特集:マリインスキー・オペラ日本公演2016

アレクセイ・マルコフ(バリトン) インタビュー

 10月のマリインスキー・オペラ来日公演で、《エフゲニー・オネーギン》《ドン・カルロ》に出演するバリトンのアレクセイ・マルコフに聞いた。 ーーマルコフさん、今回は何度目の来日になるのですか?  2回目です。2011年2月の《トロイアの人々》が初来日でした。 ーー今回の日本公演では、両方の演目で重要な役を歌っていただきま…

コルチャックが渋谷のリビングルーム・カフェに登場

 マリインスキー・オペラ日本公演《エフゲニー・オネーギン》でレンスキー役を歌う、注目の若きスター・テノール、ディミトリー・コルチャックが渋谷のリビングルーム・カフェ&ダイニングのサンデー・ブランチ・クラシックに登場することが決まった。  渋谷ザ・プライムの4Fにオープンした「LIVING ROOM CAFE by ep…

ジャパン・アーツがサマー・キャンペーンを実施

この秋日本公演を行う、ゲルギエフ率いる「マリインスキー・オペラ」十八番のチャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》、壮大な歴史絵巻ヴェルディ《ドン・カルロ》の2作品について、日時・期間・枚数限定で割引販売する。 【期間】 2016年8月8日(月)10:00〜8月20日(土)23:59 【対象公演】 ●ヴェルディ《ドン・…

フェルッチョ・フルラネット インタビュー Vol.6

インタビュア:高橋美佐(イタリア語) 構成・質問:岸純信(オペラ研究家) Q:ところでわれわれ、フルラネットさんの有名な「幸運のかつら」のことを存じ上げていますが(笑)、以前、日本のテレビ番組でそのことをお話しになっていましたね、カラヤン氏との仕事で使ったという、あのかつらですが、あれは、10月の来日の際にも持参されま…

フェルッチョ・フルラネット インタビュー Vol.5

インタビュア:高橋美佐(イタリア語) 構成・質問:岸純信(オペラ研究家) Q:オリジナル言語の違いというものが、音楽に影響するのではないでしょうか?  ご指摘は当たっています。しかも、とくに《ドン・カルロ》においては顕著です。《ドン・カルロ》のフランス語5幕版は、言語による影響が大きく、またすでに音楽としてフランス語の…

フェルッチョ・フルラネット インタビュー Vol.4

インタビュア:高橋美佐(イタリア語) 構成・質問:岸純信(オペラ研究家) Q:演出についてです。ジョルジョ・バルベリオ・コルセッティ氏のこの演出は、いかがですか? 今年はじめてこの演出で歌いましたが、よく理解しています。個性の強い演出ですね。いわゆる「トラディショナルな」ものではないです。が、音楽とリブレットには忠実に…

フェルッチョ・フルラネット インタビュー Vol.3

インタビュア:高橋美佐(イタリア語) 構成・質問:岸純信(オペラ研究家) Q:マエストロ・ゲルギエフとは、すでに《ドン・カルロ》をおやりになっていますよね?  はい。近年の白夜祭(White Nights Festival)でご一緒しています。 Q: マリインスキー劇場のメンバーとご一緒に?  ええ。私がマリインスキー…

ヨンフン・リー(テノール) から動画メッセージ

今秋のマリインスキー・オペラ日本公演で《ドン・カルロ》にタイトル・ロールとして出演するヨンフン・リーからメッセージが届きました。 こちらは、今年1月、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場《カヴァレリア・ルスティカーナ》­に出演中、寄せられたものです。 ヴェルディ作曲《ドン・カルロ》 指揮:ワレリー・ゲルギエフ 管弦楽:マ…

フェルッチョ・フルラネット インタビュー Vol.2

盟友ゲルギエフは現在で唯一のカラヤンのような存在 インタビュア:高橋美佐(イタリア語) 構成・質問:岸純信(オペラ研究家) Q:お生まれは、北イタリアのサチーレですが、子供時代はずっとこの故郷で過ごされたのですか?  ええ、そこで育ち、高校までの学業を終え、そして声楽の勉強をしようと決意して、マントヴァの先生のもとにレ…

フェルッチョ・フルラネット インタビュー Vol.1

フィリッポ役を歌って35年  現代を代表するバス歌手として世界中で活躍するフェルッチョ・フルラネット。数多くのレパートリーの中でも特にフィリッポ二世役は“現代最高”の定評がある当たり役であり、2001年のサントリーホール・オペラ「ドン・カルロ」での名唱はいまや“語り草となっているオペラ界のレジェンド。来年、15年ぶりに…