Tag Archive for ヴィオラ

至高の室内楽 MOSTLY KOICHIRO vol.3

世代を超えた親密かつ濃密な室内楽  “豪華にして、懐かしくも新しい、本格的な室内楽”─『至高の室内楽 MOSTLY KOICHIRO』をひと言で表せば、こうなるだろうか。1969年に結成した東京クヮルテットの第1ヴァイオリン奏者として活躍後、桐朋学園等で教鞭をとりながら多彩な活動を続けてきた原田幸一郎が、古い仲間や若い…

大島 亮(ヴィオラ)

「作曲家自身が演奏家」をテーマにプログラミング  たのもしい若手ヴィオリストの活躍が近年目立ってきているが、その代表的奏者のひとりが大島亮である。桐朋学園大学と同大学研究科を修了、第7回東京音楽コンクール第1位といった受賞歴を誇り、常に第一線の場で実績を重ねてきた大島。高い技術はもちろんのこと、真摯で熱い表現意欲のなか…

クァルテット・ウィークエンド2017-2018 シューマン・クァルテット

音楽の“風景”を巡る旅への誘い  瑞々しい響きと感性で最前線を疾走し、昨季からニューヨーク・リンカーン・センター室内楽協会のレジデントを務める若手弦楽四重奏団「シューマン・クァルテット」。多様な作品で構成した2回のステージを通じ、「ランドスケープ(風景)を巡る旅」へ聴衆を誘う。  国際的ソリストのエリック・シューマンが…

ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ)

ヴィオラ界の新星による“一夜限り”のリサイタル  ヴィオラに新たな地平をもたらすのは、彼かもしれない。ニルス・メンケマイヤーは、2006年にユーリ・バシュメット国際とドイツ音楽、両コンクールを制し、各国の第一線楽団と共演する俊英ヴィオリスト。注目の来日リサイタルでは、バロックから現代に至る多彩なレパートリーを披露する。…

A・レブランク弦楽四重奏団

カナダの精鋭クァルテットが醸し出す熟成のサウンド  アルトゥール・レブランク(1906〜85)は、20世紀カナダを代表する名ヴァイオリニスト。その巨匠の名を冠し、ヴァイオリンの小林響を核に、同国きっての精鋭集団として、四半世紀以上にわたって国際的な活動を展開するアルトゥール・レブランク弦楽四重奏団(通称:A・レブランク…

〈歌曲の森〉〜詩と音楽 Gedichte und Musik〜 第21篇・第22篇 ナタリー・シュトゥッツマン シューベルトを歌う

新たな試みでシューベルトの心象風景を描く  『歌曲(リート)の森』のシリーズは、トッパンホールの自主企画公演の柱のひとつ。文字どおり、ドイツリートに光を当てた貴重な好企画で、2008年のスタート以来、クリストフ・プレガルディエンやイアン・ボストリッジ、マーク・パドモアら、豪華な顔ぶれが次々と登場して、ドイツリートの奥深…

音楽堂 ヴィルトゥオーゾ・シリーズ 19 ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト)

室内楽伴奏で味わうシューベルトの歌曲  世界的なコントラルトとして名高いだけでなく、近年は指揮での活躍も目覚ましいナタリー・シュトゥッツマンだが、5月に神奈川県立音楽堂が企画するヴィルトゥオーゾ・シリーズでは、その歌声で再登場する。  2014年の同シリーズ第12回ではフランス歌曲のエスプリを味わわせてくれたが、今回は…

タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ) 〜無伴奏の夕べ〜

最高峰の名奏で味わう無伴奏の真髄  “ヴィオラの女王”が帰ってくる! そう形容するに相応しいのが、王子ホールの「タベア・ツィンマーマン〜無伴奏の夕べ〜」だ。ドイツ生まれのタベアは、10代で頭角を現して以来、長年ソリストとして活動。ベルリン・フィル等の一流楽団と共演し、近年はケラスらと結成したアルカント・カルテットでも活…

第3回 レゾナンス〈鎌倉のひびき〉コンサートシリーズ2017

古都で楽しむ名手たちのアンサンブル  春の古都・鎌倉で音楽を。この街の財産ともいえる寺社などを会場としたコンサートシリーズが行われているのをご存知だろうか。「レゾナンス〈鎌倉のひびき〉」と題されたこの小さな音楽祭は、マーラー・チェンバー・オーケストラの首席オーボエ奏者として活躍する吉井瑞穂を中心に、市内出身の有志たちが…

金子 平(クラリネット)

触発し合いながら生まれる五重奏の妙味  金子平は、リューベック国立音大でザビーネ・マイヤーに学び、当地の楽団を経て2013年から読売日本交響楽団の首席奏者を務める、クラリネット界屈指の名手。彼は3月、紀尾井ホールの新シリーズ「Quartet Plus」で、実力派の誉れ高いウェールズ弦楽四重奏団[﨑谷直人、三原久遠(共に…