インタビュー

リッカルド・シャイー(指揮)

このプログラムは“音楽の街ライプツィヒ”が誇る 輝かしい遺産です  この3月に、世界最古の自主運営オーケストラ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が、第19代カペルマイスター(常任指揮者)のリッカルド・シャイーと共に日本ツアーを行う。今年還暦を迎え、いよいよ円熟の域に達したシャイー。訪日を心待ちにしているという彼に…

IL DEVU(男声アンサンブル)

大人の優しさと懐の大きな愛  実力派の歌手とピアニストによる5人組IL DEVUが待望のファースト・アルバム『DEBUT-デヴュー』をリリースする。シューベルトの「シルヴィアに」カッチーニの「アマリッリ」など正統派の歌曲から、「川の流れのように」の壮麗な合唱ヴァージョン、本家(?)IL DIVO(イル・ディーヴォ)で有…

千住 明(作曲)

最初から最後まで聴き手を夢見心地にさせます  クラシックのみならず、テレビドラマや映画、ミュージカルなど、幅広いジャンルで活躍する千住明が書き下ろす《滝の白糸》は、泉鏡花の傑作小説『義血侠血』の初のオペラ化だ。これまでに何度も新派の舞台や映画になった題材を、現代日本の音楽文化の最先端を走る千住明は、いったいどのようなオ…

アラン・ギルバート(指揮)

名門オーケストラを率いる生粋のニューヨーカー  アラン・ギルバートとニューヨーク・フィルハーモニック(NYP)の初来日は2009年9月、ちょうど前任者のロリン・マゼールから音楽監督のバトンを引き継いだ直後だった。アメリカ生まれの指揮者がこのポストにつくのはバーンスタイン以来、しかも日系人のギルバートは生粋のニューヨーカ…

ユーリ・テミルカーノフ(指揮)

楽団員の一体感を誇りに思います  賢人の風格、とでも言うのだろうか。インタビューの場となった一室に入ってきたとき空気がフッと和らぎ、静かに語り出すその内容には言葉の重みが感じられる。ユーリ・テミルカーノフは間違いなく現在のロシアを代表するマエストロであり、ショスタコーヴィチらが生きた旧ソビエト時代から混乱の90年代を経…

藤原道山 (尺八)

3人が旅を重ねて築いたサウンドです  現代・純邦楽界屈指の逸材であり、2001年のデビュー以来、様々なコラボレーションで尺八の新たな可能性を切り拓いてきた藤原道山。チェロの古川展生、ピアノの妹尾武の3人からなる人気ユニット・KOBUDO-古武道-もそのひとつで、音から旅の風景が広がるような新作アルバム『OTOTABI-…

川畠成道 (ヴァイオリン)

デビューから15年、そしてさらに先を見つめる  1998年にサントリーホールで鮮烈なデビュー(小林研一郎指揮/日本フィル)を飾って以来、ソリストとして精力的な活動を展開している川畠成道。毎年数多くのリサイタルやオーケストラとの共演を行い、CDリリースを重ねて来た人気ヴァイオリニストが今年12月と来年3月に、デビュー15…

青柳 晋 (ピアノ)

シューベルトの想念に迫る  青柳晋の自主企画リサイタルシリーズ《リストのいる部屋》が、今年で8回目を数える。リストを“ホスト”として、毎年1人の作曲家を“ゲスト”に迎えるというコンセプトのもと、青柳がその年に演奏したいと感じる作品ばかりを取り上げてきた。  今年のゲストはシューベルト。これまで一度もメインプログラムに入…

アンドレイ・アニハーノフ (指揮)

現代に合った解釈の「第九」をお届けしたい  12月に入ると、今年も全国各地で毎日のように演奏されるベートーヴェンの「第九」。どれを聴くか選びかねている方に、2013年の聴き納めとしてお薦めなのが、ウクライナの名門・キエフ国立フィルが高らかに歌い上げる歓喜の歌だ。指揮を務めるロシアの名匠アンドレイ・アニハーノフに、公演の…

ワーヘリ〈外囿祥一郎(ユーフォニアム)&次田心平(テューバ)〉

“世界遺産”級のデュオ、日本初登場!  ユーフォニアムの第一人者・外囿祥一郎と読売日響のテューバ奏者・次田心平が、新ユニット「ワーヘリ」を結成。CD『スマイル』をリリースし、コンサートも行う。 「今年3月に兵庫で2人のワンコイン・コンサートをやったら大ホールが満席になった。そこで色々な可能性があるな…と話が進み、この夏…