Tag Archive for ギター

荘村清志(ギター)

“レジェンド”とゲストが織り成す特別な時間  現代ギター界を引っ張り続ける荘村清志。昨年3月にシンガーソングライターさだまさしとの共演でスタートしたのが、2019年のデビュー50周年に向けたゴージャスな記念企画「荘村清志スペシャル・プロジェクト」。その第2弾は、ヴァイオリンの古澤巌、アコーディオンのcoba、テノールの…

【CD】ポンセ作品集 カンシオン・メヒカーナ/福田進一

 マヌエル・ポンセ没後70年を記念してのアルバム。作風の変遷を体感することのできる目配りに富んだプログラミングだが、演奏もまた磐石の一語。「組曲イ短調」サラバンドでの板についた歌い口、「3つのメキシコ民謡」で聴かせる細かい走句にまで正確で神経の通った奏楽、「ソナタ第3番」での明晰な造形と力強さ…。セゴビアにあやかってヘ…

朴 葵姫(ギター)

委嘱新作を得てギターの魅力がより多彩に  その美しい音色で聴衆を魅了するギター界の若きホープ、朴葵姫が最新録音と連動したリサイタルを開く。テーマは「ギタリストがギタリストのために書いた曲」。今回、焦点が当てられるのは現役で活躍するギタリストによる作品である。 「まだ収録したことのない現代の傑作をとりあげようと考えました…

荘村清志(ギター)

自分の表現の幅の拡がりを実感できて楽しい  日本クラシック・ギター界の最前線で活躍を続ける荘村清志。満70歳を迎える誕生日当日の10月13日、紀尾井ホールで記念リサイタルを開く。幕開けはまず、アルベニスやタルレガなど、荘村の“ルーツ”であるスペインの作品から。 「『アルハンブラ』などは何回弾いたか数えきれません。でも、…

ペペ・ロメロ(ギター)

ギター界の巨匠が贈る魅力溢れる2プログラム  “クラシック・ギター界のレジェンド”が、再び来日を果たす。今年で73歳を迎えた現代最高の巨匠、ペペ・ロメロ。親交も深かったドイツの名工、ハウザー2世の製作した銘器で、バッハなどドイツ作品を軸に披露する『ハウザーのゆうべ』(9/22)と、巨匠の息子であるペペ・ロメロJr.が製…

福田進一(ギター)& 三舩優子(ピアノ)

豪華ゲストと奏でるラテン音楽のリズムと熱気  ギター音楽に特化したユニークな都心の音楽祭として、今年12回目を迎える『Hakuju ギター・フェスタ』。荘村清志と福田進一がプロデューサーを務め、毎回テーマや出演ギタリスト、委嘱作品などが話題となるのだが、今年はギター曲の宝庫であるラテンアメリカに焦点が当てられる。多彩な…

銀座ぶらっとコンサート #123 鈴木大介(ギター) 映画と音楽5

戦争や男の闘いを描いた作品にフォーカス  幅広いレパートリーと多才な活動で各方面から支持されている名手であり、クラシック・ギター界随一の映画好きとしても知られる鈴木大介。新鮮な解釈で新旧の映画音楽を集めたアルバム『キネマ楽園』シリーズも7作を重ね好評を博している。そんな鈴木が毎回腕によりをかけて選曲し、語って奏でる銀座…

幸田浩子 ソプラノリサイタル ―紡ぐ、音、時、人― ビルボードクラシックス 〜ギタリスト村治佳織を迎えて〜

歌とギターの麗しき共演  オペラにコンサートに、またTVの音楽トーク番組の司会にと、引っ張りだこの人気ソプラノ幸田浩子。「紡ぐ、音、時、人」というテーマが添えられた6月の公演は、実に2年ぶりのリサイタルというから、それだけでも貴重なのだが、人気のギタリスト村治佳織を迎えての開催とくれば、期待感はさらに高まる。このところ…

大萩康司 プロデュース ギターと声 vol.3(最終回)

フィナーレは合唱とギターの共演で  大萩康司プロデュースの『ギターと声』シリーズが最終回を迎える。ギターにも声楽にも最適の音響と定評あるHakuju Hallならではの企画。初回は林美智子との日本歌曲、第2回は朗読に波多野睦美を迎えての「プラテーロとわたし」と続き、最後は合唱。  現代作曲家たちに新作を委嘱し続ける注目…

福田進一(ギター)

1932年製の名器で聴く、バリオスの世界  テレビの紀行番組やドキュメンタリーなどで、ふと耳にする心地よいギターの曲がある。1885年に南米のパラグアイで生まれたギタリスト、作曲家のアグスティン・バリオスによる作品は、意外なほどあちらこちらで耳にすることが多い。ギター音楽シーンでは国際コンクールの課題曲になるほど有名な…