インタビュー

リチャード・リン(ヴァイオリン)

“黄金の音色”を受け継ぐ俊才  昨年開催された第5回仙台国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門で優勝を飾ったリチャード・リンが東京でのお披露目となる優勝記念演奏会を6月19日に開く。リンは、台湾出身の両親のもと米国アリゾナ州フェニックスで生まれ、台湾で育った。ちなみに台湾名は「林品任」である。 「父は音楽家ではなかったの…

チック・コリア(ピアノ)

ソロでは常にサプライズの要素を入れたいと思っているんだ  ストレートなリアル・ジャズからエレクトリックを大々的に導入したフュージョンまで、多彩な編成による斬新なパフォーマンスで常に聴き手に驚きを与え続けてくれる巨匠、チック・コリア。そんなジャズ・レジェンドが、3月にオープンしたばかりのよみうり大手町ホールに、ピアノ・ソ…

垣岡敦子(ソプラノ)

愛をテーマに歌います  2000年に渡伊し、ミラノ音楽院で研鑽を積みつつ、欧州で数々のステージに立ち好評を博している垣岡敦子。2009年の帰国後は新作オペラで主役を務めるなどして注目を集め、2012年よりシリーズ化しているコンサート『Amore〜愛の歌』も好評。そんな彼女が今年も6月26日に紀尾井ホールでリサイタルを開…

三輪 郁(ピアノ)

シューマンはライン川に映る緑のイメージ  定評あるモーツァルトをはじめ、長く暮らし学んだウィーンの空気を運んでくれるピアニスト三輪郁。しかしもちろん、ウィーンの音楽にとどまらずレパートリーは多彩だ。6月にはチェコの名門プラジャーク・クヮルテットの日本公演で共演。東京、京都などでシューマンのピアノ五重奏曲を弾く。シューマ…

ヴェッセリーナ・カサロヴァ(メゾソプラノ)

「カルメン役をやり遂げるには、多くの経験が必要なのです」  1991年にザルツブルク音楽祭とウィーン国立歌劇場でセンセーショナルなデビューを飾って以来、現代を代表するメゾソプラノの一人として、第一線で活躍を続けているヴェッセリーナ・カサロヴァ。バロックからモーツァルト、そしてベルカントのメゾとして名声を得たが、近年は《…

パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)

私にとって音楽とは、“愛しい人”です  伝統あるウィーン・ピアニズムの継承者であり、格調高い音楽創りで聴衆を魅了する巨匠、パウル・バドゥラ=スコダ。世界の演奏史の一部を体現する存在である一方、わが国の演奏史にも深く関わってきた。そんなスコダが初来日から54年、遂にピリオドを打つことを決意。  「これが共に音楽の美しさを…

荘村清志(ギター)

新発見の余地を残した“中間報告”のようにお聴きください  名匠ナルシソ・イエペスに見出されてスペインに留学後、帰国してデビューリサイタルを行ったのが1969年。以来、日本ギター界を常にリードしてきた荘村清志にとって、今年はデビュー45周年の節目にあたる。その若々しい風貌と、謙虚な語り口に接していると、俄かに信じられない…

有田正広(指揮)& 豊嶋泰嗣(ヴァイオリン/ソロ・コンサートマスター)

 東京芸術劇場で定期的に活動を続けるクラシカル・プレイヤーズ東京。有田正広の指揮のもと、作曲当時の楽器と奏法で“初演の新鮮さ”を目指す。6月の演奏会の前半は、メンデルスゾーンの「夏の夜の夢」序曲のあとに仲道郁代との共演第4弾となるモーツァルトのピアノ協奏曲第23番を披露。後半はシューベルトの「未完成交響曲」という構成だ…

セルソ・アルベロ(テノール)

スペインの新星が放つ中南米歌曲の魅力  2011年ボローニャ歌劇場来日公演でベッリーニ《清教徒》に主演し、圧倒的な喉の力で“ハイF”を鳴り響かせたテノール、セルソ・アルベロ。5月の横須賀でのリサイタルを前に、思いのたけを熱く語った。 「今回は、母国スペインのメロディに加えて、中南米の作曲家の歌曲もたくさん歌うつもりです…

アントワン・ タメスティ(ヴィオラ)

イギリスのヴィオラ音楽の魅力をご紹介します!  フランス出身のアントワン・タメスティは、若い世代を代表するヴィオラ奏者の一人。2004年のミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、世界的な注目を集めた。現在はパリ国立高等音楽院教授を務める。そんな彼が、今井信子によってヴィオラスペースに招かれ、現在は、演奏だけでなく、共同デ…