Tag Archive for 三戸大久

【記者会見】映画監督・河瀨直美がオペラ初演出、プッチーニ《トスカ》まもなく上演

 10月15日の新潟公演を皮切りに、東京、金沢、魚津、沖縄と全国5都市で上演される全国共同制作プロジェクト、プッチーニ:歌劇《トスカ》(新演出)。初日に向け稽古が進む中10月3日、演出の河瀨直美、指揮者の広上淳一と大勝秀也、ソリストらが出席し、記者会見を行った。 (2017.10/3 東京芸術劇場 Photo:J.Ot…

【座談会】オペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》を語る

 「劇作家ボーマルシェの連作にもとづいたロッシーニ《セヴィリアの理髪師》とモーツァルト《フィガロの結婚》を関連づけ、上演機会が極めて少ない原作の戯曲に改めて光を当てつつ、オペラとしての音楽の魅力もあわせて表現したい」・・・  昨春クラシック音楽界の話題をさらったオペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》が今月26、27日、待望…

河瀨直美(演出)

映画監督の視点で描く斬新な《トスカ》の世界  『萌の朱雀』(1997)がカンヌ国際映画祭でカメラドールを受賞し、『殯の森』(2007)で同映画祭の審査員特別大賞グランプリを獲得して、映像作家として国際的な評価を確立した河瀨直美がオペラ演出に初挑戦することになった。  劇作家サルドゥが女優サラ・ベルナールのために書き、プ…

映画監督・河瀨直美がオペラ初演出!〜全国共同制作プロジェクト プッチーニ:歌劇《トスカ》

 10月の新潟公演を皮切りに、全国5都市で上演される全国共同制作プロジェクト プッチーニ:歌劇《トスカ》(新演出)。6月16日東京都内で、演出の河瀨直美、指揮の広上淳一が囲み取材に応じた。 (2017.6/16 東京都内 撮影:青柳 聡)  カンヌ国際映画祭審査員特別大賞グランプリを受賞する等、日本が世界に誇る映画監督…

オペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》

 オペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》と聞いて、何を思い浮かべるだろう?    「そんなオペラあったっけ?」  「いやいや、単純に《セヴィリアの理髪師》と《フィガロの結婚》をまぜこぜにした新しいオペラだろ?」  「それってあたりまえ、というか、そもそも《フィガロの結婚》のフィガロって《セヴィリアの理髪師》に出てくるフィガ…

明日を担う音楽家による特別演奏会

オペラの未来を担う逸材たちが集結!  音楽家の経歴の留学に関する記述に、「文化庁」という文字を目にすることが多いだろう。その多くは同庁が1967年から実施する「新進芸術家海外研修制度」(2001年までは「芸術家在外研修」)によって派遣されたことを示すものだ。音楽だけでなく、あらゆる芸術ジャンルからこれまで3,000人を…

【稽古場レポート】神奈川県民ホール開館40周年記念、オペラ《金閣寺》

 12月5日(土)6日(日)、神奈川県民ホールで上演される、黛敏郎のオペラ《金閣寺》。三島由紀夫の原作をクラウス・H・ヘンネベルクが台本にしたこの作品は、ベルリン・ドイツ・オペラが当時、日本を代表する作曲家であった黛敏郎に委嘱し、同歌劇場で1976年に初演したもの。日本では、91年に岩城宏之指揮、ヴィンフリート・パウェ…

神奈川県民ホール・オペラ・シリーズ2015 オペラ《金閣寺》制作発表会から

 神奈川県民ホール開館40周年記念事業を締めくくる公演に選ばれたのは、黛敏郎作曲のオペラ《金閣寺》(ドイツ語上演)。ベルリン・ドイツ・オペラからの委嘱により1976年に初演。日本では1991年に岩城宏之指揮による初演を含め、これまでに4回しか全曲上演はない。三島由紀夫の原作は、三島文学の傑作のひとつであると同時に、近代…

【WEBぶらあぼ特別インタビュー】沈黙の語り部、峰茂樹(バス)〜新国立劇場《沈黙》

 遠藤周作の原作をもとに松村禎三が作曲したオペラ《沈黙》が新国立劇場で上演中だ(指揮:下野竜也、演出:宮田慶子・新国立劇場演劇芸術監督、30日まで)。  《沈黙》は1993年、日生劇場での初演(サントリー音楽財団委嘱・日生劇場30周年記念事業。95年に同劇場で再演。指揮:若杉弘、演出:鈴木敬介)以来、これまでに4つのプ…