Tag Archive for シルヴァン・カンブルラン

シルヴァン・カンブルラン(指揮)

バリアは全くありません─メシアン畢生の大作の歴史的上演  名匠カンブルランが、読響の常任指揮者として8年目のシーズンを迎えた。これまで数々の成果をあげてきたが、今年11月、読響創立55周年を記念して、究極の挑戦ともいえる公演=没後25年を迎えたメシアンの歌劇《アッシジの聖フランチェスコ》の全曲日本初演(演奏会形式)を行…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

古典派と後期ロマン派の名交響曲を絶妙にカップリング  シルヴァン・カンブルランが読売日本交響楽団の常任指揮者に就任したのは2010年のこと。もう7年にもなるということに驚いてしまう。これは単に「月日の経つのは早いもの」ということではなく、両者の作り出す音楽や意欲的なプログラミングがいまなお新鮮さを失っていないがゆえのこ…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

耳新たなチャイコフスキー体験  チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と交響曲第5番…読売日本交響楽団の2月の土曜・日曜マチネーシリーズは、まごうことなき名曲コンサートだ。ロシア情趣と西欧の風味が見事に融合した極め付けの名作を、近年ますますゴージャスな読響サウンドで堪能すればそれでいい。だが、指揮がカンブルランとなれば、…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

“フランス管弦楽の精華”を聴く好企画  2017年1月に600回を迎える読響名曲シリーズに、常任指揮者のカンブルランが、母国フランスの近代音楽を切り開いたデュカス、ドビュッシー、ショーソンを並べたプログラムで登場する。マエストロが最も得意とするフランス音楽の粋に触れる絶好の機会だ。  まずはデュカスの舞踊詩「ラ・ペリ」…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

バロックからロマン派への旅  シルヴァン・カンブルランが読売日本交響楽団の常任指揮者に就任したのは2010年4月。2016/17シーズンは早くも7年目であり、この6月にはストラヴィンスキーやブルックナーを軸としたプログラムを聴かせたばかり。さらに10月は6回のコンサートで4つのプログラムを指揮するという活躍ぶりだ。言う…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

ケラスも登場する多彩で意欲的なプログラミング  度重なる共演を経て成熟期を迎えたシルヴァン・カンブルランと読響の名コンビ。毎回意欲的なプログラムを披露してくれるが、この6月の定期演奏会も実に楽しみな曲目がそろった。ベルリオーズの序曲「宗教裁判官」、デュティユーのチェロ協奏曲「遥かなる遠い世界」(チェロ:ジャン=ギアン・…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

“夜の調べ”にゆったりと浸る  毎回、意欲的なプログラムを聴かせてくれるシルヴァン・カンブルランと読響。このコンビが2月に披露するのは、マーラーの交響曲第7番「夜の歌」とモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(=小さな夜の音楽)を組み合わせた、「夜曲」のプログラム。なるほど、その手があったかと思わされる。 …

読響2016/17シーズンプログラムの聴きどころ

個性豊かな世界的音楽家が居並ぶ壮観な陣容  ゴージャスかつ重厚なサウンドにますます磨きがかかる読売日本交響楽団。2016/17シーズンも豪奢なラインナップが目を引く。ここでは、柱を成す「定期演奏会」と、土曜&日曜の「マチネーシリーズ」の聴きどころをご紹介しよう。  常任指揮者として7年目を迎えるシルヴァン・カンブルラン…

シルヴァン・カンブルラン(指揮)

カンブルランが描くワーグナーとマーラーの世界  2010年に常任指揮者に就任して以来、読売日本交響楽団との演奏ぶりが好調なシルヴァン・カンブルランが、今シーズンの後半は2つの大曲を指揮する。まず、残念ながらすでに完売となっているが、9月にはワーグナーの楽劇《トリスタンとイゾルデ》を演奏会形式で披露する。ワーグナーだけで…

アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)

 アンジェラ・ヒューイットといえばバッハ、という印象が強いかもしれない。  たしかに彼女は最新作の「フーガの技法」など、バッハの作品を多数CDに録音し、いずれも高く評価されてきた。それに、グレン・グールドと同じカナダのトロント王立音楽院出身という経歴も(演奏スタイルはかなり異なるが)そう思わせてしまうかも知れない。  …