Tag Archive for チェロ

新倉 瞳(チェロ)× 尾上松也(歌舞伎俳優)

異分野の若き才能が綴る『セロ弾きのゴーシュ』  新倉瞳と尾上松也の出会いは、2016年に開催された「クラシック・ロックアワード」の司会での共演。片や日本のクラシック・シーンを担う若き人気チェリスト、片や歌舞伎界の若手花形俳優として押しも押されもせぬスターのひとりと、それぞれフィールドこそ違うが、どちらも枠にとらわれない…

辻本 玲(チェロ)

満を持してシューマンのチェロ協奏曲に取り組む  名曲なのに、あまり演奏機会に恵まれない作品がある。シューマンの「チェロ協奏曲」もそのひとつかもしれない。そのシューマンの協奏曲に取り組むのが、俊英・辻本玲とリオール・シャンバダール指揮のベルリン交響楽団である。現在、ソロ活動の他に、日本フィルのソロ・チェロ奏者としても活躍…

マット・ハイモヴィッツ(チェロ) & 児玉麻里(ピアノ)

円熟の域に達した名手の至芸を体験  1970年イスラエル生まれ、80年代にはドイツ・グラモフォンに録音を行うなど、チェロの天才少年として登場したマット・ハイモヴィッツ。そのデビューアルバムから約30年、常に世界の最先端を走り続けてきて、いまや経験豊かなベテランとして円熟期に入るハイモヴィッツが、パリを拠点にやはり世界の…

宮田 大(チェロ)

チェロと吹奏楽が生み出すエキサイティングな世界  世代を代表するトップ・チェリストの宮田大が2年ぶりに東京佼成ウインドオーケストラの定期に登場。フリードリヒ・グルダ(1930〜2000)のチェロと吹奏楽のための協奏曲というエキサイティングなプログラムで共演する。  20世紀を代表するピアニストで、作曲家、ジャズ・ピアニ…

Music Program TOKYO プラチナ・シリーズ3 アントニオ・メネセス(チェロ)

名匠と愉しむ世界の“名作の旅”  「“楽器同士の対話”ですね」。アンサンブルに最も大切なことを尋ねると、名チェリストのアントニオ・メネセスは答えた。「ある作品が、ひとつの楽器のために書かれたように聴こえるよう、常に心掛けています」。  ソリストとして国際的に活躍する一方、「ボザール・トリオ」の一員として、室内楽の歴史に…

印田千裕(ヴァイオリン) & 印田陽介(チェロ)デュオリサイタル 〜ヴァイオリンとチェロの響き Vol.6〜

ロマン派の秘曲や現代の佳品を一晩で  デュオの形では耳にする機会が少ない、ヴァイオリンとチェロの組み合わせ。印田千裕&陽介によるデュオは、姉弟ならではの息の合ったアンサンブルで、2つの楽器による響きの美しさを追求し続けている。6回目を迎えたリサイタル。多彩な作品を通じて、その魅力を掘り下げる。  東京芸大から英国王立音…

ヴァレリー・ポリャンスキー(指揮) ロシア国立交響楽団〈シンフォニック・カペレ〉

ロシア音楽ファン必聴!「三大交響曲」再び  あの興奮が帰ってくる! 2年前の7月、ヴァレリー・ポリャンスキー率いるロシア国立交響楽団が、チャイコフスキー交響曲第4番・第5番・第6番「悲愴」を1公演で完奏するという、前代未聞のプログラムを引っ提げ、全国で公演を行った。演奏の質は大丈夫? という心配もまったくの杞憂に終わり…

ヤン・スンウォン(チェロ)

バッハの偉大なる遺産に身も心も委ねる一日  韓国を代表するチェロ奏者であるヤン・スンウォンが、バッハの無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を開く。この夏に50歳の誕生日を迎えたベテラン。現在はソウルとパリを本拠に活動している。  無伴奏チェロ組曲には、あるパラドックスを感じているという。 「非常に緻密な細かさと平明で率直な表情と…

河村尚子(ピアノ)

 国際的な実力派ピアニスト、河村尚子は、この10月にドイツの俊才チェリスト、マキシミリアン・ホルヌングとデュオ・リサイタルを行う。彼は23歳でバイエルン放送響の第1首席奏者に就任し、2013年以降はソリストとして活躍。ソニーからリリースされたCDでも高い評価を得ている。 「3年前の日本ツアー以来、年10回以上共演してい…

鈴木秀美 J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲 全曲演奏会

 「過去の作品を楽しむなら、それぞれの作品がいつも新鮮に響くように私達は出来る限りの努力をするべきである」。世界的なバロック・チェロの名手で、卓越した指揮者としても活躍、そして楽壇随一の名文家として知られる鈴木秀美。最新エッセイ集『通奏低音弾きの言葉では、』(アルテスパブリッシング刊)の中で、こう述べている。そんな名手…