Tag Archive for すみだトリフォニーホール

ネルソン・フレイレ(ピアノ)

さらなる高みへ—巨匠が誘う瞑想と思索の旅路  ピアノ・リサイタルの醍醐味は、アーティストの個性をダイレクトに味わえるところにある。音楽に華やかさをまとわせる人、知的に攻めるタイプ、フレッシュな若々しさ——個性の百花繚乱にあっても、ネルソン・フレイレのアダルトな魅力は唯一無二、ますます存在感を増しているのではなかろうか。…

新日本フィルが2018/19シーズンラインアップ発表

 新日本フィルハーモニー交響楽団が都内で会見を行い、2018/19シーズンのラインアップを発表した。墨田区は、すみだトリフォニーホール開館前の1988年から「墨田音楽都市構想」を掲げ、同楽団と連携。両者のフランチャイズ提携は30周年の節目を迎えた。会見では、今秋で就任3シーズン目に入る音楽監督の上岡敏之、ソロ・コンサー…

すみだ平和祈念コンサート2018 《すみだ × 広島》

広響を招いて“祈り”と“希望”託すコンサートを  太平洋戦争末期、東京大空襲があった3月10日は、多くの犠牲者を出した墨田区にとって特別な意味を持つ日。すみだトリフォニーホールにとっても同様であり、この時期は毎年「すみだ平和祈念コンサート」が行われる。  ホールが開館20周年を迎えた今シーズンは、やはり戦争で大きな傷を…

秦 茂子とアンサンブル・カリオペ〜第一次世界大戦中の音楽家たち〜

戦争と芸術の狭間で  1945年3月10日、米軍の大空襲により灰燼となり、夥しい犠牲者を出した東京・下町。ここに立地する、すみだトリフォニーホールが1997年の開館以来続けている「すみだ平和祈念コンサート」。20周年を迎えた今年度は6公演が行われる。パリを拠点とするソプラノの秦茂子と、社会的背景に基づく活動を軸とするフ…

トリフォニーホール 《ゴルトベルク変奏曲》 2017 キット・アームストロング(ピアノ)

今までにない「ゴルトベルク」体験の予感  今年は「ゴルトベルク変奏曲」を取り上げるピアニストが多い。そんな中でも、とくに気鋭の若手ピアニストがこれを弾くリサイタルでは、21世紀の新しい「ゴルトベルク」との出会いに期待してしまう。その筆頭といえるのが、すみだトリフォニーホールのシリーズ《ゴルトベルク変奏曲》 2017に登…

下野竜也プレゼンツ! 音楽の魅力発見プロジェクト 第4回 《新世界より》徹底大解剖―オーケストラ付レクチャー

“ドヴォルザークの名手”が名曲の秘密を解き明かす  名曲とは、なぜ“名曲”なのか? なぜ私たちは“名曲”と感じるのか?——と書くといささか大げさかもしれないが、この公演は名曲の秘密を解き明かすための大きなヒントになるかもしれない。  新日本フィルと共に、指揮者の下野竜也が企画監修、指揮にレクチャートークもこなす、夏の好…

トリフォニーホール《ゴルトベルク変奏曲》2017 ピーター・ゼルキン(ピアノ)

人生の転機となった“特別な作品”を日本で披露  「終わりのない旅」。鍵盤音楽の最高峰の一つであるバッハ「ゴルトベルク変奏曲」への取り組みを、こう形容するピアニストは数多い。アメリカの名匠ピーター・ゼルキンも、おそらくそうだろう。過去に3度行った録音のそれぞれに異なるアプローチが、それを物語る。そんな彼が、傑作と“今を語…

クリスチャン・ヤルヴィ サウンド・エクスペリエンス2017記者発表

 今年開館20周年を迎えたすみだトリフォニーホールが11月に開催する「クリスチャン・ヤルヴィ サウンド・エクスペリエンス2017」(KJSE)の記者発表が7月3日に都内で行われた(当初「クリスチャン・ヤルヴィ・プロジェクト2017」という公演名で告知されていたが、変更が発表された)。当日は、ヤルヴィが滞在先のローマから…

新日本フィルが2017/2018シーズンプログラムを発表

 新日本フィルハーモニー交響楽団が2017/18シーズンラインナップ、および第8回ルビー〈アフタヌーン コンサート・シリーズ〉のプログラムを発表した。 (2017.4/11 すみだトリフォニーホール Photo:M.Otsuka/Tokyo MDE)  今年は、本拠地のすみだトリフォニーホールが開館20周年。新日本フィ…

新日本フィルがロゴ、定期演奏会を刷新、2016/17シーズンラインナップを発表

 新日本フィルハーモニー交響楽団(新日本フィル)がロゴと定期演奏会をリニューアルする。2月12日、すみだトリフォニーホールで行われた会見で明らかにした。あわせて、2016/17シーズンラインナップも発表した。 (2016.2.12 すみだトリフォニーホール Photo:M.Terashi/TokyoMDE)  新日本フ…