Tag Archive for 佐々木亮

海野幹雄(チェロ)

10回目の記念コンサートは素晴らしい仲間たちとの共演で  チェロ奏者の海野幹雄が毎年継続しているリサイタルが第10回の節目を迎える。「普通じゃないことをやりたいタイプなので」と笑う海野が組んだプログラムは、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバス各々との二重奏を3曲に、ハイドンのチェロ協奏曲2曲という構成だ。 「ハイドンの…

室内楽の魅力 ブラームス 第3回〜若き日の恋

若きブラームスの瑞々しい名品2曲を  生涯独身を貫いたブラームスだが、20代は婚約しながらも破談になったり、クララ・シューマンと出会って親密になるなど、恋多き青年時代を過ごした。その時期の情熱を美しい旋律と濃密な響きに込めた室内楽作品である、弦楽六重奏曲第1番とピアノ四重奏曲第1番。前者はロマンティックな第2楽章のピア…

芸劇 ブランチ・コンサート 〜清水和音と八塩圭子の名曲ラウンジ〜

ランチの前に愉しめる豪華メンバーによる名曲の数々  最近、平日の日中に楽しむことができるコンサートが人気だ。そんな中この春、東京芸術劇場でも、偶数月の水曜日の午前11時から1時間というスタイルで、新たに『芸劇ブランチ・コンサート』シリーズがスタートする。  ナビゲーターはフリーアナウンサーの八塩圭子。演奏はピアニストの…

堀米ゆず子(ヴァイオリン) J.S.バッハ/ブラームス プロジェクト at Hakuju Vol.5

“2B”の内奥に踏み込む一夜  作品へ真摯に対峙し、鮮烈な音楽を紡ぎ続けるヴァイオリンの名手、堀米ゆず子。彼女が「背骨のよう」と表現するバッハ、「心のひだ」と言うブラームスは「感情表現の基本であり、過去30年の演奏生活において、自分の音楽作りの核となっている」という。堀米がアーティストとしての原点に立ち返り、この2人の…

ヴィオラスペース 2015 vol.24

ヴィオラの魅力と可能性を追求  「ヴィオラの礼賛」「優れた作品の紹介と新作発表」「若手の育成」をコンセプトに、どこか“縁の下の力持ち”的な印象のあるヴィオラにスポットを当て、その魅力を徹底的に掘り下げてきた『ヴィオラスペース』も、東京での開催は今年で24回目に。今回は、第3回東京国際ヴィオラコンクールを核に、第一線の名…

加藤知子(ヴァイオリン) 佐々木亮(ヴィオラ) 木越洋(チェロ) 中井恒仁(ピアノ) 室内楽コンサート

名手たちが奏でるピアノ四重奏の魅力  ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノによる四重奏。この編成は他の室内楽と違い、楽器が一つも被らないため、個々の技巧とアンサンブルの対話を同時に味わえるのが魅力だ。その分、奏者には高い能力が求められることになるが、今回登場する4人ならば何の心配もない。チャイコフスキー国際コンクール…