Tag Archive for オルガン

MUZAパイプオルガン クリスマス・コンサート2017 〜精霊(ドゥエンデ)が舞い降りる時〜

聖夜の前のジャンルレスな音楽パーティー  クリスマス・シーズンの定番となっているコンサートはたくさんあるが、パイプ・オルガンもその季節がよく似合う楽器だ。多彩なオルガン・コンサートを行っているミューザ川崎シンフォニーホールでも、クリスマスの直前である12月23日に、ちょっとユニークなコンサートが行われる。というのも、オ…

紙屋信義(オルガン)

オルガン音楽の魅力を多くの人に伝えたい  「パイプオルガンの魅力とは、たった1人でオーケストラに匹敵する効果を演出できること。そんな魅力と可能性を感じていただければ」。オルガニスト紙屋信義が、3枚目のアルバム『アダージョ〜パイプオルガンで聴く名曲〜』を発表する。管弦楽やピアノのための作品からの編曲を軸に、オルガンならで…

パイプオルガンとオーケストラの饗宴 ティエリー・エスケシュ(オルガン) 井上道義(指揮) オーケストラ・アンサンブル金沢

4ホールで体感するOEKとオルガンの華麗なるサウンド  加賀百万石の城下町・金沢が誇るコンサートホール、石川県立音楽堂の象徴と言える存在が、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)とオルガン。この2つを組み合わせて、古都から21世紀の響きを創造、発信してゆく一大プロジェクト『パイプオルガンとオーケストラの饗宴』が、いよ…

佐藤友紀(トランペット) & 高橋博子(オルガン)

輝かしき音色と荘厳な響きが生み出す新たなる宇宙  “デュオ・リサイタル”と銘打つ組み合わせとしては、非常に珍しいのではないだろうか。2006年から東京交響楽団の首席トランペット奏者を務め、ソロやアンサンブルでも大活躍する佐藤友紀。そして、自身のリサイタル・シリーズを軸として、意欲的な活動を展開するオルガンの高橋博子。輝…

第14回 ヘンデル・フェスティバル・ジャパン オラトリオ「ベルシャザル」

旧約聖書の世界を壮大な音楽で描く大作  大作曲家ヘンデルの多様な作品の紹介を目的に、2003年にスタートしたヘンデル・フェスティバル・ジャパン(HFJ)。14回目は、旧約聖書にあるユダヤ解放の記述を、濃密な人間ドラマへと昇華した傑作オラトリオ「ベルシャザル」(全3幕)を取り上げる。「ベルシャザル」は1744年に作曲され…

SUGADAIRO PROJECT Vol.2 『秘境/魔境』 スガダイロー×田中 泯、近藤 岳、有馬純寿

 独自の道を征きつつ不断の挑戦を続けるジャズピアニストのスガダイローが、水戸芸術館で「スガダイロー・プロジェクト」(3部作)を展開している。第1回は山下洋輔との『狂演』。変幻自在にしてスリリングな演奏の応酬が観客を魅了するだろう。第2回となる今回は、2部構成となっている。  第1部は「秘境」篇。オルガニストの近藤岳と、…

神奈川県民ホール オルガン クリスマス コンサート 聖母マリアとノエル

オルガンと歌による彩り豊かな音の花束  ヨーロッパでは、クリスマスになると、人々が教会へ集まり、オルガニストによるノエル(クリスマス・キャロル)に基づく即興演奏を楽しむのが伝統。そんなノエルには、私たち日本人にも馴染みの旋律がたくさんある。この集いのイメージを引き継ぎ、神奈川県民ホールが誇るドイツ・クライス社製のパイプ…

日本フィルハーモニー交響楽団 第九交響曲特別演奏会 2016

全力投球の一体感に充ちた、熱い「歓喜の歌」  年末恒例の「第九」も、最近は多彩な指揮者による斬新な解釈が、これまでにない刺激をもたらしている。だが、迫力あるストレートな演奏を聴きたい方も多いだろう。そんな方には、日本フィルの「第九」がお勧めだ。ここでは、渾身の指揮と全力投球のオーケストラ&合唱団による、熱い「歓喜の歌」…

アントワン・タメスティ(ヴィオラ)と日本の俊英たち

豪華メンバーの多様な魅力がホールを満たす一夜  多彩なコンサート活動でヴィオラという楽器の可能性を拡大し、来日コンサートでも毎回のように斬新な企画と演奏で聴き手を圧倒するアントワン・タメスティ。彼をメイン・ゲストに迎え、今年も多彩な活動で注目された3人の音楽家、そして俊英オーケストラが競演をはたす総決算風のコンサート『…

エドガー・クラップ(オルガン)

 ドイツ、いやヨーロッパのオルガン演奏の歴史を体現する存在、と言ってもよいだろう。ドイツ・オルガン界の巨匠、エドガー・クラップは南部バンベルク出身。ミュンヘンでフランツ・レールンドルファー、パリでマリー=クレール・アランと、20世紀を代表する両巨匠の薫陶を受け、1971年にミュンヘン国際コンクールのオルガン部門を制した…