Tag Archive for 佐渡裕

【CD】ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 /佐渡裕&トーンキュンストラー管

 ショスタコーヴィチの5番は佐渡と特に相性がよい曲。第1、第3楽章ではどっしり巨匠的な表現が生き、またスケルツォや終楽章ではスポーティーな運動性が前面に押し出される。特にフィナーレはオケをコンパクトにドライヴしながら進め、速度を落とした後、燻すように膨らませて輝かしいクライマックスを導く。トーンキュンストラー管は引き締…

東京二期会オペラ劇場、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2018 《魔弾の射手》

東西《魔弾》の競演、この夏実現!  ドイツのロマンティック・オペラの扉を開いたといわれるウェーバーの《魔弾の射手》。しかし残念ながら、これまで日本で全曲が舞台上演される機会はあまりなかった。それがこの7月、なんと2団体がこの音楽史に残る記念碑的作品を取り上げるのだ。  ひとつは佐渡裕指揮で毎年話題のプロダクションを上演…

【CD】弦楽セレナード〜弦楽のための作品集/佐渡裕&トーンキュンストラー管

 佐渡裕とウィーンの手兵による新録音は弦楽合奏名作集。40人ほどの編成で、悠然としたテンポを土台に、弦の艶やかさを活かした豊麗な響きを作りあげている。佐渡は自分を前面に出すよりも、オーケストラの能力と自発性に全幅の信頼をおき、虚飾なしにまとめることで、聴く者にとっても安心感ある好演に導く。チャイコフスキーとレスピーギの…

音楽家を撮り続けた写真家・木之下晃の作品展が開催

 10月29日(日)まで、JCIIフォトサロン(東京都千代田区)で、木之下晃作品展 「石を聞く肖像」が開催されている。  1960年代から半世紀にわたり、指揮者、演奏家、作曲家を撮り続けた写真家、木之下晃(1936ー2015)は、世界のクラシック音楽家の演奏する内面を凝視した作品群で知られ、彼によって「音楽がフィルムに…

【稽古場レポートvol.2】大阪国際フェスティバル/バーンスタイン「ミサ」

 まもなく大阪国際フェスティバルで上演される、バーンスタインの「ミサ」。先週末からは大阪に稽古場を移し、開幕に向けて本格的な稽古が続いているなか、7月5日、東京での最後の通し稽古を取材。全編から印象的な場面を一部紹介する。 (2017.7.5 都内稽古場 Photo&movie:M.Terashi/Tokyo…

井上道義が語る、バーンスタイン「ミサ」

 7月14、15日、大阪国際フェスティバルで、レナード・バーンスタインの「ミサ」(1971)が国内では23年ぶりに上演される。指揮は井上道義。  「歌手、演奏者、ダンサーのためのシアター・ピース」という副題を持つこの作品は、オーケストラ、合唱のほか、18人の独唱者、児童合唱、ロックバンド、ブルースバンド、ダンサーなどを…

佐渡 裕(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

本場を沸かす高揚感を東京で体験  人気指揮者・佐渡裕は、欧州や兵庫を拠点とするため、在京オーケストラへの客演機会が少ない。その稀少な公演の1つが東京フィルの定期演奏会。1月に彼は定期を3公演指揮する。佐渡は2015年9月、オーストリアの名門トーンキュンストラー管の音楽監督に就任。王道レパートリーで堂々勝負して喝采を浴び…

佐渡 裕(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

渾身の指揮で聴くロシアン・ロマンティシズムの世界  『題名のない音楽会』などでのフランクな立ち居振る舞いでお茶の間にも知られ、兵庫芸術文化センター管を人気楽団へと育て上げるなど、その手腕が高く評価されている佐渡裕。海外では昨秋よりウィーン・トーンキュンストラー管音楽監督に就任するなど、全方位での活躍が続く。  3月には…

『題名のない音楽会』新司会者の五嶋龍が佐渡裕と会見 

 指揮者の佐渡裕が、テレビ朝日『題名のない音楽会』の司会を9月で卒業、10月からは、ニューヨークを拠点に世界中で活躍している、ヴァイオリニストの五嶋龍が5代目司会者に就任する。番組歴代最年少の司会者だ。  五嶋龍は、ニューヨーク生まれ。7歳でコンサートデビュー後、ソリストとして日本国内のオーケストラはもとより世界各地の…