Tag Archive for 團伊玖磨

岩田達宗(演出)

《夕鶴》は究極の恋愛劇なのです  日本オペラ協会は、2月に東京、3月に兵庫、山形と秋田で、團伊玖磨作曲の名作オペラ《夕鶴》を上演する。今回のプロダクションは、2013年3月に兵庫県立芸術文化センターで初演されたもの。演出の岩田達宗は、国内外で800回以上も上演されているこの作品の本当のすがたを浮き彫りにしたいと語る。 …

新国立劇場が開場20周年

《アイーダ》とカタリーナ・ワーグナーによる新演出《フィデリオ》で祝う  新国立劇場は、1997年10月に、團伊玖磨《建・TAKERU》(委嘱新作)の世界初演とともに開場した。つまり、今秋で20周年を迎える。  新シーズンは、新制作のワーグナーの《神々の黄昏》でオープニングを飾る。指揮は同劇場オペラ芸術監督の飯守泰次郎。…

高関 健(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 團 伊玖磨:オペラ《夕鶴》(演奏会形式)

記念すべき日におくる日本のオペラの最高峰  2005年4月から始まった東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団のティアラこうとう定期演奏会は、この9月に50回目を迎える。記念すべき節目の演奏会のために常任指揮者の高関健が選んだのは、1952年の初演以来、国内外で800回以上の上演回数を誇る團伊玖磨作曲のオペラ《夕鶴》の全…

大友直人(指揮) 東京交響楽団

 大友直人の邦人現代曲への取り組みには、一つの主張を感じる。「現代音楽は難しい」というイメージを打破し、同時代を生きる私たち日本人が素直に楽しめるメロディやハーモニーを積極的に客席に届ける――そんな信念を。  名誉客演指揮者を務める東響の第99回東京オペラシティ定期は、大友の姿勢がよく表れたプログラムだ。まずは芥川也寸…

大竹省二監督、團伊玖磨作曲『シンフォニージャパン』が53年ぶりに復元!

BSジャパンが年末特番として12月29日(月)にドキュメンタリー番組『シンフォニージャパン1961〜2015』を放送する。これに先立ち10月31日、テレビ東京本社で記者会見が行われた。  『シンフォニージャパン』は、1961年にイタリアの国際テレビ映画祭で金賞を獲った映画音楽。監督に当時売れっ子写真家だった大竹省二、作…

新国立劇場オペラ鑑賞教室に1都8県、54校からおよそ9000名が参加

 去る7月9日〜15日、平成26年度 新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室《蝶々夫人》が開催された。  「新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室」は、現代舞台芸術の一層の普及をめざす新国立劇場が、若い世代が優れた生の舞台を鑑賞できるよう、平成10年度から毎年開催しているもので、「初めてのオペラこそ本物の芸術を体験…

市川右近新演出《夕鶴》が全国を巡演!!

 去る1月18日(土)、東京・上野の東京文化会館で幕を開けたオペラ《夕鶴》2014年新演出。「自分のすべてを賭けたい」と語る佐藤しのぶが満を持して「つう」初役に挑むほか、演出にオペラ演出も手がける歌舞伎役者の市川右近、美術に現代日本を代表する日本画家の千住博、衣装に巨匠・森英恵と豪華制作陣も話題となっている。  不朽の…

オペラ 《夕鶴》

“普遍的な人間ドラマ”としての再創造  團伊玖磨のオペラ《夕鶴》といえば、1952年の初演以来、すでに800回以上も上演されているという不朽の名作だ。その定番中の定番のフル上演に、佐藤しのぶが初挑戦というのはいささか意外。「自分のすべてを賭けたい」との所信を表明しているとおり、満を持しての初役となる。もちろん、伊藤京子…