Tag Archive for エリアフ・インバル

「第26回 渡邉曉雄音楽基金 音楽賞・特別賞」受賞者発表

  第26回 渡邉曉雄音楽基金 音楽賞・特別賞の受賞者が発表され、エリアフ・インバル(指揮)が特別賞を受賞した。音楽賞は該当者なし。同基金は、故・渡邉曉雄が日本文化に残した多大な業績を後世に引き継ぎ、音楽界の発展に寄与することを願い、1992年に創設された。音楽賞・特別賞を設置して次代の音楽界を担う優秀な指揮者、および…

エリアフ・インバル(指揮) 東京都交響楽団

 インバルが都響のシェフから桂冠指揮者となって早4年。彼が振る公演はますますスペシャル感を強めている。それは出演自体の貴重さに加えて、都響の音がいつになく緊迫感を帯びるからだ。そしてその緊迫感が最大限に生きる作品といえば、ショスタコーヴィチの交響曲であろう。  インバルは1990年代にウィーン響と同作曲家の交響曲全曲を…

エリアフ・インバル(指揮) 東京都交響楽団 都響スペシャル マーラー:大地の歌

2度にわたるマーラー交響曲全曲演奏を経て、更なる高みへ  エリアフ・インバルがふたたび都響とマーラーを演奏する。このコンビは、既に2度のマーラーの交響曲全曲演奏会を行っているが、今回の「大地の歌」は、2012年9月から2014年3月まで遂行されたインバル&都響の「新マーラー・ツィクルス」、及び、14年7月の交響曲第10…

すみだ平和祈念コンサート2017―すみだ×ベルリン

鎮魂の想いを祈りに込めて  すみだトリフォニーホールがある一帯は、昔から住宅の密集する下町で、20世紀に2度も甚大な災害を経験している。1923年の関東大震災では、地震を何とか生き延びた住人達を紅蓮の火災旋風が襲い、45年の東京大空襲では米軍による焼夷弾が再び町を灰燼へと変えた。JR錦糸町駅前の錦糸公園は震災復興事業と…

エリアフ・インバル(指揮) 東京都交響楽団

80歳の巨匠による精緻な20世紀“協奏曲”プロ  インバルが常任だった時代に都響の音はぐんと重く、厳しくなった。現在の隆盛を導いた忘れがたいマエストロも80歳。さらに今年は両者の初共演から四半世紀にもあたるそうだ。現在、桂冠指揮者のポストにある名匠が指揮する9月定期は、両者の名演に胸を熱くしてきたファンならずとも聴き逃…

エリアフ・インバル(指揮) 東京都交響楽団

名曲で聴く名匠のさらなる深化  人は本物に触れるとさらなる向こうには何があるのかを思い、希求してしまうものだ。エリアフ・インバル&都響は、曲が何であれ堂々とした威容の音楽を聴かせ続けてくれている安定のコンビ。その彼らが3月の定期演奏会で取り上げるのはワーグナーとブルックナー。それなら(CDでもコンサートでも)何度も聴き…

《インバル、マーラー10番を語る》が開催

 今月20、21日に《都響スペシャル/マーラー交響曲第10番》を指揮するエリアフ・インバルが16日、《インバル、マーラー10番を語る》と題した特別レクチャーを行った。会場となった東京芸術劇場シンフォニースペースには熱心なファンやプレスが詰めかけた。  マーラーの未完の大曲、交響曲第10番は、インバル×都響のマーラー・ツ…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2014

10回目は10のプロ・オーケストラで! エキサイティングな2週間  ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンと同様、2005年にその歴史がスタートし、今年で10回目を迎える真夏の音楽祭『フェスタサマーミューザ』。サイモン・ラトルやマリス・ヤンソンスなどにも愛され、首都圏の重要な音楽ホールとなったミューザ川崎シンフォニーホール…

都響スペシャル マーラー:交響曲第10番

マーラーが語りかける最後のメッセージ  都響は今、東京のオーケストラの中で最も勢いのある団体の一つだ。昨シーズンまで音楽監督を務めていたエリアフ・インバルによって鍛え抜かれた合奏力。そこから生まれた数々の名演はファンの心にも深く刻まれているはずだ。  彼らの活動の中核にいつもあったのは、マーラーの交響曲だ。いうまでもな…

インバルが特別レクチャー《インバル、マーラー10番を語る》

 熱狂的な喝采の中、ライヴCDとともに高い評価を得た、インバル×都響のマーラー・ツィクルスの“真の完結篇”ともいうべき特別公演《都響スペシャル/マーラー交響曲第10番》が7月20日(日)、21日(月祝)に開催される。  インバル自身が「ツィクルスの締めくくりとしてぜひ演奏したい」と当初から強く望んでいたという、マーラー…