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ハオチェン・チャン(ピアノ)

「逆アーチ型の音楽の流れ」への誘い  2009年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールに優勝したハオチェン・チャン。史上最年少での快挙から6年が経ち、当時10代だった彼も今年25歳になる。「自分一人の練習室で得られるものは60パーセント、残りの40パーセントは舞台でしか得られない」という彼は、世界各地での演奏活動を…

椎名雄一郎(オルガン)

バッハのオルガン作品の全曲演奏シリーズが遂に完結  国際的にも熱い注目を集める名手・椎名雄一郎が、2005年から毎年続けて来たバッハのオルガン作品の全曲演奏シリーズ。今年5月に開く第12回で、いよいよ完結を迎える。日本初の偉業を前に「バッハの音楽経験を追体験できたと同時に、彼のオルガン音楽をより多角的に捉えられた」と椎…

ジャン・ワン(チェロ)

日中韓のスターが魂を交える渾身の三重奏  中国が生んだ世界的チェリスト、ジャン・ワンが、今年5〜6月、人気ヴァイオリニスト、神尾真由子、リーズ国際コンクールで最年少優勝を果たした韓国の俊才ピアニスト、キム・ソヌクと組んだトリオの公演を行う。  この企画は、彼の声がけで実現した。 「神尾さんは、いしかわミュージック・アカ…

牧野正人(バリトン)

豪華な顔ぶれによる、内容満載の楽しいステージです!  「都心から電車で30分の文化都市」立川は、「オペラファンが熱い」ことでも有名な街。立川オペラ愛好会の主催、立川市地域文化振興財団の共催で開かれるガラ・コンサート『名歌手たちの夢の饗宴』も、はや5回を数えるという。その牽引役は藤原歌劇団の名バリトン、牧野正人。今回はこ…

Ensembleφ(室内楽ユニット)

涼しげだけれど奥の深い3曲に挑みます  室内楽の世界を深く追究する才色兼備な3人によって結成されたEnsembleφ。ピアノの宮谷理香、ヴァイオリンの礒絵里子、チェロの水谷川優子によるユニットだ。自然界や美術作品における完璧なる美のかたち「黄金比」を意味するユニット名にも彼女たちの志の高さが表れている。 「いかにも“女…

曽我大介(指揮)

アニバーサリーには“2大B”がふさわしい 「オーケストラとして、サウンドが充実してきたと思います」  創立25周年を迎えた東京ニューシティ管弦楽団の正指揮者・曽我大介は言う。2006年から首席指揮者や首席客演も務めていたので、すでに両者の関係は深い。節目の今シーズンには、ブラームスの交響曲をメインにベートーヴェンの序曲…

菊地裕介(ピアノ)

更なる進化を遂げる音楽性と技巧  大阪のザ・シンフォニーホールで平日午前11時スタートの人気企画『シンフォニー・ブランチコンサート』。5月に開催される第3回には菊地裕介が出演する。2010年より2年を経て完結させたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音の最終アルバムを1月に発売し、シリーズの完成度が高く評価されているピ…

ヴァハン・マルディロシアン(指揮)

“指揮者”としての活動にも注目!  NHK交響楽団による名曲コンサート『N響ゴールデン・クラシックス』の指揮者に抜擢されたのが、1975年アルメニア生まれのヴァハン・マルディロシアン。イヴリー・ギトリスをはじめとする、室内楽のピアニストとしてはもう10回以上来日しているが、アルメニア国立室内管弦楽団音楽監督やフランスの…

原田幸一郎(ヴァイオリン)& 毛利伯郎(チェロ)

世界で実績を積んだ仲間が集う、豪華な六重奏  来る5月、ヴァイオリンの原田幸一郎が主宰する『至高の室内楽 MOSTLY KOICHIRO vol.2』が開催される。出演は、原田に加え、神尾真由子(ヴァイオリン)、神谷美千子(同)※、磯村和英(ヴィオラ)、鈴木学(同)、岩崎洸(チェロ)、毛利伯郎(同)という7人の豪華メン…

加藤訓子(パーカッション)

クセナキスが打楽器で創造した“宇宙” 「数学者・建築家でもあったヤニス・クセナキスについて多くの方は、難解な現代音楽の作曲家というイメージをお持ちかもしれません。しかし、彼の作品は“人間がつくったものを人間が演奏する”という大前提があり、その難しさを超えると土着的で力強く、むしろ人間臭いところもあるのです」  世界的な…