Pre-Stage=Prestige

勅使川原三郎(演出家・振付家・ダンサー)× 佐東利穂子(ダンサー)

多重・多層的な『月に吠える』となるはずです  『月に吠える』をやりたい。勅使川原三郎はふとおもう。その後、萩原朔太郎のその詩集刊行から100年に、偶然、気づく。ひとつのシンクロニシティがおこっている。 「明治になった、外国文化が入ってきた、侍がいなくなった――江戸時代から明治時代の変化は革命期だったし、混乱期でもあった…

林 正子(ソプラノ)

 声音は朗らか、主張はストレート。でも、品の良い物腰を崩さずに林正子は語る。迸るような声の勢いと知的な解釈力、上背ある抜群のプロポーションを武器にドイツやフランスのレパートリーで大活躍の林だが、昨年も東京二期会《ナクソス島のアリアドネ》で圧倒的な存在感を放ち、大喝采を浴びていた。さて、この名ソプラノが、来る7月、同じく…

海老原 光(指揮)

霧島国際音楽祭は“アジアのポート”として良い音楽を発信し続けます  ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターであったゲルハルト・ボッセの提唱で始められた霧島国際音楽祭は、今年で38回目を迎える。マスタークラスとコンサートからなり、その講師には世界的なアーティストが招かれ、受講生も日本だけでなくアジアを…

シルヴァン・カンブルラン(指揮)

バリアは全くありません─メシアン畢生の大作の歴史的上演  名匠カンブルランが、読響の常任指揮者として8年目のシーズンを迎えた。これまで数々の成果をあげてきたが、今年11月、読響創立55周年を記念して、究極の挑戦ともいえる公演=没後25年を迎えたメシアンの歌劇《アッシジの聖フランチェスコ》の全曲日本初演(演奏会形式)を行…

モナ=飛鳥・オット(ピアノ)

初来日のブリュッセル・フィルとラヴェル&ベートーヴェンで共演!  ミュンヘン出身のモナ=飛鳥・オットは、数々の国際コンクール優勝歴を誇り、幼少時より世界から注目を集めてきたピアニスト。多くの音楽祭から招かれ、様々なオーケストラとの共演も多い彼女が、6月にラヴェルのピアノ協奏曲ト長調とベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「…

諏訪内晶子(国際音楽祭NIPPON芸術監督、ヴァイオリン)

満を持して取り組む豪華で多彩な音楽祭  諏訪内晶子が芸術監督を務める第5回国際音楽祭NIPPONが、5月と7月に開催される。2013年に始まった同音楽祭は、「トップ・クオリティ」「イントロダクション・エデュケーション」「コラボレーション with アート」「チャリティ・ハート」を4つの柱にした多角的な取り組みが特徴だ。…

アッシャー・フィッシュ(指揮)

《魔笛》でモーツァルトはドイツ・オペラの扉を開いたのです  今秋のバイエルン国立歌劇場日本公演で《魔笛》の指揮を執るアッシャー・フィッシュ。日本ではすでに、N響や名古屋フィル、新国立劇場にも登場しているが、この3月には新日本フィルとの初共演のために来日した。 「日本で仕事をするのは好きですね。すべてがとてもよく準備され…

ダン・タイ・ソン(ピアノ)

シューベルトの最後のソナタは私にとって大きなチャレンジです  柔らかな音色と詩的な音楽作りによって、ピアノという楽器から最も美しい響きを引き出すダン・タイ・ソン。ベトナム生まれの彼が、東洋人として初の優勝を飾ったショパン国際ピアノコンクールから、早くも37年もの月日が流れた。この間にダン・タイ・ソンは、「ショパン弾き」…

フォルクハルト・シュトイデ(トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン芸術監督、ヴァイオリン)

 「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン国立歌劇場管弦楽団のメンバーを中心とした30名からなる特別編成のオーケストラだ。毎年公演を重ね、今回が15回目の来日。今年も全国の主要都市で6公演を行う予定で、ベートーヴェンの序曲、モーツァルトとシューベルトの交響曲に、ハイド…

辻井伸行(ピアノ)

 ここ数年、名門オーケストラのツアーでソリストとしてひっぱりだこの辻井伸行。今年10月には、待望の初来日ということで注目を集めるユロフスキ率いる、ロンドン・フィル全国ツアーに参加。ラフマニノフの2番とチャイコフスキーの1番というロシアもので共演する。どちらも辻井がこれまでかなりの回数演奏してきたレパートリーだが、なかで…