Pre-Stage=Prestige

ヤクブ・フルシャ(指揮)

信頼厚き都響と導く、チェコ音楽の再発見  2010年から東京都交響楽団の首席客演指揮者を務める俊才フルシャが、この9月、チェコ音楽の深き世界を披露する。6月のスーク・プログラムに続く意欲的な演目は、都響への信頼の証しでもある。 「彼らとは幸せな関係が築けたと思います。同僚や家族、チームの一員になった気がしますし、いつも…

準・メルクル(指揮)

 ホンモノの若さとは何か——それは「型にはまらない心」を指す言葉である。東京二期会がこの9月に上演する《イドメネオ》は、ドラマはギリシャ神話の古風な物語ながら、音楽には青年モーツァルトならではの型破りな個性が溢れる異色のオペラ。日本の我々にも馴染み深いマエストロ、準・メルクルがこの名作の魅力をじっくりと語る。 「178…

山田和樹(指揮)

マーラーにはオーケストラの極限的な取り組みが要求されます  マーラーの交響曲は作品のインパクトが強いだけに、その出会いの印象も強烈なものになる。山田和樹が最初に買ったマーラーのCDは、小澤征爾&ボストン響の「巨人」(『花の章』付き)だった。そして、最初に演奏会で聴いたマーラーはインバル&都響の第9番…

白井 晃(演出家/俳優/KAAT神奈川芸術劇場アーティスティック・スーパーバイザー) × 三宅 純(作曲家)

音楽にインスパイアされた世界観  今春、KAAT神奈川芸術劇場のアーティスティック・スーパーバイザーに就任した演出家・白井晃。就任後初、待望の演出作が『Lost Memory Theatre』だ。今作は、作曲家・三宅純の同名アルバムから立ち上げる舞台という、とびきり野心的な試みによるもの。これまで多くの作品を世に送り出…

ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)

初来日の名門オーケストラを率いて真価を発揮!  ヴァシリー・ペトレンコは、いま音楽界を席巻している30代の俊英指揮者の一人。今年3月、2013年からの手兵オスロ・フィルを率いて来日し、来年1月には、2006年(30歳)から首席指揮者を務める名門ロイヤル・リヴァプール・フィルと共に来日公演を行う。  彼のキャリアは意外に…

五嶋 龍(ヴァイオリン)

感謝の気持ちを“100パーセント以上”お返ししたい  名匠レナード・スラットキンが音楽監督に就任して以来、初の来日となるフランス国立リヨン管弦楽団。そして、2005年から音楽監督を務めている知将ケント・ナガノに率いられ、熱いラブコールに応えて再来日を果たすモントリオール交響楽団。相次いでやって来る2つの名門オーケストラ…

荘村清志(ギター)

新発見の余地を残した“中間報告”のようにお聴きください  名匠ナルシソ・イエペスに見出されてスペインに留学後、帰国してデビューリサイタルを行ったのが1969年。以来、日本ギター界を常にリードしてきた荘村清志にとって、今年はデビュー45周年の節目にあたる。その若々しい風貌と、謙虚な語り口に接していると、俄かに信じられない…

有田正広(指揮)& 豊嶋泰嗣(ヴァイオリン/ソロ・コンサートマスター)

 東京芸術劇場で定期的に活動を続けるクラシカル・プレイヤーズ東京。有田正広の指揮のもと、作曲当時の楽器と奏法で“初演の新鮮さ”を目指す。6月の演奏会の前半は、メンデルスゾーンの「夏の夜の夢」序曲のあとに仲道郁代との共演第4弾となるモーツァルトのピアノ協奏曲第23番を披露。後半はシューベルトの「未完成交響曲」という構成だ…

アントワン・ タメスティ(ヴィオラ)

イギリスのヴィオラ音楽の魅力をご紹介します!  フランス出身のアントワン・タメスティは、若い世代を代表するヴィオラ奏者の一人。2004年のミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、世界的な注目を集めた。現在はパリ国立高等音楽院教授を務める。そんな彼が、今井信子によってヴィオラスペースに招かれ、現在は、演奏だけでなく、共同デ…

河村尚子(ピアノ)

日本デビュー10周年の演奏を新しいホールで楽しんでいただきたいですね  都心に新しく誕生した「よみうり大手町ホール」。音楽会用の優れた機能を備えていながら、多目的に使用できるというこの空間で、河村尚子が6月30日にリサイタルを開く。実はこのホールが備えるスタインウェイD-274のピアノは、河村によって選定された楽器なの…