Tag Archive for フィガロの結婚

【座談会】オペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》を語る

 「劇作家ボーマルシェの連作にもとづいたロッシーニ《セヴィリアの理髪師》とモーツァルト《フィガロの結婚》を関連づけ、上演機会が極めて少ない原作の戯曲に改めて光を当てつつ、オペラとしての音楽の魅力もあわせて表現したい」・・・  昨春クラシック音楽界の話題をさらったオペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》が今月26、27日、待望…

オペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》

 オペラ《セヴィリアの理髪師の結婚》と聞いて、何を思い浮かべるだろう?    「そんなオペラあったっけ?」  「いやいや、単純に《セヴィリアの理髪師》と《フィガロの結婚》をまぜこぜにした新しいオペラだろ?」  「それってあたりまえ、というか、そもそも《フィガロの結婚》のフィガロって《セヴィリアの理髪師》に出てくるフィガ…

ウィーン国立歌劇場2016年 開幕記者会見

 翌日の開幕を控えた10月24日、ウィーン国立歌劇場日本公演の記者会見が行われました。 (2016.10.24 東京文化会館大ホール 取材・文:吉羽尋子 Photo:J.Otsuka/TokyoMDE)  出席者はウィーン国立歌劇場総裁のドミニク・マイヤーはじめ、開幕演目《ナクソス島のアリアドネ》の指揮者マレク・ヤノフ…

ウィーン国立歌劇場

“本場”ならではのR.シュトラウスの官能的な響きに浸る  ウィーンのリング通りのど真ん中に、堂々と威容を誇るウィーン国立歌劇場。まさに、世界に冠たる“オペラの殿堂”だけに、公演のクオリティは保証ずみだ。その伝統の歌劇場が450名の大集団で引っ越し公演を行う。  3つの演目はいずれも、ウィーンで評判になった舞台ばかりだが…

ロームシアター京都で企画展『オペラの扉』を開催

 ローム ミュージック ファンデーションが、今年1月に京都・岡崎地域にオープンしたロームシアター京都のパークプラザ「ミュージックサロン」で9月27日から11月30日まで企画展『オペラの扉』を開催する。入場無料。  ミュージックサロンは、ローム ミュージック ファンデーションと京都市音楽芸術文化振興財団が共同運営する常設…

『京都岡崎音楽祭 OKAZAKI LOOPS』から『京都の秋 音楽祭』へ

 秋の紅葉シーズンを目前に、この9月、京都のクラシック音楽界が賑わっている。  今年リニューアルオープンしたロームシアター京都を有する京都・岡崎エリアは、多くの文化交流施設が集積した京都の近代化のシンボル的な地域。その岡崎エリアで去る9月2日〜4日、クロスジャンルな音楽フェスティバル『京都岡崎音楽祭 OKAZAKI L…

黒田 博(バリトン)

モーツァルトのオペラは自分を取り戻せる場所ですね  ワーグナーの《マイスタージンガー》の凛々しいハンス・ザックスから、ヴェルディの《オテロ》の“色悪”ヤーゴまで、濃色の美声と際立つ容姿で様々な男性像を光らせてきたバリトン、黒田博。東京二期会を牽引する大物スターながら、舞台姿も素顔もひときわ若々しい彼が、来る7月、モーツ…

ウィーン国立歌劇場

ドイツの王道プログラムを携えて4年ぶりの来日  ドイツのオペラ史に燦然と輝く3人の作曲家、モーツァルト、ワーグナー、そしてR.シュトラウス。ウィーン国立歌劇場が4年ぶりにその代表作を携えて日本公演を行うとなれば、その威信を賭けて指揮者・歌手ともに最高のメンバーを揃えてくるのは、例年と同様である。ここでは主に指揮者と出演…

リッカルド・ムーティが綿密につくりあげる《フィガロの結婚》

〜ウィーン国立歌劇場日本公演記者会見より(3)  3作目の紹介となった《フィガロの結婚》について、ドミニク・マイヤー総裁はまず、リッカルド・ムーティを指揮に迎えての日本公演が、2008年以来再び実現する機会を喜び、そして、《フィガロの結婚》は前回2012年にも上演した作品ではあるが、ムーティの強い希望により決定した演目…

ヤノフスキが会見〜ウィーン国立歌劇場日本公演2016

オペラをもう一度振りたいという気持ちが高まったのです  今秋、4年ぶりの来日公演を行うウィーン国立歌劇場の記者会見が行われた。ドミニク・マイヤー総裁と《ナクソス島のアリアドネ》の指揮を執るマレク・ヤノフスキが出席した。マエストロ、ヤノフスキは、4月の「東京・春・音楽祭」の《ジークフリート》公演のための来日中ということで…