Pre-Stage=Prestige

河瀨直美(演出)

映画監督の視点で描く斬新な《トスカ》の世界  『萌の朱雀』(1997)がカンヌ国際映画祭でカメラドールを受賞し、『殯の森』(2007)で同映画祭の審査員特別大賞グランプリを獲得して、映像作家として国際的な評価を確立した河瀨直美がオペラ演出に初挑戦することになった。  劇作家サルドゥが女優サラ・ベルナールのために書き、プ…

シュテファン・ドール(ホルン、アンサンブル・ウィーン=ベルリン)

多彩なプログラムでベストの音楽をお聴かせします  ベルリン・フィルの首席奏者およびソリストとして活躍するホルンの名手シュテファン・ドール。来日も多い中、今秋特に期待されるのは「アンサンブル・ウィーン=ベルリン」のツアーだ。同グループは、1983年にウィーン・フィルとベルリン・フィルの首席奏者によって結成された木管五重奏…

外山啓介(ピアノ)

デビュー10年――今あらためて向き合うショパンの世界  東京芸大在学中に日本音楽コンクールで優勝。その後2007年に行ったデビュー全国ツアーでチケットを完売させ、一躍注目を集めた外山啓介。それから10年、彼はピアニストとして着実に歩を進め、自信と自覚を深めてきた。  この節目の年、外山がリサイタル・ツアーの演目に選んだ…

福間洸太朗(ピアノ)

人々に幸運をもたらす「鳳凰」の飛翔をイメージしてプログラミングしました  文字どおり五大陸を股に掛け、各地の音楽祭やオーケストラから歓待される福間洸太朗。独自のアイディアとコンセプトでしっかりと組み上げる彼のソロ・リサイタルは、常にピアニストとしての信念に貫かれ、聴衆の感動を呼び起こす。今年のリサイタルのために構想した…

勅使川原三郎(演出家・振付家・ダンサー)× 佐東利穂子(ダンサー)

多重・多層的な『月に吠える』となるはずです  『月に吠える』をやりたい。勅使川原三郎はふとおもう。その後、萩原朔太郎のその詩集刊行から100年に、偶然、気づく。ひとつのシンクロニシティがおこっている。 「明治になった、外国文化が入ってきた、侍がいなくなった――江戸時代から明治時代の変化は革命期だったし、混乱期でもあった…

林 正子(ソプラノ)

 声音は朗らか、主張はストレート。でも、品の良い物腰を崩さずに林正子は語る。迸るような声の勢いと知的な解釈力、上背ある抜群のプロポーションを武器にドイツやフランスのレパートリーで大活躍の林だが、昨年も東京二期会《ナクソス島のアリアドネ》で圧倒的な存在感を放ち、大喝采を浴びていた。さて、この名ソプラノが、来る7月、同じく…

海老原 光(指揮)

霧島国際音楽祭は“アジアのポート”として良い音楽を発信し続けます  ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターであったゲルハルト・ボッセの提唱で始められた霧島国際音楽祭は、今年で38回目を迎える。マスタークラスとコンサートからなり、その講師には世界的なアーティストが招かれ、受講生も日本だけでなくアジアを…

シルヴァン・カンブルラン(指揮)

バリアは全くありません─メシアン畢生の大作の歴史的上演  名匠カンブルランが、読響の常任指揮者として8年目のシーズンを迎えた。これまで数々の成果をあげてきたが、今年11月、読響創立55周年を記念して、究極の挑戦ともいえる公演=没後25年を迎えたメシアンの歌劇《アッシジの聖フランチェスコ》の全曲日本初演(演奏会形式)を行…

モナ=飛鳥・オット(ピアノ)

初来日のブリュッセル・フィルとラヴェル&ベートーヴェンで共演!  ミュンヘン出身のモナ=飛鳥・オットは、数々の国際コンクール優勝歴を誇り、幼少時より世界から注目を集めてきたピアニスト。多くの音楽祭から招かれ、様々なオーケストラとの共演も多い彼女が、6月にラヴェルのピアノ協奏曲ト長調とベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「…

諏訪内晶子(国際音楽祭NIPPON芸術監督、ヴァイオリン)

満を持して取り組む豪華で多彩な音楽祭  諏訪内晶子が芸術監督を務める第5回国際音楽祭NIPPONが、5月と7月に開催される。2013年に始まった同音楽祭は、「トップ・クオリティ」「イントロダクション・エデュケーション」「コラボレーション with アート」「チャリティ・ハート」を4つの柱にした多角的な取り組みが特徴だ。…