Tag Archive for 上岡敏之

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

進化を示す、いま再びのシュトラウス  上岡敏之&新日本フィルの新シーズンが、R.シュトラウスで始まる。2016年9月、上岡は同楽団の音楽監督に就任し、最初の定期演奏会でR.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」と「英雄の生涯」を取り上げた。それらは、お約束の大見得や大音響を排した、流麗かつ濃密な交響“詩”であり…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

今年のリクエスト・プロはロシアのロマン派名曲で  お客様にもっとコンサートに参加してもらおう。そんなオーケストラの姿勢が打ち出されているのが、新日本フィル #592 トパーズ〈トリフォニー・シリーズ〉。定期演奏会で来場者からリクエストを募り、そこから選んだ曲目を音楽監督の上岡敏之が指揮するというリクエスト・コンサートに…

【SACD】レーガー:ベックリンによる4つの音詩、ツェムリンスキー:交響詩「人魚姫」他/上岡敏之&新日本フィル

 上岡&新日本フィルのライヴCD第4弾。まずは、20世紀初頭の“後期ロマン派の翳”ともいうべき3作品を収録した、日本のオーケストラには稀な内容が光っている。レーガー作品はとりわけ繊細で美しく表出され、レアな曲の魅力を伝えるに充分。ニールセンの序曲は、曲全体の起伏が精緻かつスケール大きく表現され、ツェムリンスキーの交響詩…

新日本フィルが2018/19シーズンラインアップ発表

 新日本フィルハーモニー交響楽団が都内で会見を行い、2018/19シーズンのラインアップを発表した。墨田区は、すみだトリフォニーホール開館前の1988年から「墨田音楽都市構想」を掲げ、同楽団と連携。両者のフランチャイズ提携は30周年の節目を迎えた。会見では、今秋で就任3シーズン目に入る音楽監督の上岡敏之、ソロ・コンサー…

すみだ平和祈念コンサート2018 《すみだ × 広島》

広響を招いて“祈り”と“希望”託すコンサートを  太平洋戦争末期、東京大空襲があった3月10日は、多くの犠牲者を出した墨田区にとって特別な意味を持つ日。すみだトリフォニーホールにとっても同様であり、この時期は毎年「すみだ平和祈念コンサート」が行われる。  ホールが開館20周年を迎えた今シーズンは、やはり戦争で大きな傷を…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

新年の幕開けはワルツ尽くし!  新日本フィルの1月の「トパーズ」では、音楽監督上岡敏之による一味違ったニューイヤー・プログラムが用意される。シュトラウス・ファミリーのウィンナ・ワルツやポルカを、ラヴェルの2曲のワルツ「高雅で感傷的なワルツ」と「ラ・ヴァルス」で挟んだという選曲の妙が魅力だ。  ラヴェルが「高雅で感傷的な…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

デンマークにまつわる名曲と秘曲  北欧4国の中でもドイツに隣接し、ユトランド半島と400を超える大小の島から成るデンマーク。実は今年、日本との外交が樹立して150年という記念すべき年を迎えている。そして、首都を代表するオーケストラのひとつ、コペンハーゲン・フィルの首席指揮者を務めているのが上岡敏之なのだ。となれば、新日…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

マーラーの名作シンフォニーで“上岡イズム”がいよいよ全開  2016年9月、新音楽監督に上岡敏之を迎えてシーズンをスタートさせた新日本フィルハーモニー交響楽団。コンサートのプログラミング(選曲・構成)や客演指揮者、ソリストなどに“上岡イズム”を注入して変革を図り、彼が指揮台に立つコンサートはやや斬新にも聞こえる演奏の評…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

ヴィルトゥオーゾでサプライズ!  上岡敏之の新日本フィル音楽監督就任1年目のシーズンが終わろうとしている。1年通して実感するのは、彼の既成概念に囚われないプログラミングやアプローチによって、オーケストラのテイストも徐々に変化してきたこと。それは今後のさらなる進化を期待させてやまない。さて、シーズンを締めくくる7月の定期…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

いよいよ、上岡のブルックナー登場!  新日本フィルの音楽監督に就任した今シーズン、徐々に自身の色を滲ませつつある上岡敏之が、同楽団で初めてブルックナーに挑戦する! これは、2007年ヴッパータール響との第7番における史上最長(?)の遅いテンポの演奏を知る者にとって、興味津々以外の何物でもない。だが5月定期「ジェイド」の…