Tag Archive for アレクサンドル・ラザレフ

【CD】ショスタコーヴィチ:交響曲第5番/ラザレフ&日本フィル

 一般的にロシアの楽団からイメージするのは、足腰の粘りを生かしたパワフルなサウンド、聴き手を酩酊状態に誘う濃厚な歌心などだが、ラザレフのリードする日フィルがこうした特質をいつの間にか手中にしていることに、まず驚いた。スケルツォでは低音が大地をえぐって進撃し、ラルゴのクライマックスでは弦のトレモロがぼこぼこと沸騰しながら…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 ストラヴィンスキー「ペルセフォーヌ」日本初演

猛将ラザレフ、ストラヴィンスキーの秘曲に挑む  1957年4月の第1回以来、60年以上の歴史を積み重ねて、2018年5月に第700回東京定期演奏会を迎える日本フィルハーモニー交響楽団。この大きな節目の公演で指揮を執るのは、日本フィルと数多の凄絶な名演を繰り広げてきた、桂冠指揮者兼芸術顧問のアレクサンドル・ラザレフ。  …

【会見レポ】ラザレフが語るストラヴィンスキー「ペルセフォーヌ」

 日本フィルハーモニー交響楽団は10月25日、来年5月18日、19日に行われる第700回東京定期演奏会についての記者懇談会を開いた。上演機会の希少なストラヴィンスキーの大作「ペルセフォーヌ」が日本初演されることが話題となっており、指揮のアレクサンドル・ラザレフ、ナレーションを務めるドルニオク綾乃が本作について語った。 …

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

巨匠ならではのエキサイティングな体験  今秋、猛将アレクサンドル・ラザレフが日本フィルに帰ってくる。首席指揮者時代から日本フィルを鍛え上げ、ライヴではその能力を限界まで引き出した白熱の演奏を重ね、桂冠指揮者となってからも定期的に登壇を続けている。  10月の東京定期演奏会は「ラザレフが刻むロシアの魂」シリーズで、彼が絶…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

グラズノフの隠れた逸品とプロコフィエフの刺激的な名作を  2008年9月から8年間にわたり日本フィルの首席指揮者を務め、現在は桂冠指揮者兼芸術顧問として引き続き同楽団指揮者陣の一角を担うアレクサンドル・ラザレフ。その妥協を許さない音楽作りは日本フィルに大きな実りをもたらしてきた。プロコフィエフの交響曲全曲にはじまり、「…

日本フィルが2017-18シーズンラインナップを発表

 日本フィルハーモニー交響楽団が2017/18シーズンの東京・横浜各定期公演ラインナップを発表した。  東京定期演奏会は、山田和樹指揮の石井眞木やドビュッシー(9/8,9/9)で幕開け。首席指揮者2シーズン目のピエタリ・インキネンは、ブルックナー交響曲第5番(11/17,11/18)、ワーグナー・プロ(18.4/27,…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

ショスタコの次はグラズノフ!  2008年の首席指揮者就任以来、厳しいリハーサルによって日本フィルの演奏レベルをぐんと引き上げたアレクサンドル・ラザレフ。この秋からは首席指揮者をピエタリ・インキネンに譲り、自らは桂冠指揮者兼芸術顧問に移る。より厚みのある体制で次の飛躍に臨もうというわけだ。  リハーサルが徹底していると…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

いよいよショスタコーヴィチ最後の交響曲と向き合う  毎回の公演が大きな話題を呼ぶラザレフと日本フィルのコンビによるショスタコーヴィチ・シリーズ。このシリーズ第6回は、グラズノフのバレエ音楽「四季」とショスタコーヴィチの交響曲第15番が組み合わされる。また、ラザレフの首席指揮者としてのラストの定期であることも注目の公演だ…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

ロシアの巨匠の真実の声を聴く  断言していい。ラザレフ&日本フィルのロシアものは、充実度において、いま日本オーケストラ界の中でも最上位に位置している。特に2年来のショスタコーヴィチ交響曲シリーズは圧巻だ。まずはプレ的な7番から、4番、11番、8番と続く大曲路線のシリーズ前半で、壮絶な熱演を展開。その真の凄さは、単なる爆…

日本フィル正指揮者・山田和樹の契約が2022年まで延長

 今年創立60周年を迎える日本フィルハーモニー交響楽団が記者会見をひらいた。平井俊邦理事長が登壇し、指揮者体制、60周年記念事業、楽団経営、などについて語った。  (2016.3.4サントリーホール 取材・文:山田治生 撮影:山口敦 写真提供:日本フィルハーモニー交響楽団)  指揮者体制では、正指揮者・山田和樹の202…