Tag Archive for 大槻孝志

加耒 徹(バリトン)

若手人気バリトンが誘うオペレッタの魅力  女優の中嶋朋子を案内役に迎えた全6回からなるシリーズ『音楽劇紀行』は、田尾下哲(総合プロデューサー)と加藤昌則(音楽監督)が中心となって音楽劇の表現形式の変遷を辿るHakuju Hall主催の人気企画。  6月公演の第五夜のメイン・テーマは「オペレッタ」だが、プログラムはまずカ…

10月までのシラバスが決定〜「OPERA ART ACADEMIA 2018」

 演出家・田尾下哲が主宰する「田尾下哲シアターカンパニー」では、主にオペラ歌手やオペラ公演関係者、オペラファンを対象に4月から「OPERA ART ACADEMIA 2018(以下、OAA)」を開催している。    同企画は、年間を通じてトークセッションやワークショップ等、およそ20回のプログラムを実施することで、あら…

マルク・アンドレーエ(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団 「第九」

初共演の新日本フィルと紡ぐ名匠の“歓喜の歌”  各オーケストラが開催する年末の「第九」公演のなかで、意外な名前が目を引くのが、新日本フィルハーモニー交響楽団の特別演奏会。同団の「第九」といえば、近年は各国の若手指揮者を起用してきたが、今年はスイスの名匠、マルク・アンドレーエを迎えるのである。  作曲家・指揮者のフォルク…

宮城 聰(演出)

作品のなかの“謎”を輝かしいものとして提示するのが演出家の仕事です  静岡県舞台芸術センター(SPAC)の芸術総監督を務める演出家の宮城聰がドヴォルザークのオペラ《ルサルカ》に挑む。宮城はこれまで、モリエール台本によるシャルパンティエの《病は気から》、モンテヴェルディの《オルフェオ》、パーセルの《妖精の女王》といったオ…

青山 貴(IL DEVU/バリトン)

“フトメン”たちとOEKの共演ふたたび!  日本のオペラ界を背負って立つ男性4人と歌を知りつくしたピアニストから成る、堂々たる体格の“フトメン”5人組「IL DEVU」(イル・デーヴ)。二期会のコンサートで結成された彼らが、不動のメンバーで6周年を迎える。 「素晴らしいリリックテナーである望月哲也さんと美声で力強いテナ…

日生劇場がオペラ《ルサルカ》関連イベントを無料開催

 今年11月、日生劇場で山田和樹指揮、宮城聰演出によるNISSAYOPERA2017オペラ《ルサルカ》が上演される。  本公演に先がけ、同劇場では関連コンサートとレクチャーを行う。  第1弾は6月14日(水)、「オペラ・オードブル・コンサートvol.5月に寄せる歌」と題し、オペラ公演でルサルカ役を歌う田崎尚美らによる無…

エリック・サティ生誕150年記念 音楽喜劇『メドゥーサの罠』

奇才サティが描く異色のドラマ  これぞユーモア、そして一抹のアイロニーを含んだエリック・サティの真骨頂だろう。今年生誕150年を迎えるフランスの鬼才が書いた異色の劇作品『メドゥーサの罠』が久しぶりに上演される。娘フリゼット(ドルニオク綾乃)との結婚を申し出た青年アストルフォ(大槻孝志)に、メデューズ男爵(演出も担当する…

川瀬賢太郎(指揮)

東京では初の古典的オペラに挑む若きマエストロ  20代から類い稀な活躍を続ける川瀬賢太郎は、今年11月、日生劇場でモーツァルトの《後宮からの逃走》を指揮する。彼は、2012年に細川俊夫の《班女》広島公演でオペラデビュー後、細川の《大鴉》をアムステルダム、東京、広島で、細川の《リアの物語》とモーツァルトの《フィガロの結婚…

すみだ平和祈念コンサート2016 ウィーン楽友協会合唱団 モーツァルト「レクイエム」

音楽の原点を思い起こさせる深い味わい  ウィーン楽友協会合唱団が「モツレク」を引っさげて来日する。ブラームス「ドイツ・レクイエム」の初演、カラヤンやアバドら巨匠との共演など、1858年創立以来、輝かしい歴史に彩られた合唱団だ。ウィーン楽友協会の芸術監督であったブラームスは同合唱団の芸術監督兼クワイヤー・マスターでもあり…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

緻密な猛将が、問題作を解き明かす  断言していい。ラザレフ&日本フィルのショスタコーヴィチ・シリーズは必聴だ。昨年来演奏された交響曲第7・4・11・8番は、全て渾身の名演。それは豪快な熱演にとどまらず、精緻なバランス、的確なフレージング、等しく緊張感を保った弱音と強音…といった配慮の中に、存命中の作曲者を知るラザレフの…