Tag Archive for 堤剛

サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2017

日本の戦前〜戦後の音楽シーンを俯瞰する意欲的な企画  サントリー芸術財団の『サマーフェスティバル』、今夏の目玉は片山杜秀が監修する「ザ・プロデューサー・シリーズ」だ。博覧強記で知られる片山がとりわけこよなく愛してきたのが、日本の現代音楽。学生時代から足で稼いだ経験と知識は、忘れられた作品へとリスナーを導く数々の仕事へと…

堤 剛(チェロ)

若き感性とのコラボレーションがもたらす、巨匠の新境地  チェロの巨匠・堤剛は、この5月、2010年ジュネーヴ国際コンクール優勝後、多方面で活躍する若手ピアニスト・萩原麻未と組んだ、全曲初録音のCDをリリース。夏にはほぼ同じ演目でHakuju Hallをはじめ全国4ヵ所でリサイタルも行う。萩原は、堤が今「最も共演したいピ…

第9回大阪国際室内楽コンクール&フェスタ スペシャル・コンサート 華麗なるクィンテットの世界

ユニークな音楽祭が示す、室内楽の現在  5月13日から大阪・いずみホールで「第9回大阪国際室内楽コンクール&フェスタ」が開催される。3年に一度開催される同コンクール&フェスタは、国際音楽コンクール世界連盟に加盟する「コンクール」と、年齢制限や課題曲がなく世界各国の民族音楽のアンサンブルも対象となり、さらに、聴衆の中から…

第9回大阪国際室内楽コンクール&フェスタが開催

 室内楽に取り組む優秀な音楽家を世界に広く求め、国際音楽コンクール世界連盟の基準に基づき優れた演奏を顕彰し人材を育成する「大阪国際室内楽コンクール」(3年ごとに開催)が5月13日から大阪・いずみホールで開催される。あわせて、年齢制限や課題曲がなく世界各国の民族音楽のアンサンブルも対象となる「大阪国際室内楽フェスタ」も同…

クラシック・ヨコハマ 生きる 2017 New Year 若い命を支えるコンサート

各世代の代表アーティストを迎えての豪華なステージ  毎日新聞社は1996年から小児がんと闘う子供たちを支援する「小児がん征圧キャンペーン『生きる』」を開始。イベントやチャリティコンサートの開催など、多角的に病気への理解と協力を訴えてきた。コンサートにはコンセプトに共感したトップ・アーティストたちが数多く出演してきたが、…

中村紘子 メモリアル・コンサート

多岐にわたる偉大な業績を讃えて  世界的な演奏活動、軽妙かつ美しい言葉で綴る文筆活動、さらに若い才能を次々と発掘して育成した教育活動と、多方面から日本のピアノ界を発展させた中村紘子。演奏会や講演などが予定されていたが、今年の7月に惜しまれつつ逝去。  彼女の偉大な功績を讃え、本来中村のリサイタルが予定されていた12月1…

林 美智子(メゾソプラノ) 第37回 霧島国際音楽祭

自然と美食の地で、多彩な歌を披露  人気と実力を兼備したメゾソプラノ歌手・林美智子が、夏の霧島国際音楽祭で4公演に出演する。霧島は今年37回目を迎える日本で最も歴史ある音楽祭のひとつ。当地をはじめ鹿児島県内各地で3週間あまりにわたり、多種多彩なコンサートが開催される。  2014年に初出演したときの印象は、「お客様が熱…

サントリーホールが開館30周年記念事業を発表

 2016年に開館30周年を迎えるサントリーホールが9月16日、堤剛・サントリーホール館長、市本徹雄・同総支配人の出席のもと、30周年記念事業を発表した。 (取材・文:編集部 Photo:M.Terashi/TokyoMDE)  記念事業は年末の「ジルヴェスターコンサート ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団」を皮切り…

「高松宮殿下記念世界文化賞」に内田光子、シルヴィ・ギエムら

 第27回「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催・公益財団法人日本美術協会)の受賞者が、9月10日の記者会見で発表された。音楽部門はピアニストの内田光子、演劇・映像部門はバレリーナのシルヴィ・ギエムが選ばれた。  内田光子は、1948年静岡県生まれ。12歳の時に渡欧しウィーン音楽院でリヒャルト・ハウザーに師事。69年ベート…

第36回 霧島国際音楽祭

 “非日常”の楽しさを、これほど満喫させてくれる音楽祭は、滅多にない。霧島国際音楽祭は、今年36回目を迎えた“日本で最も歴史のある音楽祭”。今は亡きG.ボッセが主体となって1980年に始まり、2001年から堤剛が音楽監督を継いでさらに発展。現在は、講師&演奏家約60名と内外からの受講生約150名が霧島に集い、コンサート…