Tag Archive for チェンバロ

渡邊順生(チェンバロ)

旧知の仲の名匠2人がバッハで共演  現代日本を代表するチェンバロ奏者・渡邊順生が11月、バルトルド・クイケンとともに、J.S.バッハのフルート作品全曲演奏会を開く。クイケン兄弟との交流は、1970年代にアムステルダムのグスタフ・レオンハルトのもとで学んでいた頃からだそう。 「だからもう40年以上。私のオランダ留学と同じ…

銀座ぶらっとコンサート #126 西山まりえの歴女楽 Vol.5 アルバ公爵夫人〜スペイン情熱の恋物語

ゴヤのパトロンだった“美魔女”にフォーカス  官能的な肢体と、謎めいた視線。スペイン最大の画家、フランシスコ・デ・ゴヤの作品に登場する黒髪の美女、アルバ公爵夫人カイエターナ。楽壇きっての“歴女”と称される西山まりえが、歴史に名を残すヒーローやヒロインの人物像を、チェンバロやヒストリカル・ハープで綴ってゆくシリーズの第5…

鈴木優人(調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー)

国内外に強くアピールする音楽祭を目指して  今年で5年目を迎える調布音楽祭は「調布国際音楽祭」と“国際”を加えた名称に変更した。しかし、同音楽祭は当初より、世界的に評価の高いバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を中核とし、海外からのアーティストを数多く迎えている。  「僕としては初めから“国際”を意識していましたし、…

紀尾井午後の音楽会 花鳥風月 其の弐

邦楽と洋楽を一度に楽しむ贅沢  本誌の読者なら、東京・四谷の紀尾井ホールはよくご存知だろう。何度もコンサートに出かけている人も多いはず。でも、同じ建物の5階にある小ホールを訪れたことがある人となると、ぐっと少なくなるのでは。客席数250席の紀尾井小ホールは、貴重な邦楽専用ホール。東京の邦楽コンサートの中心地のひとつとな…

曽根麻矢子 プロデュース チェンバロの庭 vol.1〈パリの庭〉

バロック時代の貴族になった気分でどうぞ  チェンバロ(フランス語ではクラヴサン)のための音楽の最盛期と言えば、やはりフランソワ・クープラン(1668〜1733)が活躍した17世紀後半から18世紀前半にかけてだろう。バロック音楽の巨匠ヨハン・セバスティアン・バッハもほぼ同じ時代の作曲家であり、この時期はヨーロッパの各地で…

チェンバロの魅力Ⅴ Peínture〜描く

ロココの絵画と音楽のつながりを紐解く  ソリストやアンサンブルのリーダー、通奏低音奏者として活躍する一方、メディアを通じての啓蒙活動にも力を注ぐ大塚直哉の演奏とトークにより、楽器自体から楽曲の背景まで、その秘密を掘り下げるシリーズ『チェンバロの魅力』。「描く」をテーマとする第5弾は、近世フランス美術と装飾芸術の気鋭の研…

鈴木優人(チェンバロ)×TAKAHIRO(ダンス)×菊地賢一(パティシエ)

耳でも、目でも、舌でも楽しめる、新感覚エンターテインメント! ジャンルを横断したコラボレーションが刺激的な、Hakuju Hallの『アート×アート×アート』。第4回はクラシック音楽とヒップホップ・ダンス、そしてスイーツが舞台上でダイレクトに交わり合う、正真正銘の異種格闘技型(?)エンターテインメント。登場するのは、鍵…

ローラン・テシュネ(チェンバロ/アンサンブル室町芸術監督)

東西のアートを融合して捧げるサティへのオマージュ  西洋の古楽器と日本の伝統楽器で現代音楽を演奏するユニークな集団「アンサンブル室町」がクリスマスの日に、生誕150年のサティに焦点を当てたコンサートを開く。芸術監督を務めるフランス人チェンバロ奏者ローラン・テシュネに聞いた。 「サティはあらゆる芸術のジャンルを飛び越えた…

辰巳美納子(チェンバロ)

ドイツ・バロック鍵盤音楽の潮流を辿る一夜  気鋭のチェンバリストが、ドイツ・バロックの真髄へと迫る。辰巳美納子は本場オランダに学び、ソリストや主要アンサンブルの通奏低音奏者として活躍する名手。今回のリサイタルでは、2台の楽器を弾き分けて、音楽芸術そのものの根幹のひとつを成す、音律の宇宙を自在に往き来し、その神秘も詳らか…

豊嶋泰嗣(ヴァイオリン)

デビュー30周年で挑む“バロック・デュオ”  11月にHakuju Hallで豊嶋泰嗣と中野振一郎のデュオ・リサイタルが開催される。豊嶋は新日本フィルなどでコンサートマスターとして活躍するヴァイオリンの名手、中野は日本を代表する古楽器奏者でチェンバリスト。ちょっと意外な組み合わせだが、実はこの二人、桐朋学園大学時代の同…