インタビュー

堀 正文(ヴァイオリン)

 N響ソロ・コンサートマスターの堀正文は、「N響での35年間に接した指揮者とソリストのパーソナリティや音楽観がひとつの財産」と語る。そのキャリアを違った形で生かしているのが《東京・春・音楽祭》。2014年に10年目を迎える同音楽祭では、N響による「東京春祭ワーグナー・シリーズ」やムーティ指揮の特別オーケストラにも出演し…

小川里美(ソプラノ)

今までにない《こうもり》をお見せします!  豊かな表現力を持った懐の深い歌唱で活躍する、ソプラノの小川里美。2月に東京芸術劇場と石川県立音楽堂の共同公演《こうもり》でロザリンデを歌う。 「《こうもり》は4度目ですが、ロザリンデをドイツ語で歌うのは初めてなので、やりがいを感じると同時に、緊張もしています。すごくチャーミン…

幸田浩子(ソプラノ)

日本の文化と風土のすばらしさを感じていただけたら  ドイツ・リューベック歌劇場の音楽総監督に就任するなど、国際的な活躍を展開する指揮者の沼尻竜典が、オペラの作曲に初挑戦。題材は、日本最古の物語「竹取物語」である。横浜みなとみらいホールで自身のタクトにより、世界初演に臨む。オペラの世界を知り尽くしたマエストロの“新作”だ…

リッカルド・シャイー(指揮)

このプログラムは“音楽の街ライプツィヒ”が誇る 輝かしい遺産です  この3月に、世界最古の自主運営オーケストラ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が、第19代カペルマイスター(常任指揮者)のリッカルド・シャイーと共に日本ツアーを行う。今年還暦を迎え、いよいよ円熟の域に達したシャイー。訪日を心待ちにしているという彼に…

IL DEVU(男声アンサンブル)

大人の優しさと懐の大きな愛  実力派の歌手とピアニストによる5人組IL DEVUが待望のファースト・アルバム『DEBUT-デヴュー』をリリースする。シューベルトの「シルヴィアに」カッチーニの「アマリッリ」など正統派の歌曲から、「川の流れのように」の壮麗な合唱ヴァージョン、本家(?)IL DIVO(イル・ディーヴォ)で有…

千住 明(作曲)

最初から最後まで聴き手を夢見心地にさせます  クラシックのみならず、テレビドラマや映画、ミュージカルなど、幅広いジャンルで活躍する千住明が書き下ろす《滝の白糸》は、泉鏡花の傑作小説『義血侠血』の初のオペラ化だ。これまでに何度も新派の舞台や映画になった題材を、現代日本の音楽文化の最先端を走る千住明は、いったいどのようなオ…

アラン・ギルバート(指揮)

名門オーケストラを率いる生粋のニューヨーカー  アラン・ギルバートとニューヨーク・フィルハーモニック(NYP)の初来日は2009年9月、ちょうど前任者のロリン・マゼールから音楽監督のバトンを引き継いだ直後だった。アメリカ生まれの指揮者がこのポストにつくのはバーンスタイン以来、しかも日系人のギルバートは生粋のニューヨーカ…

ユーリ・テミルカーノフ(指揮)

楽団員の一体感を誇りに思います  賢人の風格、とでも言うのだろうか。インタビューの場となった一室に入ってきたとき空気がフッと和らぎ、静かに語り出すその内容には言葉の重みが感じられる。ユーリ・テミルカーノフは間違いなく現在のロシアを代表するマエストロであり、ショスタコーヴィチらが生きた旧ソビエト時代から混乱の90年代を経…

藤原道山 (尺八)

3人が旅を重ねて築いたサウンドです  現代・純邦楽界屈指の逸材であり、2001年のデビュー以来、様々なコラボレーションで尺八の新たな可能性を切り拓いてきた藤原道山。チェロの古川展生、ピアノの妹尾武の3人からなる人気ユニット・KOBUDO-古武道-もそのひとつで、音から旅の風景が広がるような新作アルバム『OTOTABI-…

川畠成道 (ヴァイオリン)

デビューから15年、そしてさらに先を見つめる  1998年にサントリーホールで鮮烈なデビュー(小林研一郎指揮/日本フィル)を飾って以来、ソリストとして精力的な活動を展開している川畠成道。毎年数多くのリサイタルやオーケストラとの共演を行い、CDリリースを重ねて来た人気ヴァイオリニストが今年12月と来年3月に、デビュー15…