Tag Archive for サントリーホール

サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 2018

 室内楽の祭典「サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン」が6月2日から6月17日まで開催される。今年もブルーローズ(小ホール)という親密な空間に、様々な室内楽の花が咲き競う。ここでは今年の特徴的な4つのコンサートをご紹介したい。  まずは、この音楽祭の中心的な企画とも言える、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全…

サントリーホール&エイベックス・クラシックスが「サントリーホール ARKクラシックス」を開催

 2018年10月に開催されるARK Hills Music Week 2018のオープニングを飾るコンサートシリーズ「サントリーホール ARKクラシックス」(主催:サントリーホール、エイベックス・クラシックス)の記者会見が5月14日に行われた。サントリーホール総支配人の市本徹雄、エイベックス・クラシックス・インターナ…

大野和士(指揮) 東京都交響楽団

新シーズンはマーラーの大シンフォニーで開幕  大野和士の都響音楽監督もこの春をもって3期目に入るが、新シーズンの幕開けにマーラーの交響曲第3番をぶつけてきたあたりに、手応えが確かなものへと成長しているのを感じる。なんといってもこれは4管編成の巨大管弦楽にアルト独唱、女声・児童合唱が加わり、2部6楽章構成、100分近くを…

タン・ドゥン(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

コンサートホールが呪術的な世界に変貌!?  昨年もヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞を受賞するなど、意表を突くアイディアで現代音楽界をリードし続けるタン・ドゥン。作曲のみならず、指揮でも評価が高いが、この3月には新日本フィル定期に登場、自身のタクトで代表作ともいうべきパーカッションとオーケストラの協奏曲“オーガニック3…

【公演中止】マレイ・ペライア(ピアノ)

来日を予定していたマレイ・ペライアは、本人の体調不良のため医師の強い勧めにより、3月初旬から始まるアジア・ツアーを全て中止、予定していた日本での3公演も中止となりました(2018.3.1主催者発表) https://www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=61…

ニコライ・ホジャイノフ(ピアノ)

大切なのは感じたままに演奏すること  2010年ショパン国際ピアノコンクールでの演奏で、多くのピアノファンの心をとらえたロシアのニコライ・ホジャイノフ。このとき本選で共演したワルシャワ国立フィルと、1月に再びショパンのピアノ協奏曲第1番を演奏する。指揮はヤツェク・カスプシック。  当時18歳だった彼も今や20代半ば。世…

エマニュエル・クリヴィヌ(指揮) 読売日本交響楽団 「第九」

フランスの名匠が目指す新時代の「第九」  もうすぐ「第九」の季節がやってくる。暮れの風物詩として、「第九」は毎年でも聴きたい作品であるが、だれが指揮をするかは気になるところ。今年、大いに話題を呼びそうなのは読売日本交響楽団を指揮するエマニュエル・クリヴィヌではないだろうか。  クリヴィヌは1947年生まれのフランスの指…

サントリーホールがリニューアルオープン

 今年の2月から7ヵ月間にわたり全館改修工事を行っていたサントリーホールが、9月1日にリニューアルオープンを迎える。それに先立ち、報道関係者を対象とした内覧会が8月29日に行われた。 (2017.8.29 サントリーホール Photo:M.Otsuka/Tokyo MDE)  今回の工事では、大ホール舞台床板の全面張替…

山田和樹(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

日・独・仏の歴史的名作を体感する  今年6月に3年にわたるマーラー・ツィクルスを完結させた山田和樹&日本フィル。9月の定期演奏会では、また新たに興味深いプログラムを披露する。最大の聴きものは、東京楽所との共演による石井眞木の「遭遇Ⅱ番」であろう。この曲は“日本フィル・シリーズ”第23作として書かれ、1971年6月に小澤…

鈴木優人(調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー)

国内外に強くアピールする音楽祭を目指して  今年で5年目を迎える調布音楽祭は「調布国際音楽祭」と“国際”を加えた名称に変更した。しかし、同音楽祭は当初より、世界的に評価の高いバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を中核とし、海外からのアーティストを数多く迎えている。  「僕としては初めから“国際”を意識していましたし、…