Tag Archive for 堀米ゆず子

サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(指揮)

スカンジナビアの音楽を世界中に広めたいのです  フィンランドを代表する名門オーケストラ、タンペレ・フィルハーモニー管弦楽団が、同国独立100周年を記念するイベントの一環として初来日する。同フィルを率いる首席指揮者はフィンランド出身の俊英、サントゥ=マティアス・ロウヴァリ。来日公演では、シベリウスを中心とした北欧の名曲を…

高関 健(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

 高関健の常任指揮者として3シーズン目は、彼が得意とするブルックナーで始まる。今回、高関はブルックナーの交響曲第3番(1877年第2稿)を取り上げる。  ブルックナーの交響曲第3番には作曲家自身による3つの稿が遺されている。1873年に完成され、ワーグナーに献呈されたのが第1稿(ゆえに『ワーグナー交響曲』と呼ばれること…

第6回 仙台国際音楽コンクール

若い才能たちがコンチェルトで火花を散らす  2001年に創設され、今年第6回目の開催を迎える仙台国際音楽コンクール。5月21日〜6月5日にはヴァイオリン部門が、6月11日〜26日にはピアノ部門が行われる。  ヨーロッパの歴史あるものに比べれば若いコンクールだが、課題曲を協奏曲中心とする特色のため、初回から実力ある出場者…

堀米ゆず子(ヴァイオリン)

“2B”の大詰めは完璧な“名曲コンサート”  堀米ゆず子が2013年から続けてきた『J.S.バッハ/ブラームス プロジェクト at Hakuju』全6回がいよいよ最終回を迎える。 「たぶん私が一番多く弾いてきた作曲家がバッハとブラームス。バッハは背骨みたいにかちっとしていて、ブラームスはその合間を縫って感情のひだを表現…

堀米ゆず子(ヴァイオリン) J.S.バッハ/ブラームス プロジェクト at Hakuju Vol.5

“2B”の内奥に踏み込む一夜  作品へ真摯に対峙し、鮮烈な音楽を紡ぎ続けるヴァイオリンの名手、堀米ゆず子。彼女が「背骨のよう」と表現するバッハ、「心のひだ」と言うブラームスは「感情表現の基本であり、過去30年の演奏生活において、自分の音楽作りの核となっている」という。堀米がアーティストとしての原点に立ち返り、この2人の…

新日本フィルハーモニー交響楽団 新・クラシックへの扉 #49

人気シリーズが開く新たな音楽のトビラ  名曲シリーズと銘打ちながらなかなか聴けない作品もプログラムに組まれ、2014/15シーズンにはエル・システマ出身の若い指揮者など、次代のホープを指揮台へ迎えることも多かった新日本フィルハーモニー交響楽団の『新・クラシックへの扉』。  9月からスタートする新シーズンにも、ローマ・サ…

小林研一郎(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

コバケンの十八番が炸裂!  「炎のコバケン」というキャッチフレーズそのままに、情熱にみちた指揮で多数のファンをもつ小林研一郎。この4月9日には75歳の誕生日を迎えるが、精力的な活動は衰えを知らず、今シーズンも全国各地、そして在京の各オーケストラで引っ張りだこの人気である。  3月は東京フィルの指揮台に登場、3公演の定期…

堀米ゆず子(ヴァイオリン) J.S.バッハ/ブラームス プロジェクト at Hakuju Vol.4

“2大B”の神髄を聴く  「バッハは背骨のよう。ブラームスは心のひだ。感情表現の基本。この2人の作曲家は過去30年の演奏生活において、私の音楽作りの核となっています」  我が国を代表するヴァイオリンの名手・堀米ゆず子は、2人の偉大な作曲家のことを、こう捉えている。  そんな彼女が愛してやまない“2大B”の佳品を、最高の…

Music Weeks in TOKYO 2014 プラチナ・シリーズ 第2回〜バッハ・コントラスト

名手たちが奏でるバッハと現代のコントラスト  Music Weeks in TOKYO『プラチナ・シリーズ』の第2回は「バッハ・コントラスト」と題して、来年が生誕230周年のJ.S.バッハを記念したプログラムだ。出演者も豪華。ベルリン・フィル元首席のハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)、堀米ゆず子(ヴァイオリン…

堀米ゆず子(ヴァイオリン)

円熟の名奏者が名品に託す深き思い  日本屈指の実力派ヴァイオリニスト・堀米ゆず子が、1月10日、彩の国さいたま芸術劇場のシリーズ『次代へ伝えたい名曲』に出演する。彼女が今回選んだのは、モーツァルト、ドビュッシー、三善晃、フランクの作品。この構成は「三善晃から始まった」という。 「公演の日は2013年に亡くなられた三善先…