Tag Archive for 原田幸一郎

サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 2018

 室内楽の祭典「サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン」が6月2日から6月17日まで開催される。今年もブルーローズ(小ホール)という親密な空間に、様々な室内楽の花が咲き競う。ここでは今年の特徴的な4つのコンサートをご紹介したい。  まずは、この音楽祭の中心的な企画とも言える、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全…

小林五月(ピアノ)

シューマン作品の音の行間にあるものを探して  桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部をともに首席で卒業し、数多くのコンクールを制してきたピアニストである小林五月は、これまでに11枚のソロ・アルバムをリリースしてきた。そのうちの9枚がシューマン・アルバムであり、小林にとってシューマンは切り離せない存在となっている。…

至高の室内楽 MOSTLY KOICHIRO vol.3

世代を超えた親密かつ濃密な室内楽  “豪華にして、懐かしくも新しい、本格的な室内楽”─『至高の室内楽 MOSTLY KOICHIRO』をひと言で表せば、こうなるだろうか。1969年に結成した東京クヮルテットの第1ヴァイオリン奏者として活躍後、桐朋学園等で教鞭をとりながら多彩な活動を続けてきた原田幸一郎が、古い仲間や若い…

鈴木優人(調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー)

国内外に強くアピールする音楽祭を目指して  今年で5年目を迎える調布音楽祭は「調布国際音楽祭」と“国際”を加えた名称に変更した。しかし、同音楽祭は当初より、世界的に評価の高いバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を中核とし、海外からのアーティストを数多く迎えている。  「僕としては初めから“国際”を意識していましたし、…

プロジェクトQ 第13章 〜若いクァルテット、モーツァルトに挑戦する モーツァルト後期弦楽四重奏曲演奏会

モーツァルトという高みを目指して  2001年にスタートした『プロジェクトQ』は若い弦楽四重奏団の発掘と育成のための企画。若手奏者たちに学ぶ場と発表の場を与えるプログラムだ。参加者たちはまず世界的クァルテット奏者のマスタークラスを受講する。今回は昨年10〜12月、実行委員長でもある原田幸一郎のほか、原田禎夫、上海クァル…

原田幸一郎(ヴァイオリン)& 毛利伯郎(チェロ)

世界で実績を積んだ仲間が集う、豪華な六重奏  来る5月、ヴァイオリンの原田幸一郎が主宰する『至高の室内楽 MOSTLY KOICHIRO vol.2』が開催される。出演は、原田に加え、神尾真由子(ヴァイオリン)、神谷美千子(同)※、磯村和英(ヴィオラ)、鈴木学(同)、岩崎洸(チェロ)、毛利伯郎(同)という7人の豪華メン…