Tag Archive for 原田禎夫

前橋汀子カルテット ベートーヴェンの傑作を弾く

 わが国の代表的なヴァイオリニストとして長く第一線で活躍し、今年演奏活動55周年を迎えた前橋汀子。ますます意欲的な活動を繰り広げる前橋が、室内楽の世界を深く追求するべく、初めて結成した弦楽四重奏団が「前橋汀子カルテット」である。第2ヴァイオリンに久保田巧、ヴィオラに川本嘉子、チェロに原田禎夫と、豪華かつ室内楽経験豊かな…

第22回宮崎国際音楽祭

新たな企画も加わり、より多彩で充実した内容に  第22回目を迎える宮崎国際音楽祭。今年も豪華で多彩なプログラムが用意されているが、それを支えているのは最初の年から続く“骨太”な考え方なのだと思う。教育、アジアとの連携、一流の演奏家との交流。そうした意図が隅々にまで感じられるプログラムだ。 豪華アーティストが集結するメイ…

プロジェクトQ 第13章 〜若いクァルテット、モーツァルトに挑戦する モーツァルト後期弦楽四重奏曲演奏会

モーツァルトという高みを目指して  2001年にスタートした『プロジェクトQ』は若い弦楽四重奏団の発掘と育成のための企画。若手奏者たちに学ぶ場と発表の場を与えるプログラムだ。参加者たちはまず世界的クァルテット奏者のマスタークラスを受講する。今回は昨年10〜12月、実行委員長でもある原田幸一郎のほか、原田禎夫、上海クァル…

イ・ソリスティ・サラマンカ

豪華メンバーが奏でる室内楽の神髄  パリ国立高等音楽院でランパルに師事し、国内外での活発な活動を通じて、長く日本のフルート界を牽引し続けている工藤重典。10歳でフルートを吹き始めて今年で50年というから、つまり還暦を迎えたということ。その工藤を音楽監督に招いて毎年夏に開催しているのが岐阜・サラマンカホールの「夏の特別プ…

前橋汀子カルテット

カルテットで聴く前橋汀子の新境地  わが国を代表するヴァイオリニストの1人として第一線を走り続け、一昨年には演奏活動50周年の節目を迎えた前橋汀子。名器グァルネリ・デル・ジェスで優雅で円熟味あるプレイ・スタイルを、なおも深化させ続けている。そんな彼女が、同じヴァイオリンの久保田巧、ヴィオラの川本嘉子、チェロの原田禎夫と…

東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森2014―

今春も上野の森で音楽三昧!  上野の森の風物詩、東京・春・音楽祭が10年目を迎えた。2005年に始まった同音楽祭も年々成長を遂げ、昨年は120公演にのべ4万人を動員。桜の季節の人気イベントとなっている。10回目の今年も幾多の公演が行われるが、オペラや海外のスター演奏家以外に、実力者による興味深いコンサートも数多い。以下…