Tag Archive for サントリーホール

エマニュエル・クリヴィヌ(指揮) 読売日本交響楽団 「第九」

フランスの名匠が目指す新時代の「第九」  もうすぐ「第九」の季節がやってくる。暮れの風物詩として、「第九」は毎年でも聴きたい作品であるが、だれが指揮をするかは気になるところ。今年、大いに話題を呼びそうなのは読売日本交響楽団を指揮するエマニュエル・クリヴィヌではないだろうか。  クリヴィヌは1947年生まれのフランスの指…

サントリーホールがリニューアルオープン

 今年の2月から7ヵ月間にわたり全館改修工事を行っていたサントリーホールが、9月1日にリニューアルオープンを迎える。それに先立ち、報道関係者を対象とした内覧会が8月29日に行われた。 (2017.8.29 サントリーホール Photo:M.Otsuka/Tokyo MDE)  今回の工事では、大ホール舞台床板の全面張替…

山田和樹(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

日・独・仏の歴史的名作を体感する  今年6月に3年にわたるマーラー・ツィクルスを完結させた山田和樹&日本フィル。9月の定期演奏会では、また新たに興味深いプログラムを披露する。最大の聴きものは、東京楽所との共演による石井眞木の「遭遇Ⅱ番」であろう。この曲は“日本フィル・シリーズ”第23作として書かれ、1971年6月に小澤…

鈴木優人(調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー)

国内外に強くアピールする音楽祭を目指して  今年で5年目を迎える調布音楽祭は「調布国際音楽祭」と“国際”を加えた名称に変更した。しかし、同音楽祭は当初より、世界的に評価の高いバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を中核とし、海外からのアーティストを数多く迎えている。  「僕としては初めから“国際”を意識していましたし、…

サントリーホール2017 リニューアル記念 Reオープニング・コンサート

サントリーホールの新たな幕開けを告げるロッシーニの大作  2017年8月までの改修工事を終え、サントリーホールの新たな幕開けとなる9月1日に、『Reオープニング・コンサート』が開催される。この日のメインプログラムは、ジュゼッペ・サッバティーニが振るロッシーニ「ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)」。フル・オーケストラと大合唱…

「ザルツブルク・イースター音楽祭 in JAPAN」が開幕

 11月18日の「ザルツブルク・イースター音楽祭 in JAPAN」開幕を翌日に控えた17日、サントリーホール ブルーローズで記者会見が行われた。登壇者は、サントリーホールの市本徹雄総支配人、クリスティアン・ティーレマン(ザルツブルク・イースター音楽祭音楽監督、シュターツカペレ・ドレスデン首席指揮者)、ヤン・ナスト (…

世界を席巻するカイヤ・サーリアホの芸術

 「サントリー芸術財団サマーフェスティバル2016」での委嘱作初演のために来日中のカイヤ・サーリアホは、1952年フィンランド出身、国際的に活躍する数少ない女性作曲家の一人である。  サントリーホールで彼女の作品が紹介されたのは1990年が初で、以来93年、2003年のサマーフェスティバルでも上演され、斬新ながらも繊細…

日本フィル&サントリーホール とっておき アフタヌーンVol.3 『バレエ × オーケストラ』

サントリーホールでバレエを満喫  2016年に創立60周年を迎える日本フィルハーモニー交響楽団と、開館30周年を迎えるサントリーホール。日本の音楽シーンをリードしてきた両雄が、今年1月、音楽の間口を広げて新たな魅力を引き出す、平日の午後限定企画を始動させた。「とっておき アフタヌーン」こと、異ジャンルの新進アーティスト…

ウィーン・フィルが「小澤征爾さんのお誕生日を祝う会」を開催

 10月4日、サントリーホールで「小澤征爾さんのお誕生日を祝う会」が行われた。この会は、「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2015」の無料公開リハーサル終了後に行われたもので、ウィーン・フィルからの申し出によるサプライズ・イベントだった。  この日のリハーサルを指揮したクリストフ・エッシェンバッハが…

ラトル&ベルリン・フィルがベートーヴェン交響曲全曲演奏を披露

 WEBぶらあぼで既報の通り、2016年はサントリーホールが開館して30周年となる。  サントリーホールではその記念事業の一環として2月に『東芝グランドコンサート35周年特別企画』として、ダニエル・バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンの「ブルックナー・ツィクルス」を、5月には『TDK創立80周年スペシャル』として…