Tag Archive for エリソ・ヴィルサラーゼ

エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ) & 新日本フィルハーモニー交響楽団

3曲の協奏曲で露わになる真の巨匠性  歩んできた人生がそのまま投影されたような、強さと風格、そして圧倒的な存在感。エリソ・ヴィルサラーゼがオーケストラと共演する姿からは、そんなことを感じる。  ジョージア(グルジア)に生まれ、モスクワ音楽院でゲンリフ・ネイガウスやヤコフ・ザークのもと学んだ彼女は、チャイコフスキー国際コ…

エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ)

若い集団との初共演にもうワクワクしています  ジョージア(旧グルジア)出身で、ゲンリフ・ネイガウス、ヤコフ・ザークという歴史に名を残す名ピアニストに師事したエリソ・ヴィルサラーゼは、ロシア・ピアニズムの真の継承者として、来日のたびに深い印象をもたらす演奏を披露している。その彼女が、以前にショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲…

海老原 光(指揮)

霧島国際音楽祭は“アジアのポート”として良い音楽を発信し続けます  ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターであったゲルハルト・ボッセの提唱で始められた霧島国際音楽祭は、今年で38回目を迎える。マスタークラスとコンサートからなり、その講師には世界的なアーティストが招かれ、受講生も日本だけでなくアジアを…

トリフォニーホール・グレイト・ピアニスト・シリーズ エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ)

作品の精神世界を存分に描き出す  エリソ・ヴィルサラーゼのピアノは、彼女が70代を迎えた今もなお、力強い輝きと生気を放っている。トビリシの音楽家一族に生まれ、ロシアの名だたる巨匠たちと直接交流した最後の世代のひとり。ロシアン・ピア二ズムの継承者として後進の指導にあたるほか、今もヨーロッパを中心に盛んな演奏活動を行う。 …

第36回 霧島国際音楽祭

 “非日常”の楽しさを、これほど満喫させてくれる音楽祭は、滅多にない。霧島国際音楽祭は、今年36回目を迎えた“日本で最も歴史のある音楽祭”。今は亡きG.ボッセが主体となって1980年に始まり、2001年から堤剛が音楽監督を継いでさらに発展。現在は、講師&演奏家約60名と内外からの受講生約150名が霧島に集い、コンサート…

『ピアニストが語る!〜現代の世界的ピアニストたちとの対話』

 ポゴレリチをはじめとする14人の世界的ピアニストへの長時間にわたる、徹底したインタビューを纏めた一冊。原著は、台湾を拠点に世界各地で取材している若き音楽ジャーナリストによる大著『遊藝黒白:世界鋼琴家訪談録』。2007年に台湾で出版され、音楽書としては異例のベストセラーとなった。本書では、原著で行った55人のピアニスト…

第35回 霧島国際音楽祭 2014

大自然に包まれてハイ・レベルの演奏を堪能  「若者たちを対象とした講習会を」との鹿児島の音楽教育者らの熱望を受けて、故・ゲルハルト・ボッセの主導でスタートした霧島国際音楽祭。高い志を抱きながらも留学が叶わない学生に、巨匠によるレッスンと名演に触れる場を与えてきた。35回目となる今年も、国内外の講師陣によるマスタークラス…

エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ)

11年ぶりのリサイタルが実現!  エリソ・ヴィルサラーゼは、教鞭を執るモスクワやミュンヘンの音楽学校の門下から、ボリス・ベレゾフスキーをはじめとする名手を輩出している。著名なコンクールの審査員も務めているので、彼女を教育者と思っている人もいるかもしれない。だがヴィルサラーゼはロマン派の演奏の系譜を現代に伝えるロシア・ピ…