Tag Archive for ピエタリ・インキネン

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 ワーグナー:《ラインの黄金》(演奏会形式)

若きシェフが響かせる新世代のワーグナー  日本フィルと首席指揮者ピエタリ・インキネンが好調だ。筆者は1月のブルックナーの交響曲第8番を聴いたが、ほんのりと上気したあでやかな演奏で、勢いのある演奏が持ち味の日本フィルから一味違ったカラーを引き出していた。現ポスト就任は昨年9月だが、すでに2009年から首席客演の任にあり、…

日本フィルが2017-18シーズンラインナップを発表

 日本フィルハーモニー交響楽団が2017/18シーズンの東京・横浜各定期公演ラインナップを発表した。  東京定期演奏会は、山田和樹指揮の石井眞木やドビュッシー(9/8,9/9)で幕開け。首席指揮者2シーズン目のピエタリ・インキネンは、ブルックナー交響曲第5番(11/17,11/18)、ワーグナー・プロ(18.4/27,…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 2017 ブラームス・ツィクルス

新時代のマエストロが挑むブラームス  この4月から5月にかけて、日本フィルは首席指揮者インキネンと共に、ブラームスの交響曲のツィクルスを行う。4月14、15日の東京定期で、まず交響曲第3番と第4番を演奏。その後、4月22日の横浜定期で、「悲劇的序曲」と交響曲第2番、そしてニールセンのフルート協奏曲(独奏は首席フルートの…

ペトル・アルトリヒテル(指揮) プラハ交響楽団

 オーケストラのメンバーの国際化が進み、サウンドのグローバル化が著しいとされる昨今、楽団の国籍による固有の響きなどというものは幻想になりつつあるのかもしれない。しかし、作品によってはローカルなサウンドや味わいがその本質に直結するというケースもあるのではないだろうか。  チェコから来日するペトル・アルトリヒテル指揮プラハ…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

気鋭のマエストロが切り開く新たなブルックナーの世界  日本フィルハーモニー交響楽団の新たな首席指揮者として注目を浴びるピエタリ・インキネンが、1月の東京定期演奏会でブルックナーの大曲、交響曲第8番に挑む。インキネンの首席指揮者就任後、初となる記念すべき東京定期が本公演。すでに多数の共演を重ねる同コンビなので、これが初の…

日本フィル創立60周年記念 ピエタリ・インキネン首席指揮者就任披露演奏会

ドイツの深き森で、注目の新体制が始まる  これほどスムーズで意味あるシェフの交代は滅多にない。創立60周年を迎えた日本フィルが、今秋から、欧米著名楽団での活躍も顕著なピエタリ・インキネンを首席指揮者に迎える。といっても彼は、2009年から同楽団の首席客演指揮者を務め、シベリウスやマーラーなど幾多の名演を残してきた。しか…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

新世代のマエストロが引き出す劇的な鎮魂の響き  今年創立60周年を迎える日本フィルは、この9月に現首席客演指揮者であるピエタリ・インキネンを新たに首席指揮者に迎える。すでにたびたびの共演によって成果を残してきたインキネンと日本フィルのコンビが、一段と密接な関係を築いて、さらなる躍進への第一歩を踏み出すことになる。  そ…

日本フィル正指揮者・山田和樹の契約が2022年まで延長

 今年創立60周年を迎える日本フィルハーモニー交響楽団が記者会見をひらいた。平井俊邦理事長が登壇し、指揮者体制、60周年記念事業、楽団経営、などについて語った。  (2016.3.4サントリーホール 取材・文:山田治生 撮影:山口敦 写真提供:日本フィルハーモニー交響楽団)  指揮者体制では、正指揮者・山田和樹の202…

成田達輝(ヴァイオリン)

初コラボ&運命の楽器がもたらす、耳新たな名協奏曲  2010年ロン・ティボー、12年エリザベート国際コンクールで第2位を受賞して脚光を浴びた俊英ヴァイオリニスト・成田達輝。彼は今年から来年にかけても、リサイタルや協奏曲、チョン・ミョンフンらとの室内楽など、充実した活動を展開するが、その中でも特筆されるのが、来年1月のイ…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

若き感性が生み出す清新なマーラー  耳を洗うような「大地の歌」への期待に胸が高鳴る。これまで交響曲第1・3・5・6・7番が披露されたインキネン&日本フィルの『マーラー撰集』。来る11月は、交響曲と歌曲の醍醐味を兼ね備えたこの曲が登場する。  当シリーズは、シベリウスのレア作品との組み合わせも妙味。今回は「歴史的情景 第…