インタビュー

WEBぶらあぼ特別インタビュー〜ハイナー・ゲッベルス(作曲・演出)

アンサンブル・モデルンの演奏行為そのものがドラマなのです  1952年生まれ。フランクフルトを拠点に活動する作曲家、演出家。ドイツの劇作家ハイナー・ミュラー(95年没)との協働で知られ、90年代からは音楽と演劇の複合としての「ムジークテアター(Musiktheater/music theatre/音楽劇)」を毎年のよう…

市原 愛(ソプラノ)

地元横浜でのガラコンサート初出演に意欲満々  近年、国内外で着実にキャリアを積み重ね、ファンを増やしてきた人気ソプラノ市原愛。現在公開中の邦画『追憶』では、千住明が手掛けたテーマ音楽で美しいヴォカリーズを聴かせて、大きな話題を呼んでいる。 「千住さんのこだわりで、同じように美しい旋律だけれどオープニングとエンディングで…

萩原貴子(フルート)

デビュー25周年で聴かせる煌めきのサウンド  日本音楽コンクールのフルート(当時8年に1回)部門で当時史上最年少にて優勝以来、数多の演奏活動を経て今年デビュー25周年。円熟の境地を迎えた萩原貴子が、3人の作曲家の作品に新しい生命を吹き込むソナタ集をリリースする。 「若い頃は、美空ひばりさんのナンバーや、名曲の技巧的なア…

佐藤俊介(ヴァイオリン)

オリジナル楽器で蘇るブラームスの新鮮な世界  古楽とモダン、両方のフィールドで国際的に活躍する俊英ヴァイオリニスト、佐藤俊介。そんな彼が、妻であり鍵盤楽器の若き名手でもあるスーアン・チャイ、バロック・チェロの先駆者で指揮者としても活躍する鈴木秀美と共演し、オリジナル楽器でブラームスの室内楽に対峙する。オリジナル楽器によ…

林 正子(ソプラノ)

 声音は朗らか、主張はストレート。でも、品の良い物腰を崩さずに林正子は語る。迸るような声の勢いと知的な解釈力、上背ある抜群のプロポーションを武器にドイツやフランスのレパートリーで大活躍の林だが、昨年も東京二期会《ナクソス島のアリアドネ》で圧倒的な存在感を放ち、大喝采を浴びていた。さて、この名ソプラノが、来る7月、同じく…

海老原 光(指揮)

霧島国際音楽祭は“アジアのポート”として良い音楽を発信し続けます  ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスターであったゲルハルト・ボッセの提唱で始められた霧島国際音楽祭は、今年で38回目を迎える。マスタークラスとコンサートからなり、その講師には世界的なアーティストが招かれ、受講生も日本だけでなくアジアを…

大谷康子(ヴァイオリン)

チャイコフスキーの協奏曲で多彩な表情を伝えたい  ヴァイオリニストの大谷康子は、今、ソロ・ヴァイオリニストとしてますます活動の幅を広げている。 「もちろん、東京交響楽団のコンサートマスターの仕事をやらせていただいた時期から平行してソロでの演奏活動をしていましたけれど、当時ソニーの社長だった故・大賀典雄さんからずっと『ソ…

白井 剛(振付家・ダンサー)

身体でクセナキスの世界への介入を試みたい  振付家・ダンサーの白井剛と現代音楽の演奏で名高いアルディッティ弦楽四重奏団が二度目の共演を京都で果たす。好評だった2008年の『アパートメントハウス1776/ジョン・ケージ』以来の顔合わせだ。今回取り上げるのはクセナキス。同団により世界初演された『Tetras』を含む3曲に振…

チャン・ユジン(ヴァイオリン)

大切なのは作曲家の意図を探り、しっかりと伝えることです  2001年から3年ごとに開催され、アジアを代表する国際コンクールへと成長している仙台国際音楽コンクール。昨年のヴァイオリン部門の覇者チャン・ユジン(韓国)が、6月に東京と仙台で優勝記念リサイタルを開く。  第6回コンクールファイナルの審査では、ストラヴィンスキー…

井上道義(指揮)

バーンスタインの「ミサ」はミュージカルを超えたミュージカル?!  「歌手、演奏者、ダンサーのためのシアター・ピース」という副題を持つ、レナード・バーンスタインの「ミサ」(1971)は、通常のオーケストラ、合唱のほかに、18人の独唱者、児童合唱、ロックバンド、ブルースバンド、ダンサーなどの大規模な編成を必要とし、演奏時間…