インタビュー

ミシェル・ダルベルト(ピアノ)

節目の年のスペシャル・プログラム  艶やかな音色と深い精神性で聴衆を魅了するフランスのピアノの名匠ミシェル・ダルベルトが来日する。初来日から30周年の節目を記念したリサイタルでは、古典から近代まで、その音楽世界の粋を披露する。 「日本の皆さんの音楽への反応は、30年前と少し変化したように思えます。かつては遠慮がちで、コ…

ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)

ロシアの知られざる傑作に光を当てる  音楽的にも人間的にも、懐の大きさと深さを感じさせるロシアのピアニスト、ボリス・ベレゾフスキー。この秋の東京・静岡でのリサイタルのために彼が組んだプログラムは、オール・ロシアものだ。それも世に知られざる美しい作品をふんだんに並べている。 「知られざる素晴らしいピアノ曲がロシアにはたく…

宮崎陽江(ヴァイオリン)

“メン・コン”と「ツィガーヌ」の核心に迫ります  スイスを拠点にヨーロッパと日本で活動を続けるヴァイオリニストの宮崎陽江。2008年から毎年、東京と札幌で行っている帰国公演が今年も行われる。これまではフランス音楽が中心だったが、今回の演目は、メンデルスゾーンの協奏曲ホ短調と、ラヴェル「ツィガーヌ」。ここでなぜドイツもの…

現田茂夫(指揮)

“宇宙の響き”でホールの新たな一歩を祝う  来年1月に開館40周年を迎える神奈川県民ホールは現在休館中だが、いよいよ今年の10月5日、『第21回神奈川国際芸術フェスティバル』のラインナップの一つでもある、現田茂夫と神奈川フィルによるマーラーの交響曲第8番で開館する。 「マーラー自身が『宇宙が鳴り響く』と言っているように…

福田進一(ギター) 第9回 仙台クラシックフェスティバル2014

スペイン音楽が彩る今年の「せんくら」  秋の仙台に多くの音楽家が集結し、3日間の饗宴を開催。仙台クラシックフェスティバル、通称「せんくら」は今年で9回目を迎える。その第1回となった2006年、朝一番のコンサートへ登場したのがギタリストの福田進一だ。それ以来、ほぼ皆勤で登場し、多彩なプログラムによる曲を演奏。「せんくら」…

彌勒忠史(企画・演出)

“あの”オペラがパワーアップして帰ってくる!  カウンターテナー界の第一人者であり、演出家や著述家としても引っ張りだこの彌勒忠史。この秋には開館20周年になる横須賀芸術劇場のキーマンとして、2011年に大好評を得たオペラ《泥棒とオールドミス》の再演など一連の企画を手掛けるという。 「千葉大学で歌舞伎の歴史を研究し、そこ…

海野幹雄(チェロ)

俊英が挑むベートーヴェンのチェロ・ワークス  ソロや室内楽、オーケストラへ首席客演と近年活躍めざましいチェロの俊英。恒例となった9月の王子ホールでのリサイタルは今年、ベートーヴェンが遺したチェロを含む二重奏の全作品を1日で弾くという意欲的なプログラムとなった。 「ベートーヴェンのチェロ・ソナタはあまりにも偉大な存在です…

ハリー・クプファー(演出)

すべての登場人物は旅の途上にあるのです  これまで数々の来日公演で話題を呼んだ巨匠演出家ハリー・クプファーが、満を持して新国立劇場2014/15シーズンの開幕公演を手がける。演目はワーグナー最晩年の楽劇《パルジファル》。クプファーはこれまで、この作曲家の主要作品のすべてを演出、舞台を脱神話化しながら、社会における人間の…

ダニエル・ハーディング(指揮)

新日本フィルとの信頼関係は確実に深まっています  ダニエル・ハーディングは、新日本フィルハーモニー交響楽団のMusic Partner of NJPとして、今秋5シーズン目を迎える。これまでもマーラーをはじめ数々の名演を残してきたが、より関係を深めた今後の共演への期待も大きい。そこでまずは新日本フィルへの思いをきいてみ…

アダム・クーパー

 イギリスでロングランを続けたミュージカル、『SINGIN’ IN THE RAIN〜雨に唄えば〜』待望の日本公演で、主人公ドン・ロックウッドを演じる。  タイトル通り、雨の中での歌とダンスがあまりにも有名なこの作品。舞台の上に大量の水が降り注ぐ中、軽快なステップを見せるシーンが話題を集めている。 「公演当…