インタビュー

寺神戸 亮(指揮)

《プラテ》は間違いなく聴く人を虜にします  今年で没後250年を迎えた、フレンチ・バロックの巨匠ジャン=フィリップ・ラモー。北とぴあ国際音楽祭の核をなす、バロック・オペラ公演を担う寺神戸亮指揮のレ・ボレアードが、その傑作オペラ《プラテ》を上演する。全能の神で浮気者のジュピテルが、嫉妬深い妻ジュノンに一泡吹かせようと、カ…

ジョゼ・マルティネズ(スペイン国立ダンスカンパニー芸術監督)

新しいスペイン国立ダンスカンパニー、ここに誕生!  パリ・オペラ座エトワールを引退後、母国に戻り、スペイン国立ダンスカンパニー(CND)の芸術監督に就任したジョゼ・マルティネズ。監督として4年目のシーズンを迎えたこの秋、ダンサー総勢40名を率い、待望の来日公演を行う。  CNDは1979年にクラシックバレエ団としてスタ…

玉置浩二(ヴォーカル)

今回も挑戦者として出演するつもりです  歌謡界のスター歌手と実力派オペラ歌手、そしてNHK交響楽団メンバーによる室内オーケストラが夢のコラボを繰り広げるスペシャル・コンサート『声魂』。あのサントリーホールに、「歌」だけでなく「人間」としても、人を惹き付けてやまない玉置浩二が登場する。人気バンド「安全地帯」のヴォーカルと…

チョ・ソンジン(ピアノ)

変貌を遂げつつあるアジアの大器  若いピアニストの演奏を聴く面白さの一つは、あるとき突然何かに目覚めたかのように、飛躍的な変化を見せてくれるところにある。  韓国で学び、2009年にわずか15歳で浜松国際ピアノコンクールに優勝して注目を集めたチョ・ソンジン。その後2011年にチャイコフスキー国際コンクールで第3位に入賞…

神尾真由子(ヴァイオリン)

ピアソラとニュー・アルバムで魅せる新境地  現在ロシア在住の神尾真由子が、10月に全国5都市を巡る国内ツアーを行う。プログラムの中心となるのは、サラサーテ2曲とピアソラ「ブエノスアイレスの四季」というラテン系の作品だ。 「サラサーテはみなさんご存知の、超絶技巧を上品に味付けした音楽。ヴァイオリニストの技巧的な面を聴いて…

ファビオ・ルイージ(指揮)

《マクベス》を最高のキャストとMETで振れるのは楽しみです  サイトウ・キネン・フェスティバル松本の《ファルスタッフ》でオペラ指揮者としての手腕を再認識させたファビオ・ルイージ(メトロポリタン歌劇場首席指揮者・チューリッヒ歌劇場音楽監督)が、MET2014-15シーズンのオープニングに登場する。  新シーズン、ルイージ…

佐渡 裕(指揮)

 2011年3月11日、英国のBBCフィルと日本ツアーを行っていた佐渡裕は横浜で東日本大震災に遭った。 「東北の人々のことを思うと、何も出来ない自分を本当に情けなく思った。食事を届けたり、医者のように人の命を助けたりするわけでもなく、指揮台で棒を持ってオーケストラに『速い』とか『遅い』とか指示を出している指揮者という仕…

アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)

今度の日本公演で弾くのは、思い入れの強い作品ばかりです  アラベラ・美歩・シュタインバッハーは、現在世界の第一線で活躍中のヴァイオリニストだ。その歩みは、すこぶる順調に思える。 「父はコレペティトゥール、母は歌手でしたので、歌に囲まれて育ちました。ヴァイオリンは3歳から習い始め、少しずつ自然に先へ進んできました。それは…

樋口紀美子(ピアノ)

ショパンのメッセージを伝えたい  ベルリンを中心に33年間をドイツで暮らし、7年前に帰国したピアニスト樋口紀美子がオール・ショパンによるCD『ノアンの思い出』の発売記念リサイタルを開く。 「CDはピアノ・ソナタ第3番をメインに3つのマズルカ、スケルツォ第4番、子守歌、ノクターンを収録しました。リサイタルではお客様により…

青柳いづみこ(ピアノ)

島崎藤村も聴いたドビュッシーの世界  ピアニストと文筆家。見事な二刀流で活躍する青柳いづみこが、ドビュッシー没後100年の2018年に向け、今秋から5年越しのカウントダウン・コンサート・シリーズを始める。毎回、ちょうど100年前のその年に焦点を当てていく企画で、初回は、1914年にドビュッシーが演奏、作曲した作品を紹介…