Pre-Stage=Prestige

荘村清志(ギター)

新発見の余地を残した“中間報告”のようにお聴きください  名匠ナルシソ・イエペスに見出されてスペインに留学後、帰国してデビューリサイタルを行ったのが1969年。以来、日本ギター界を常にリードしてきた荘村清志にとって、今年はデビュー45周年の節目にあたる。その若々しい風貌と、謙虚な語り口に接していると、俄かに信じられない…

有田正広(指揮)& 豊嶋泰嗣(ヴァイオリン/ソロ・コンサートマスター)

 東京芸術劇場で定期的に活動を続けるクラシカル・プレイヤーズ東京。有田正広の指揮のもと、作曲当時の楽器と奏法で“初演の新鮮さ”を目指す。6月の演奏会の前半は、メンデルスゾーンの「夏の夜の夢」序曲のあとに仲道郁代との共演第4弾となるモーツァルトのピアノ協奏曲第23番を披露。後半はシューベルトの「未完成交響曲」という構成だ…

アントワン・ タメスティ(ヴィオラ)

イギリスのヴィオラ音楽の魅力をご紹介します!  フランス出身のアントワン・タメスティは、若い世代を代表するヴィオラ奏者の一人。2004年のミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、世界的な注目を集めた。現在はパリ国立高等音楽院教授を務める。そんな彼が、今井信子によってヴィオラスペースに招かれ、現在は、演奏だけでなく、共同デ…

河村尚子(ピアノ)

日本デビュー10周年の演奏を新しいホールで楽しんでいただきたいですね  都心に新しく誕生した「よみうり大手町ホール」。音楽会用の優れた機能を備えていながら、多目的に使用できるというこの空間で、河村尚子が6月30日にリサイタルを開く。実はこのホールが備えるスタインウェイD-274のピアノは、河村によって選定された楽器なの…

クァルテット・ エクセルシオ(弦楽四重奏)

実力派クァルテットの過去・現在・未来  日本では数少ない常設の弦楽四重奏団「クァルテット・エクセルシオ」が、結成20周年を迎えている。桐朋学園の同級生だった西野ゆか(ヴァイオリン)と吉田有紀子(ヴィオラ)に、大友肇(チェロ)が加わり「エクセルシオ」として1994年にスタート。のちに第2ヴァイオリンが山田百子に交代して現…

モイツァ・エルトマン(ソプラノ)

今度のリサイタルはカラフルな夕べになるでしょう。  清澄な美声と深い表現力に可憐な容姿を併せ持つソプラノ歌手、モイツァ・エルトマン。2012年のリサイタルをはじめ、日本でも素晴らしい歌声を聴かせている彼女だが、元々はヴァイオリニストを目指していたという。 「6歳からヴァイオリンを習い始めました。同じ頃ハンブルク国立歌劇…

須川展也(サクソフォン)

サックスを通じて“僕”という人間が形成されました 「サックスは“人間”そのもの。喜怒哀楽すべての感情を音で表現できますから。クラシック、ジャズ、ロック、ポップス、演歌、そして現代音楽まで、サックスを通してあらゆるジャンルの音楽に触れた30年間、そこで“僕”という人間が形成されました。人生を何度やり直しても、僕は絶対にサ…

ジョナサン・ノット(指揮)

私が常に意識しているのは、経験を聴衆と“分かち合う”ことです  この4月から東京交響楽団の音楽監督に就任する、ジョナサン・ノット。首席指揮者を務めるバンベルク響に黄金時代をもたらし、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなどに客演を重ねるこの世界的名匠が、前任者スダーンによって磨き上げられた東響の精緻でノーブルなサウンドに…

ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)

私とオーケストラは“魔法”のような神秘的な関係で強く結ばれています  「次世代を担う逸材中の逸材」と目され、一昨年にアメリカの名門フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督に就任して、世間をあっと驚かせたヤニック・ネゼ=セガン。華麗な“フィラデルフィア・サウンド”を武器に、数々の秀演を生み出し続けて来た名門にあって、なお「これ…

ARCUS(室内オーケストラ)

「指揮者なし」のオーケストラの瑞々しい情熱  全国の主要オーケストラの若手奏者たちが中心となって活動する指揮者なしの室内オーケストラ ARCUS。団名はラテン語の「虹」に由来し、「作曲家、演奏家、聴衆を、虹の架け橋で繋ぎたい」という願いが込められている。2005年にフィリアホールでデビューを飾って以来、「自分たちのやり…