Tag Archive for ヴァイオリン

【CD】Ein Konzert/青木尚佳

 2014年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール第2位などの受賞歴を誇り、20代にして幅広く活躍中の若きヴァイオリンの名手、青木尚佳。R.シュトラウスのソナタを軸とし、その前後にウィーンの粋を聴かせる有名曲を並べたコンサートのライヴ録音で、魅力的かつ成熟した演奏を披露。ソナタの雄大な構えと繊細な歌心、小品それぞれの…

【CD】J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)/小林美恵

 1990年にロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門で、日本人として初の覇者となった小林美恵。わが国を代表する名手として活躍を続ける小林による、バッハの無伴奏録音は、スケールの大きな音楽創りが印象的だ。楽器を存分に鳴らし切り、暗示に終始しがちな和声も、可能な限り現出。「ソナタ第1番」のアダージョや「パルティータ…

佐藤俊介(ヴァイオリン)

お客様には“ヴァイオリンであるということ”さえも意識されたくないと思っています  J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」を全曲演奏するというだけで、スペシャルな印象を受け、客席でやや身構えてしまうという方もいらっしゃるだろう。そう思わせるだけの存在感がある音楽であり、私たちは作曲者および演奏…

第473回 日経ミューズサロン ライナー・キュッヒル ヴァイオリン・リサイタル

隠れた名曲を美しい音色で紡ぐ  “レジェンド”が紡ぐ妙なるサウンドで、音楽史の1ページをひともく——。一昨年まで45年の長きにわたり名門ウィーン・フィルのコンサートマスターを務めたライナー・キュッヒルが、日経ミューズサロンへ登場。日本では演奏機会に恵まれない“隠れた名曲”を選りすぐって紹介する。  21歳の若さでウィー…

府中の森クラシックコレクション 神尾真由子(ヴァイオリン) × 佐藤卓史(ピアノ) デュオリサイタル

旬の2人が放つ煌めきのデュオ  2つの卓越した才能がステージで出逢い、新たな響きの扉を開く――。  2007年にチャイコフスキー国際コンクールを制したヴァイオリンの神尾真由子。そして、同年にシューベルト国際、11年にはカントゥ国際の両コンクールで優勝を果たしたピアノの佐藤卓史。共に次代を担う若き名手として、国内外の檜舞…

アテフ・ハリム ヴァイオリンリサイタル

 「音楽こそ、すべての人が分かりあえる唯一の言葉。そして、平和につながる確かな希望」。往年の巨匠たちの系譜を受け継ぐ名ヴァイオリニスト、アテフ・ハリムは言う。そんな彼が、心を込めて名旋律を紡ぐリサイタル。ほとばしる熱い思いが、聴く者の心へと饒舌に語りかけてくる。  カイロ出身。5歳でヴァイオリンを始め、13歳で単身パリ…

チョン・キョンファ(ヴァイオリン) 70th Anniversary リサイタル

ヴァイオリン・ソナタに聴く進化と深化  チョン・キョンファがケガから復帰し、久しぶりに来日したのは2013年6月のことだった。この15年ぶりのリサイタルは絶賛され、以後定期的に来日公演を行っている。今回のデュオのパートナーは長年コンビを組んでいるケヴィン・ケナー。15年4月以来の再演で、魅力的なプログラムが組まれている…

佐藤久成(ヴァイオリン)

亡き支援者に捧げる入魂の演奏会  欧州で研鑽を積み、2002年カザルスホールでの日本デビュー・リサイタル以来、世に埋もれた知られざる名曲に光を当てるような独自の視点と、情緒纏綿たる演奏で注目を集めてきた鬼才ヴァイオリニスト、佐藤久成。20世紀の後半、歯に衣着せぬ辛口さと個性的な文章で日本のクラシック・シーンに多大な影響…

正戸里佳(ヴァイオリン)

パリの香りをライヴとCDでお届けします  桐朋学園女子高等学校音楽科を首席卒業後、同大学ソリスト・ディプロマ特待生を経てフランスで研鑽を積んできた正戸里佳。17歳でパガニーニ国際ヴァイオリンコンクールにて第3位、27歳のときにはドミニク・ぺカット国際ヴァイオリンコンクールで審査員満場一致の第1位および聴衆賞受賞など、国…

植村理葉(ヴァイオリン)

フランスの雰囲気と“2人”のシューマンを感じるプログラム  本場ドイツで認められた、清冽な音色を体感したい。ベルリンと東京に拠点を置き、国際的に活躍している実力派ヴァイオリニストの植村理葉が、知的な雰囲気を湛えたプログラムによるリサイタルを開く。ミケランジェロ・アバド国際での優勝をはじめ、数々の主要コンクールで上位入賞…