インタビュー

宮崎蓉子(バロック・ヴァイオリン)

バロックの名曲・秘曲を集めて  ロンドンで研鑽を積んだバロック・ヴァイオリンの宮崎蓉子が待望の初ソロCD『チャッコーナ』をリリースする。  古楽を学び始めたのは高校生の頃だったそう。 「それまでは古楽器の存在すら知らなかったのですが、師事していた瀬戸瑤子先生がある日突然、『古楽器が合ってるんじゃないかしら』と、バロック…

樋口達哉(テノール)

イタリア仕込みの美声で聴く人を虜に  二期会の看板テノール、待望の2ndアルバム。舞台ではオペラのみならず、オペレッタ、邦人作品などレパートリーを広げている樋口だが、かつて研鑽を積んだ地、イタリアの歌曲からカンツォーネまでを収めた本作はまさにその歌声の核心だ。 「オペラの全盛期である19世紀末の歌曲から民謡、ポップス寄…

中井恒仁(ピアノ)

シリーズのラストは2台ピアノ版の「ハイドン変奏曲」で  2004年にスタートした『中井恒仁のブラームス ピアノ全曲(ソロ・連弾・2台)シリーズ』が10年目を迎える今年、第8回をもっていよいよ完結する。 「ブラームスの楽譜から受け取ったものを奇を衒うことなく素直に表現し、お客様にできるだけ共感していただけるように演奏した…

フェスティバル/トーキョー14 白神ももこ『春の祭典』森川弘和『動物紳士』

新しいフェスティバル/トーキョーを体感したい  新体制で心機一転、新しいスタートを切ったフェスティバル/トーキョー。以前は演劇祭のイメージも強かったが、今回はダンス作品も多くラインナップされている。  ひとつは難曲の『春の祭典』。なぜ難曲かというと、ストラヴィンスキーの曲があまりに強く魅力的すぎて、これまでにも多くの振…

ジュリア・アイヒテン & チャーリー・ホッジス 〈L.A. Dance Project〉

2人が語る“バレエ新時代”  来たる11月1日からパリ・オペラ座バレエ団芸術監督に就任するバンジャマン・ミルピエが設立した〈L.A.Dance Project〉の初来日が迫っている。前号では、ミルピエ監督のインタビューをお届けしたが、今回は最先端を走る「アーティスト集団」と太鼓判を押すカンパニー2人の精鋭をご紹介しよう…

佐藤優子(ソプラノ)

気鋭のコロラトゥーラ歌手が歌うアディーナの魅力  昨年夏の東京二期会《ホフマン物語》に抜擢され、オランピア役で目の覚めるような美しいコロラトゥーラを聴かせて喝采を浴びた佐藤優子が、サントリーホール オペラ・アカデミー公演《愛の妙薬》でアディーナを歌う。彼女自身、このアカデミーの体制が刷新され、元テノール歌手の指揮者ジュ…

★来日中止★レナード・スラットキン(指揮)

私はN響のスピリットが大好きなのです  この7月、フランス国立リヨン管とともに日本を訪れたレナード・スラットキンに、公演の合間を縫って、11月のNHK交響楽団との公演について話を聞いた。  スラットキンとN響の初共演は1984年だった。当時、セントルイス響の音楽監督を務めていた彼は、アメリカの一地方オーケストラに過ぎな…

バンジャマン・ミルピエ L.A. Dance Project

自在なパフォーマンスで魅せるアーティスト集団来日!  35歳の若さで、パリ・オペラ座バレエ団の次期芸術監督に抜擢されて以来、バンジャマン・ミルピエの名はまたたく間に世界に広まった。その彼が2012年にロサンゼルスで設立した〈L.A. Dance Project〉が11月日本に初上陸する。ミルピエはフランスのボルドー生ま…

寺神戸 亮(指揮)

《プラテ》は間違いなく聴く人を虜にします  今年で没後250年を迎えた、フレンチ・バロックの巨匠ジャン=フィリップ・ラモー。北とぴあ国際音楽祭の核をなす、バロック・オペラ公演を担う寺神戸亮指揮のレ・ボレアードが、その傑作オペラ《プラテ》を上演する。全能の神で浮気者のジュピテルが、嫉妬深い妻ジュノンに一泡吹かせようと、カ…

ジョゼ・マルティネズ(スペイン国立ダンスカンパニー芸術監督)

新しいスペイン国立ダンスカンパニー、ここに誕生!  パリ・オペラ座エトワールを引退後、母国に戻り、スペイン国立ダンスカンパニー(CND)の芸術監督に就任したジョゼ・マルティネズ。監督として4年目のシーズンを迎えたこの秋、ダンサー総勢40名を率い、待望の来日公演を行う。  CNDは1979年にクラシックバレエ団としてスタ…