Tag Archive for ヴィオラ

第31回 ワンダフル one アワー 川本嘉子(ヴィオラ) & 上杉春雄(ピアノ) デュオ・リサイタル

ヴィオラとピアノで“歌う”ドイツ・リートの世界  「いま一番聴いてほしい演奏家」の名演を、休憩なしの1時間にぐっと凝縮して楽しむシリーズ『ワンダフル one アワー』。今回は世界的ヴィオラ奏者の川本嘉子と、神経内科医でもあるピアニストの上杉春雄が、シューマンとブラームスの「詩」と「歌」の世界へと聴衆を誘う。  1992…

東京オペラシティ B→C195 大野若菜(ヴィオラ)

ヴィオラ界のホープが楽器のオリジナリティを追求  ベルリン在住のヴィオラ奏者、大野若菜が東京オペラシティのリサイタルシリーズ『B→C』に登場する。1993年生まれの大野は、多くのヴィオラ奏者がそうであるようにまずヴァイオリンを始め、高校に入学する前にヴィオラに転向した。東京芸術大学附属高校の3年生であった2011年に、…

山碕智子(ヴィオラ/ロータス・カルテット)

 シュトゥットガルトを拠点に活動するロータス・カルテット。25年にわたって活動を続ける息の長い弦楽四重奏団だ。その中の3人による弦楽三重奏を聴く希少な機会が、宝塚ベガ・ホールで1日だけ訪れる。ヴィオラの山碕智子に話を聞いた。 「十数年前に2回ほど、3人だけで弾いたことはありました。結構手応えはあって、かなり楽しめたんで…

今井信子(ヴィオラ)

ヴィオラだけのアンサンブルによる音色の妙  シンプルながら、深い世界を想起させるシリーズ・タイトル『今井信子・夢』。これまでも『ヴィオラスペース』をはじめ多くのエキサイティングな企画でヴィオラの可能性を追求してきた今井信子だが、このシリーズもまたチャレンジングなプログラムを続けてきた。シューベルトの「冬の旅」を、俳優・…

至高の室内楽 MOSTLY KOICHIRO vol.3

世代を超えた親密かつ濃密な室内楽  “豪華にして、懐かしくも新しい、本格的な室内楽”─『至高の室内楽 MOSTLY KOICHIRO』をひと言で表せば、こうなるだろうか。1969年に結成した東京クヮルテットの第1ヴァイオリン奏者として活躍後、桐朋学園等で教鞭をとりながら多彩な活動を続けてきた原田幸一郎が、古い仲間や若い…

大島 亮(ヴィオラ)

「作曲家自身が演奏家」をテーマにプログラミング  たのもしい若手ヴィオリストの活躍が近年目立ってきているが、その代表的奏者のひとりが大島亮である。桐朋学園大学と同大学研究科を修了、第7回東京音楽コンクール第1位といった受賞歴を誇り、常に第一線の場で実績を重ねてきた大島。高い技術はもちろんのこと、真摯で熱い表現意欲のなか…

クァルテット・ウィークエンド2017-2018 シューマン・クァルテット

音楽の“風景”を巡る旅への誘い  瑞々しい響きと感性で最前線を疾走し、昨季からニューヨーク・リンカーン・センター室内楽協会のレジデントを務める若手弦楽四重奏団「シューマン・クァルテット」。多様な作品で構成した2回のステージを通じ、「ランドスケープ(風景)を巡る旅」へ聴衆を誘う。  国際的ソリストのエリック・シューマンが…

ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ)

ヴィオラ界の新星による“一夜限り”のリサイタル  ヴィオラに新たな地平をもたらすのは、彼かもしれない。ニルス・メンケマイヤーは、2006年にユーリ・バシュメット国際とドイツ音楽、両コンクールを制し、各国の第一線楽団と共演する俊英ヴィオリスト。注目の来日リサイタルでは、バロックから現代に至る多彩なレパートリーを披露する。…

A・レブランク弦楽四重奏団

カナダの精鋭クァルテットが醸し出す熟成のサウンド  アルトゥール・レブランク(1906〜85)は、20世紀カナダを代表する名ヴァイオリニスト。その巨匠の名を冠し、ヴァイオリンの小林響を核に、同国きっての精鋭集団として、四半世紀以上にわたって国際的な活動を展開するアルトゥール・レブランク弦楽四重奏団(通称:A・レブランク…

〈歌曲の森〉〜詩と音楽 Gedichte und Musik〜 第21篇・第22篇 ナタリー・シュトゥッツマン シューベルトを歌う

新たな試みでシューベルトの心象風景を描く  『歌曲(リート)の森』のシリーズは、トッパンホールの自主企画公演の柱のひとつ。文字どおり、ドイツリートに光を当てた貴重な好企画で、2008年のスタート以来、クリストフ・プレガルディエンやイアン・ボストリッジ、マーク・パドモアら、豪華な顔ぶれが次々と登場して、ドイツリートの奥深…