インタビュー

三浦友理枝(ピアノ)

熟成を遂げたショパンの薫りと味わいを  来年でリサイタルデビュー20周年を迎える三浦友理枝。高校3年生の時に臨んだ初リサイタルを振り返りつつ、20年近い歳月をかけて培ってきた音楽表現を届けようと、7月のリサイタルは大半がデビュー時と同じ曲目で、オールショパンプログラムにより展開する。子守歌、スケルツォ第4番、3つのマズ…

シュテファン・ヴラダー(ピアノ)

ベートーヴェンはピアニストにとって特別な作曲家です  ピアニスト・指揮者としてマルチな活動を展開するシュテファン・ヴラダー。2015/16シーズンには、ウィーン・コンツェルトハウスによる「シュテファン・ヴラダー50歳バースデー・シリーズ」で、ソリスト、指揮、伴奏、室内楽の一人四役、全13公演に出演し話題を呼んだ。  今…

トルステン・ケール(テノール) 《魔弾の射手》を語る

兵庫県立芸術文化センター 佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2018出演  今やトリスタン、ジークフリートをはじめとするワーグナーのヘルデン・テノールの役を世界中で歌うようになったトルステン・ケール。日本では2014年、コルンゴルトの《死の都》の主人公・パウル役で新国立劇場に客演したのが記憶に新しい。その彼がこの7月、「…

本名徹次(指揮)

ベトナム国立響独特の音や色を聴いてください  本名徹次は、2000年名古屋フィルのアジア・ツアーでベトナムを訪れた際、「ゴッホの絵のような路上屋台の裸電球のオレンジ色に惹かれ」、「当時ソリストを務めたチェロ奏者に乞われるような形で」01年2月にベトナム国立交響楽団を指揮。以来関係を継続し、09年からは音楽監督を務めてい…

キミン・キム(マリインスキー・バレエ プリンシパル)

アジア初のプリンシバルが魅せる妙技  クラシック・バレエの最高峰、歴史と伝統を誇るマリインスキー・バレエが11月から12月にかけて東京、兵庫(11/30,12/1)で来日公演を行う。公演初日『ドン・キホーテ』(11/28)と『白鳥の湖』(12/8 12時公演)に主演し、古典から現代作品まで網羅したバレエ団総出演のガラ公…

大友直人 (ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン 創設音楽監督/指揮)

真に世界と同等の価値観を持ちたい  大友直人が熱い! 意外、と言っては失礼だけれど、スマートな長身と端正な音楽作り、いつもジェントルな物腰の大友が、“私のライフワーク”と熱弁をふるうのは、「ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン(MMCJ)」のこと。2001年に、大友と指揮者アラン・ギルバートの二人を音楽監督にスタ…

村上敏明(テノール)

イタリアに捧げるロマンと情熱  「オペラにデビューしてから今年で20年です!」と朗らかに語るテノール、村上敏明。藤原歌劇団が誇るプリモ・ウォーモ(主役男性歌手)の彼が、このほど、“イタリアの景色”を音で綴るCD『ヴィヴァ・イタリア!』を世に送ることに。人気のオペラ・アリアからポピュラーなカンツォーネまで、熱く豊かな歌い…

嘉目真木子(ソプラノ)

若きディーヴァが《金閣寺》と《魔弾の射手》でみせる新境地  佐藤しのぶ、佐々木典子ら、東京二期会に連綿と続く名歌手の系譜に加わるであろう期待のソプラノ、嘉目真木子。いま最も輝いているオペラ歌手の一人だ。小さいときから歌が好きで、小学2年生でオペラに目覚めたというから驚きだ。 「最初の出会いは大分県民オペラ協会の《魔笛》…

新倉 瞳(チェロ)× 尾上松也(歌舞伎俳優)

異分野の若き才能が綴る『セロ弾きのゴーシュ』  新倉瞳と尾上松也の出会いは、2016年に開催された「クラシック・ロックアワード」の司会での共演。片や日本のクラシック・シーンを担う若き人気チェリスト、片や歌舞伎界の若手花形俳優として押しも押されもせぬスターのひとりと、それぞれフィールドこそ違うが、どちらも枠にとらわれない…

モイツァ・エルトマン(ソプラノ)

新時代のディーヴァが贈る魅惑の歌曲  可憐な響きの持ち主ながら、熱いチャレンジ精神も有するソプラノ、モイツァ・エルトマン。ドイツに生まれ、幅広いレパートリーを誇り、最近ではシチェドリンの新作モノ・オペラ《クレオパトラと蛇》で、ネトレプコの代役として歌い、大指揮者ゲルギエフを驚嘆させた名花である。そのエルトマンが7月に再…