Tag Archive for チェロ

サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2017

日本の戦前〜戦後の音楽シーンを俯瞰する意欲的な企画  サントリー芸術財団の『サマーフェスティバル』、今夏の目玉は片山杜秀が監修する「ザ・プロデューサー・シリーズ」だ。博覧強記で知られる片山がとりわけこよなく愛してきたのが、日本の現代音楽。学生時代から足で稼いだ経験と知識は、忘れられた作品へとリスナーを導く数々の仕事へと…

傘寿記念 平井丈一朗 チェロ演奏会

縁の曲とともにバースデーを祝う  「芸術家に年齢はない」との一心で、“平和に繋がる音楽の創造”に身を捧げる人生だ。巨匠パブロ・カザルスの後継者として国際的に活躍を続け、今年で80歳の傘寿を迎えた名チェリスト、平井丈一朗。その記念となるステージは、前半でピアノ、後半でオーケストラと共演し、豊かな音色で、思い入れ深い旋律の…

紀尾井 明日への扉17 伊東 裕(チェロ)

若き名手が紡ぐ雄弁で温かな調べ  魅力ある若手演奏家にリサイタルの機会を提供するシリーズ『紀尾井 明日への扉』の第17回に、音楽へのひたむきさと誠実さで「心に響く」と話題のチェリスト、伊東裕が登場する。  伊藤は奈良県出身で、2008年に開かれた、第77回日本音楽コンクールのチェロ部門で第1位となり、徳永賞も受賞した。…

パイプオルガンとオーケストラの饗宴 ティエリー・エスケシュ(オルガン) 井上道義(指揮) オーケストラ・アンサンブル金沢

4ホールで体感するOEKとオルガンの華麗なるサウンド  加賀百万石の城下町・金沢が誇るコンサートホール、石川県立音楽堂の象徴と言える存在が、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)とオルガン。この2つを組み合わせて、古都から21世紀の響きを創造、発信してゆく一大プロジェクト『パイプオルガンとオーケストラの饗宴』が、いよ…

スーパー・リクライニング・コンサート 第127回 中木健二(チェロ) & 永田美穂(ピアノ) デュオ

息の合った美しい好演に期待  リクライニング・シートでゆったり実演を味わえるHakuju Hallの人気シリーズに、7月登場するのは、チェロの中木健二とピアノの永田美穂によるデュオ。中木はパリ国立高等音楽院ほかで学び、2005年ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール優勝をはじめ受賞多数。10年よりフランス国立ボルドー・ア…

至高の室内楽 MOSTLY KOICHIRO vol.3

世代を超えた親密かつ濃密な室内楽  “豪華にして、懐かしくも新しい、本格的な室内楽”─『至高の室内楽 MOSTLY KOICHIRO』をひと言で表せば、こうなるだろうか。1969年に結成した東京クヮルテットの第1ヴァイオリン奏者として活躍後、桐朋学園等で教鞭をとりながら多彩な活動を続けてきた原田幸一郎が、古い仲間や若い…

ジャン・ワン(チェロ) & 小山実稚恵(ピアノ)

日中を代表する奏者のデュオが実現!  10代のころから神童として世界の檜舞台で演奏活動を開始し、以来トップ・チェリストとして第一線で活躍し続けているジャン・ワン。早くから世界的巨匠たちと組んだCDも数多くリリースされ、その実力は広く知られているところ。現在40代後半で、巨匠への道を歩み続ける彼が、この7月、ピアノの小山…

佐藤俊介(ヴァイオリン)

オリジナル楽器で蘇るブラームスの新鮮な世界  古楽とモダン、両方のフィールドで国際的に活躍する俊英ヴァイオリニスト、佐藤俊介。そんな彼が、妻であり鍵盤楽器の若き名手でもあるスーアン・チャイ、バロック・チェロの先駆者で指揮者としても活躍する鈴木秀美と共演し、オリジナル楽器でブラームスの室内楽に対峙する。オリジナル楽器によ…

ナレク・アフナジャリャン(チェロ)

チャイ・コン覇者が挑む無伴奏の刺激的な世界  2011年に22歳で第14回チャイコフスキー・コンクールを制したアルメニアのチェリスト、ナレク・アフナジャリャン。すでに何度も来日して、ずば抜けた超絶技巧と、そのテクニックに裏打ちされたロマンティックな歌ごごろを聴かせている。今回は無伴奏の作品だけを集めたリサイタルを開く。…

印田千裕(ヴァイオリン)& 印田陽介(チェロ)

姉弟ならではの息の合ったデュオ  ヴァイオリンとチェロ。同じ弦楽器ながら、デュオの形では、耳にする機会は少ない。そんな2つの楽器による響きの美しさを、姉弟ならではの息の合った演奏で教えてくれるのが、印田千裕&陽介によるデュオ。今回のリサイタルは、多層的なプログラムを通じて、その魅力を掘り下げてゆく。  東京芸術大学から…