Pre-Stage=Prestige

ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)

私とオーケストラは“魔法”のような神秘的な関係で強く結ばれています  「次世代を担う逸材中の逸材」と目され、一昨年にアメリカの名門フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督に就任して、世間をあっと驚かせたヤニック・ネゼ=セガン。華麗な“フィラデルフィア・サウンド”を武器に、数々の秀演を生み出し続けて来た名門にあって、なお「これ…

ARCUS(室内オーケストラ)

「指揮者なし」のオーケストラの瑞々しい情熱  全国の主要オーケストラの若手奏者たちが中心となって活動する指揮者なしの室内オーケストラ ARCUS。団名はラテン語の「虹」に由来し、「作曲家、演奏家、聴衆を、虹の架け橋で繋ぎたい」という願いが込められている。2005年にフィリアホールでデビューを飾って以来、「自分たちのやり…

飯守泰次郎(指揮)

世界の主要歌劇場の一つとして高いクオリティの舞台を実現させたい  1月17日の記者会見で、新国立劇場オペラ2014/ 2015シーズンについて熱弁を振るったマエストロ、飯守泰次郎。次期オペラ芸術監督として「オペラが人間に与える豊かさを日本の文化の中で活かしてゆきたい」と語るその声音には、強い意欲と責任感が漲っている。 …

マレク・ヤノフスキ(指揮)

 ワーグナーのオペラ・楽劇を毎年1作ずつ演奏会形式で上演してきた東京・春・音楽祭。いよいよ2014年から畢生の大作『ニーベルングの指環』のツィクルスが始まる。指揮を担うマレク・ヤノフスキは、2010年から13年にかけて、手兵ベルリン放送交響楽団とワーグナーの主要10作品を本拠地ベルリンにて演奏会形式で上演し、大成功に導…

山本耕平(テノール)

自分の未来を信じて歌います!  彗星のごとく現われた新進テノール山本耕平。29歳で《ドン・カルロ》の題名役に抜擢された彼が、考え抜いて選んだ歌の道を今ひた走る! 「悩める男や老け役が大好きなのです。東京芸大在学中にオペラ・デビューした際も役は《コジ・ファン・トゥッテ》のドン・アルフォンソでした。当時は高橋修一先生のもと…

リッカルド・シャイー(指揮)

このプログラムは“音楽の街ライプツィヒ”が誇る 輝かしい遺産です  この3月に、世界最古の自主運営オーケストラ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が、第19代カペルマイスター(常任指揮者)のリッカルド・シャイーと共に日本ツアーを行う。今年還暦を迎え、いよいよ円熟の域に達したシャイー。訪日を心待ちにしているという彼に…

千住 明(作曲)

最初から最後まで聴き手を夢見心地にさせます  クラシックのみならず、テレビドラマや映画、ミュージカルなど、幅広いジャンルで活躍する千住明が書き下ろす《滝の白糸》は、泉鏡花の傑作小説『義血侠血』の初のオペラ化だ。これまでに何度も新派の舞台や映画になった題材を、現代日本の音楽文化の最先端を走る千住明は、いったいどのようなオ…

アラン・ギルバート(指揮)

名門オーケストラを率いる生粋のニューヨーカー  アラン・ギルバートとニューヨーク・フィルハーモニック(NYP)の初来日は2009年9月、ちょうど前任者のロリン・マゼールから音楽監督のバトンを引き継いだ直後だった。アメリカ生まれの指揮者がこのポストにつくのはバーンスタイン以来、しかも日系人のギルバートは生粋のニューヨーカ…

ユーリ・テミルカーノフ(指揮)

楽団員の一体感を誇りに思います  賢人の風格、とでも言うのだろうか。インタビューの場となった一室に入ってきたとき空気がフッと和らぎ、静かに語り出すその内容には言葉の重みが感じられる。ユーリ・テミルカーノフは間違いなく現在のロシアを代表するマエストロであり、ショスタコーヴィチらが生きた旧ソビエト時代から混乱の90年代を経…

スタニスラフ・ スクロヴァチェフスキ●指揮

元気を保つ秘訣は、音楽に対する集中力とワイン(?)  現役最高齢の指揮者の一人であるスタニスラフ・スクロヴァチェフスキは、今年10月3日、90歳の誕生日を日本で祝った。当日は、桂冠名誉指揮者を務める読売日本交響楽団の東京オペラシティ公演。終演後、読響が「ハッピー・バースデイ」を奏でると、会場は温かな拍手に包まれた。 「…