Tag Archive for ペレアスとメリザンド

マルク・ミンコフスキOEK芸術監督就任記念 オーケストラ・アンサンブル金沢 《ペレアスとメリザンド》(セミ・ステージ形式)

ドビュッシーイヤーを盛り上げる話題のオペラ公演  《ペレアスとメリザンド》は、オペラには珍しく、「分かり合えない辛さ」を描いた傑作である。劇中では、王子ゴローが妻メリザンドと心を通わせた異父弟ペレアスを刺殺するが、血にまみれたその瞬間すらも、ドビュッシーの寂寥感漂う響きで包まれてしまい、メリザンドの死の幕切れでは、10…

京都でドビュッシー没後100年を記念する特別企画

 ドビュッシーの没後100年、京都・パリ友情盟約締結60周年/日仏友好160周年の年でもある今年、京都コンサートホールでは、ドビュッシーにまつわる3つのコンサートシリーズが特別企画されている。  1958年6月15日、初めての姉妹都市として,パリ市と友情盟約を締結した京都市は、歴史都市,文化芸術都市,国際観光都市など,…

マリインスキー・バレエ日本公演レポートvol.8〜『ジュエルズ』ゲネプロ

 関西公演を終え、文京シビックホール15周年記念公演として26日の一夜限り上演される『ジュエルズ』を皮切りに東京での10公演が始まる。公演を目前に25日夜、ゲネプロ(最終総稽古)が行われた。 (2015.11.25文京シビックホール 取材・文:小田島久恵 写真:M.Terashi/TokyoMDE )  バランシンが3…

シャルル・デュトワ(指揮) NHK交響楽団 《ペレアスとメリザンド》演奏会形式

実力派ソリストたちがデュトワの元に集結  歌劇《ペレアスとメリザンド》には独自の「2大特徴」がある。一つはテーマが「寂しさ」であること。オペラと言えば刺したり呪ったりのイメージがある中で、この傑作を支配するのは、家族にすら理解されない「心の寂寥感」なのだ。  悲劇は、アルモンド王国に迷い込んだ謎の女メリザンドが、夫で王…