特集:マリインスキー・オペラ日本公演2016

ヨンフン・リー出演、MET《イル・トロヴァトーレ》がアンコール上映

マリインスキー・オペラ日本公演で《ドン・カルロ》の題名役を歌う、韓国出身のヨンフン・リーは、いまや、メトロポリタン歌劇場(MET)をはじめ、英ロイヤル・オペラ、バイエルン州立歌劇場など世界の一流歌劇場にかかせないスター・テノール。2011年6月、MET日本公演《ドン・カルロ》に急遽代役で出演し、公演を成功に導いたのは記…

ワレリー・ゲルギエフ(指揮、マリインスキー劇場芸術総監督)

今回のマリインスキー・オペラは必見です!  現代きってのカリスマ指揮者、ワレリー・ゲルギエフ率いるマリインスキー・オペラが、今秋5年ぶりとなる待望の日本公演を行う。1988年、ゲルギエフが35歳で芸術監督に就任して以来、この名門歌劇場の躍進ぶりは、とどまることを知らない。 「マリインスキー劇場は今なお発展を続けています…

演出家ステパニュクが語る《エフゲニー・オネーギン》

 ステパニュク氏は50代後半の物腰は穏やかだが眼光鋭い人物。このインタビューは氏の新演出による《エフゲニー・オネーギン》を観た翌日に行った。 文・ひのまどか(音楽作家) ーー先ず、ステパニュクさんとマリインスキー劇場の関係をお聞かせ下さい。 「私はペテルブルク生まれで、ここの音楽院を卒業した後チェリャビンスク(ウラル地…

ディミトリー・コルチャック(テノール)

 ロシア生まれの若きテノール、コルチャックのオペラ・キャリアは華々しい。ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、英国ロイヤル・オペラ、ローマ歌劇場、パリ・オペラ座など、主要な歌劇場に出演。近年では2015年11月、ウィーン国立歌劇場で世界的プリマドンナ、アンナ・ネトレプコがヒロインをつとめた《エフゲニー・オネーギン》で…

新スター登場! ディミトリー・コルチャック新国立劇場《ウェルテル》で大成功!!

 新国立劇場で上演中のマスネ作曲《ウェルテル》でタイトルロールを演じ、初日から圧倒的な存在感で聴衆を魅了したロシア人テノール歌手ディミトリー・コルチャック。日本でオペラの舞台に立つのはこれが初めてで、ほとんどの聴衆がノーマークだったはずだが(怪我で急遽降板したマルチェッロ・ジョルダーニの代役)、シルクを思わせる質感の高…