Tag Archive for ヴァイオリン

川田知子(ヴァイオリン)

自然な流れをもつバッハを目指して  長年ソリストとして活躍し、近年は東京フィルのゲスト・コンサートマスターも務める実力派ヴァイオリニスト、川田知子が、J.S.バッハの「無伴奏ソナタ&パルティータ」全曲録音の第1弾をリリースする。彼女は今年デビュー25周年。その記念盤かと思いきや、むしろ自然な流れで実現したという。 「2…

日下紗矢子 ヴァイオリンの地平 3 ドイツ・ロマン派 日下紗矢子(ヴァイオリン) × ミヒャエル・ゲース(ピアノ)

潤い豊かなロマン主義の息吹を伝える  ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団と読売日本交響楽団でコンサートマスターを務め、ソロと室内楽でも活躍を続ける日下紗矢子。トッパンホールでは〈日下紗矢子 ヴァイオリンの地平〉と題したシリーズを開いてきた。  今回、その第3回として掲げられたテーマは「ドイツ・ロマン派」。メンデルスゾ…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

ヴィルトゥオーゾでサプライズ!  上岡敏之の新日本フィル音楽監督就任1年目のシーズンが終わろうとしている。1年通して実感するのは、彼の既成概念に囚われないプログラミングやアプローチによって、オーケストラのテイストも徐々に変化してきたこと。それは今後のさらなる進化を期待させてやまない。さて、シーズンを締めくくる7月の定期…

至高の室内楽 MOSTLY KOICHIRO vol.3

世代を超えた親密かつ濃密な室内楽  “豪華にして、懐かしくも新しい、本格的な室内楽”─『至高の室内楽 MOSTLY KOICHIRO』をひと言で表せば、こうなるだろうか。1969年に結成した東京クヮルテットの第1ヴァイオリン奏者として活躍後、桐朋学園等で教鞭をとりながら多彩な活動を続けてきた原田幸一郎が、古い仲間や若い…

千住真理子(ヴァイオリン)

いつまでもブラームスの世界に浸っていたいと思うのです  2015年にデビュー40周年を迎え、益々活躍めざましい人気ヴァイオリニスト、千住真理子。「今はブラームスがたまらなく弾きたくなる時」という彼女が最新アルバム『ドラマティック・ブラームス』と同名のコンサートを7月に開く。ピアノはアルバムと同じ丸山滋が務める。 「10…

第28回 パシフィック・ミュージック・フェスティバル

世界中から集まった若手演奏家と名手が生み出す感動  世界的指揮者であるワレリー・ゲルギエフ(芸術監督)、準・メルクルなどがタクトをとる2017年のPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)。今年も7月〜8月にかけ、札幌を中心に様々なコンサートやマスタークラスなどが開催される。  音楽祭の主役ともいえるPMFオ…

佐藤俊介(ヴァイオリン)

オリジナル楽器で蘇るブラームスの新鮮な世界  古楽とモダン、両方のフィールドで国際的に活躍する俊英ヴァイオリニスト、佐藤俊介。そんな彼が、妻であり鍵盤楽器の若き名手でもあるスーアン・チャイ、バロック・チェロの先駆者で指揮者としても活躍する鈴木秀美と共演し、オリジナル楽器でブラームスの室内楽に対峙する。オリジナル楽器によ…

ユーリ・シモノフ(指揮) モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 共演:上原彩子(ピアノ) 大谷康子(ヴァイオリン)

ロシアの名曲を豪華ソリストたちとの共演で  ロシアを代表するオーケストラの一つであるモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団が首席指揮者ユーリ・シモノフとともに来日する。モスクワ・フィルは、1951年に創設され、60年にキリル・コンドラシンが首席指揮者に就任し、大きな飛躍を遂げた。コンドラシン&モスクワ・フィルは、61年にシ…

チャン・ユジン(ヴァイオリン)

大切なのは作曲家の意図を探り、しっかりと伝えることです  2001年から3年ごとに開催され、アジアを代表する国際コンクールへと成長している仙台国際音楽コンクール。昨年のヴァイオリン部門の覇者チャン・ユジン(韓国)が、6月に東京と仙台で優勝記念リサイタルを開く。  第6回コンクールファイナルの審査では、ストラヴィンスキー…

印田千裕(ヴァイオリン)& 印田陽介(チェロ)

姉弟ならではの息の合ったデュオ  ヴァイオリンとチェロ。同じ弦楽器ながら、デュオの形では、耳にする機会は少ない。そんな2つの楽器による響きの美しさを、姉弟ならではの息の合った演奏で教えてくれるのが、印田千裕&陽介によるデュオ。今回のリサイタルは、多層的なプログラムを通じて、その魅力を掘り下げてゆく。  東京芸術大学から…