Tag Archive for ヴァイオリン

第473回 日経ミューズサロン ライナー・キュッヒル ヴァイオリン・リサイタル

隠れた名曲を美しい音色で紡ぐ  “レジェンド”が紡ぐ妙なるサウンドで、音楽史の1ページをひともく——。一昨年まで45年の長きにわたり名門ウィーン・フィルのコンサートマスターを務めたライナー・キュッヒルが、日経ミューズサロンへ登場。日本では演奏機会に恵まれない“隠れた名曲”を選りすぐって紹介する。  21歳の若さでウィー…

府中の森クラシックコレクション 神尾真由子(ヴァイオリン) × 佐藤卓史(ピアノ) デュオリサイタル

旬の2人が放つ煌めきのデュオ  2つの卓越した才能がステージで出逢い、新たな響きの扉を開く――。  2007年にチャイコフスキー国際コンクールを制したヴァイオリンの神尾真由子。そして、同年にシューベルト国際、11年にはカントゥ国際の両コンクールで優勝を果たしたピアノの佐藤卓史。共に次代を担う若き名手として、国内外の檜舞…

アテフ・ハリム ヴァイオリンリサイタル

 「音楽こそ、すべての人が分かりあえる唯一の言葉。そして、平和につながる確かな希望」。往年の巨匠たちの系譜を受け継ぐ名ヴァイオリニスト、アテフ・ハリムは言う。そんな彼が、心を込めて名旋律を紡ぐリサイタル。ほとばしる熱い思いが、聴く者の心へと饒舌に語りかけてくる。  カイロ出身。5歳でヴァイオリンを始め、13歳で単身パリ…

チョン・キョンファ(ヴァイオリン) 70th Anniversary リサイタル

ヴァイオリン・ソナタに聴く進化と深化  チョン・キョンファがケガから復帰し、久しぶりに来日したのは2013年6月のことだった。この15年ぶりのリサイタルは絶賛され、以後定期的に来日公演を行っている。今回のデュオのパートナーは長年コンビを組んでいるケヴィン・ケナー。15年4月以来の再演で、魅力的なプログラムが組まれている…

佐藤久成(ヴァイオリン)

亡き支援者に捧げる入魂の演奏会  欧州で研鑽を積み、2002年カザルスホールでの日本デビュー・リサイタル以来、世に埋もれた知られざる名曲に光を当てるような独自の視点と、情緒纏綿たる演奏で注目を集めてきた鬼才ヴァイオリニスト、佐藤久成。20世紀の後半、歯に衣着せぬ辛口さと個性的な文章で日本のクラシック・シーンに多大な影響…

正戸里佳(ヴァイオリン)

パリの香りをライヴとCDでお届けします  桐朋学園女子高等学校音楽科を首席卒業後、同大学ソリスト・ディプロマ特待生を経てフランスで研鑽を積んできた正戸里佳。17歳でパガニーニ国際ヴァイオリンコンクールにて第3位、27歳のときにはドミニク・ぺカット国際ヴァイオリンコンクールで審査員満場一致の第1位および聴衆賞受賞など、国…

植村理葉(ヴァイオリン)

フランスの雰囲気と“2人”のシューマンを感じるプログラム  本場ドイツで認められた、清冽な音色を体感したい。ベルリンと東京に拠点を置き、国際的に活躍している実力派ヴァイオリニストの植村理葉が、知的な雰囲気を湛えたプログラムによるリサイタルを開く。ミケランジェロ・アバド国際での優勝をはじめ、数々の主要コンクールで上位入賞…

アレクサンドラ・スム(ヴァイオリン)

社会貢献活動にも積極的な才媛による5年ぶりのリサイタル  パリを拠点に国際的に活躍しているヴァイオリニストのアレクサンドラ・スムが、久々に日本でリサイタルをひらく。祖父も父もヴァイオリニストというモスクワの音楽一家の生まれ。アレクサンドラが2歳のとき、父が所属していたユーリ・バシュメットの室内オーケストラが南フランスに…

鈴木理恵子(ヴァイオリン)& 若林 顕(ピアノ)

オーケストラの多様な色彩をデュオで表現したい  ヴァイオリンの鈴木理恵子とピアノの若林顕が、この3月、意欲的な演目によるデュオ・リサイタルを行う。鈴木は、2008年からビヨンド・ザ・ボーダー音楽祭を主宰し、横浜の戸塚でも室内楽シリーズを展開。日本を代表する名手・若林も出演している。ただ両者の室内楽はあくまで「デュオがベ…

滝 千春(ヴァイオリン)

デビュー10周年を彩るプロコフィエフの響き  ピアノのリサイタルでオール・プロコフィエフ・プログラムというのはあるだろうが、ヴァイオリンのリサイタルでは前代未聞かもしれない。それに挑むのは、デビュー10周年を迎え、現在はベルリンを拠点に活躍している滝千春だ。 「もともとプロコフィエフが大好きでした。演奏しても、他の作曲…