Tag Archive for ソプラノ

森 麻季(ソプラノ)

人の心に寄り添えるような音楽を届けられる歌手でありたい  デビュー20周年を迎えたソプラノの森麻季が2011年以来続けている「愛と平和への祈りをこめて」シリーズ。その第8回が、9月16日に東京オペラシティ コンサートホールで開催される。このシリーズは、彼女が01年にワシントンで米国同時多発テロに遭遇したことに端を発して…

中嶋彰子(ソプラノ)

時代を経ても変わらぬ女と男の想いを歌う  ウィーンを中心に活躍する中嶋彰子は、今もっとも注目される国際的な日本人ソプラノである。近年は、自らプロデュースする企画や演出、脚本などにも力を入れている中嶋が、この夏、ヤマハホールで行うプロデュース公演が「女と男の愛と生涯〜小菅優と共に〜」だ。 「数年前、小菅優さんとデュオ・リ…

モイツァ・エルトマン(ソプラノ)

新時代のディーヴァが贈る魅惑の歌曲  可憐な響きの持ち主ながら、熱いチャレンジ精神も有するソプラノ、モイツァ・エルトマン。ドイツに生まれ、幅広いレパートリーを誇り、最近ではシチェドリンの新作モノ・オペラ《クレオパトラと蛇》で、ネトレプコの代役として歌い、大指揮者ゲルギエフを驚嘆させた名花である。そのエルトマンが7月に再…

第33回 ワンダフル one アワー 森谷真理 ソプラノ・リサイタル

活躍めざましいソプラノが挑むフランス歌曲の世界  2006年末、メトロポリタン歌劇場に《魔笛》の夜の女王役で鮮烈なデビューを果たして以来、同役をはじめとするコロラトゥーラ系の役柄を中心に欧米の名歌劇場を席巻。日本では昨年、レオノーラや元帥夫人、そして蝶々夫人などのドラマティックで重厚な声が求められる役柄を次々と演じて絶…

柴田智子(ソプラノ)

バーンスタインがあって今の私があるのです  アメリカ音楽の魅力を伝える第一人者として、クラシックというジャンルを超えて活躍するソプラノ、柴田智子にとって、ニューヨークでのレナード・バーンスタインとの出会いがキャリアの原点だった。 「当時、ミュージカル『キャンディード』のグネゴンデ役に苦戦していた私に、“まずはオペラ歌唱…

安藤赴美子(ソプラノ)

モーツァルトとオペレッタの名アリアを極上のアンサンブルとともに  「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」はウィーン国立歌劇場やウィーン・フィルのメンバーを中心に特別編成された室内オーケストラ。2000年以降、ほぼ毎年のように世界最高水準の演奏を各地に届けてきた。今年も全国7都市で8公演の開催が決定。このうち4公演…

高橋薫子(ソプラノ)

オペラ・アリアから日本歌曲まで大好きな曲を集めて  朗らかで涼やかな声音が聴く人の心を捉えるソプラノ、高橋薫子。藤原歌劇団のプリマドンナとして活躍する彼女が、このほど待望のニュー・アルバム『わたしの好きな歌』を世に送る。選曲は日本語とフランス語の歌曲が中心だが、その理由とは? 「以前、恩師のマリア・ミネット先生が『貴女…

安田麻佑子(ソプラノ)

きっと新しい夜の女王像にめぐり会えるはず  オペラ歌手にとって最大の勲章は、本場ヨーロッパで認められることだろう。野球選手もサッカー選手も認められたくて本場に繰り出すが、オペラ歌手の場合、むしろスポーツよりも狭き門になっている。それだけに、パリを拠点に活躍する安田麻佑子には価値がある。彼女がよこすか芸術劇場で歌う《魔笛…

鈴木美登里(ソプラノ、ラ・フォンテヴェルデ主宰)

愛の言葉を旋律にのせて ――モンテヴェルディのマドリガーレを歌う  モンテヴェルディ生誕450年だった2017年は、作品の演奏回数が一昨年から倍増したとも言われ、日本のモンテヴェルディ受容史上、特筆すべき年となった。しかしそんな狂騒を横目に、モンテヴェルディのマドリガーレ集全曲演奏という偉業に、じっくり着実に取り組んで…

垣岡敦子(ソプラノ)

聖母への祈りからオペラまで、様々な“愛”のかたちを歌う  イタリアで研鑽を積んだ叙情的で厚みのある声を持つ王道ソプラノとして名高い、垣岡敦子が贈る人気シリーズが11月の王子ホールに登場。「オペラにおける“愛”とは憎しみや欲望と表裏一体となって究極のドラマを生む原動力」と語る彼女だが、決して重苦しい雰囲気はなく、今年もヘ…