・振付家として世界的に活躍する勅使川原三郎が演出・装置・照明・衣裳を手がけるモーツァルトの《魔笛》を3月に2日間にわたって上演する(3/11…

飯守泰次郎(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

「第9番」でツィクルスの掉尾を飾る  飯守泰次郎&東京シティ・フィルによるブルックナー交響曲ツィクルスが、いよいよフィナーレを迎える。2012年から交響曲第4番「ロマンティック」、第5番、第7番、第8番と毎年1曲ずつが演奏されてきたこのツィクルスだが、最終回としていよいよ交響曲第9番が演奏されることになる。ツィクルスの…

光の魔術師アルローの《アラベッラ》

 1860年のウィーン。賭博好きが高じて破産寸前の伯爵ヴァルトナーには二人の娘アラベッラとズデンカがいる。士官のマッテオはアラベッラを愛するが、アラベッラは資産家の甥マンドリカと恋に落ちる。一方、妹のズデンカはマッテオへの同情が次第に愛へと変わり、姉の部屋の鍵と偽って自分の部屋の鍵を渡す。アラベッラとマッテオの不貞と勘…

尾高忠明(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団「第九」

実力派ソリストの饗宴に注目  2011年は佐渡裕の指揮による熱い演奏で楽団創立100周年を締めくくり、昨年は大植英次率いるドイツ圏で活躍する実力派ソリストとの競演と、このところ話題に事欠かなかった東京フィルの「第九」。今年は1974年から長らく同楽団の“顔”として活躍し、現在は桂冠指揮者の任にある尾高忠明が登場。201…