Tag Archive for ソプラノ

モイツァ・エルトマン(ソプラノ)

新時代のディーヴァが贈る魅惑の歌曲  可憐な響きの持ち主ながら、熱いチャレンジ精神も有するソプラノ、モイツァ・エルトマン。ドイツに生まれ、幅広いレパートリーを誇り、最近ではシチェドリンの新作モノ・オペラ《クレオパトラと蛇》で、ネトレプコの代役として歌い、大指揮者ゲルギエフを驚嘆させた名花である。そのエルトマンが7月に再…

第33回 ワンダフル one アワー 森谷真理 ソプラノ・リサイタル

活躍めざましいソプラノが挑むフランス歌曲の世界  2006年末、メトロポリタン歌劇場に《魔笛》の夜の女王役で鮮烈なデビューを果たして以来、同役をはじめとするコロラトゥーラ系の役柄を中心に欧米の名歌劇場を席巻。日本では昨年、レオノーラや元帥夫人、そして蝶々夫人などのドラマティックで重厚な声が求められる役柄を次々と演じて絶…

柴田智子(ソプラノ)

バーンスタインがあって今の私があるのです  アメリカ音楽の魅力を伝える第一人者として、クラシックというジャンルを超えて活躍するソプラノ、柴田智子にとって、ニューヨークでのレナード・バーンスタインとの出会いがキャリアの原点だった。 「当時、ミュージカル『キャンディード』のグネゴンデ役に苦戦していた私に、“まずはオペラ歌唱…

安藤赴美子(ソプラノ)

モーツァルトとオペレッタの名アリアを極上のアンサンブルとともに  「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」はウィーン国立歌劇場やウィーン・フィルのメンバーを中心に特別編成された室内オーケストラ。2000年以降、ほぼ毎年のように世界最高水準の演奏を各地に届けてきた。今年も全国7都市で8公演の開催が決定。このうち4公演…

高橋薫子(ソプラノ)

オペラ・アリアから日本歌曲まで大好きな曲を集めて  朗らかで涼やかな声音が聴く人の心を捉えるソプラノ、高橋薫子。藤原歌劇団のプリマドンナとして活躍する彼女が、このほど待望のニュー・アルバム『わたしの好きな歌』を世に送る。選曲は日本語とフランス語の歌曲が中心だが、その理由とは? 「以前、恩師のマリア・ミネット先生が『貴女…

安田麻佑子(ソプラノ)

きっと新しい夜の女王像にめぐり会えるはず  オペラ歌手にとって最大の勲章は、本場ヨーロッパで認められることだろう。野球選手もサッカー選手も認められたくて本場に繰り出すが、オペラ歌手の場合、むしろスポーツよりも狭き門になっている。それだけに、パリを拠点に活躍する安田麻佑子には価値がある。彼女がよこすか芸術劇場で歌う《魔笛…

鈴木美登里(ソプラノ、ラ・フォンテヴェルデ主宰)

愛の言葉を旋律にのせて ――モンテヴェルディのマドリガーレを歌う  モンテヴェルディ生誕450年だった2017年は、作品の演奏回数が一昨年から倍増したとも言われ、日本のモンテヴェルディ受容史上、特筆すべき年となった。しかしそんな狂騒を横目に、モンテヴェルディのマドリガーレ集全曲演奏という偉業に、じっくり着実に取り組んで…

垣岡敦子(ソプラノ)

聖母への祈りからオペラまで、様々な“愛”のかたちを歌う  イタリアで研鑽を積んだ叙情的で厚みのある声を持つ王道ソプラノとして名高い、垣岡敦子が贈る人気シリーズが11月の王子ホールに登場。「オペラにおける“愛”とは憎しみや欲望と表裏一体となって究極のドラマを生む原動力」と語る彼女だが、決して重苦しい雰囲気はなく、今年もヘ…

松本美和子(ソプラノ)

女性の心理をリアルに描くプーランクの傑作を演じる  別れを切り出した男に電話口で縋りつく女――恋にすべてを捧げる者なら、彼女の気持ちは痛いほど分るだろう。詩人コクトーの独り芝居をオペラ化した《人間の声》(1959)は、プーランクの人気作。世界的な名声を有するソプラノ松本美和子が、今回、改めてこの傑作に挑む。ピアノは椎野…

Yoko Maria ソプラノ チャリティーリサイタル フィンランド独立記念100周年を祝う

シベリウスとオペラの名曲を集めて  卓越した音楽性と美声を武器に、2度のカーネギーホールでの単独リサイタルを成功させるなど、国際的な活動を展開するソプラノのYoko Maria。自身とゆかりの深いフィンランドの独立100周年を記念するチャリティーリサイタルを開く。  東京音大・同大学院を経て、フィンランドのヘルシンキに…