インタビュー

高橋薫子(ソプラノ)

オペラ・アリアから日本歌曲まで大好きな曲を集めて  朗らかで涼やかな声音が聴く人の心を捉えるソプラノ、高橋薫子。藤原歌劇団のプリマドンナとして活躍する彼女が、このほど待望のニュー・アルバム『わたしの好きな歌』を世に送る。選曲は日本語とフランス語の歌曲が中心だが、その理由とは? 「以前、恩師のマリア・ミネット先生が『貴女…

チョン・ミョンフン(指揮)

東京フィルは、私にとって“日本の家族”です  世界的指揮者チョン・ミョンフンが東京フィルのポストに就いて早17年。いまやその関係は成熟の域に入ったと言っていい。 「時間の経過は大切なこと。私は歳をとるのを喜んでいます。なぜなら色々な意味が深まってくるからです。私と東京フィルはそういう間柄だと思います。最初の共演で知り合…

アレクサンドラ・スム(ヴァイオリン)

社会貢献活動にも積極的な才媛による5年ぶりのリサイタル  パリを拠点に国際的に活躍しているヴァイオリニストのアレクサンドラ・スムが、久々に日本でリサイタルをひらく。祖父も父もヴァイオリニストというモスクワの音楽一家の生まれ。アレクサンドラが2歳のとき、父が所属していたユーリ・バシュメットの室内オーケストラが南フランスに…

金子三勇士(ピアノ)

メジャーな曲ほど、弾く上でスリルと責任を感じます  ハンガリーと日本の血を引く、ピアニストの金子三勇士。最近の彼は、通常のコンサートのステージに立つだけでなく、アウトリーチやラジオのパーソナリティなど活動を多彩に広げ、多忙な日々を送っている。 「常に新しい場所で人に会い、何かを発信したり、感じたりすること、美味しいもの…

曽根麻矢子(チェンバロ)& 朝岡 聡(ナビゲーター)

“ヴェルサイユの庭”で優雅な音楽散歩  誰もが気軽にくつろげる庭園をイメージし、バロック音楽を楽しもうというシリーズ『チェンバロの庭』。チェンバリストの曽根麻矢子が演奏を、そして「リコーダー好きのバロック少年だった」というアナウンサーの朝岡聡がナビゲーターを務め、麗しい音楽の花束をみんなで愛でるような時間だ。3月28日…

藤田六郎兵衛(能楽笛方)

 2002年にスタートした茂山千之丞演出の「狂言風オペラ」。オペラといっても歌手は登場せず、アリアは歌われない。出演は大蔵流狂言の茂山一門。演奏は管楽合奏、いわゆるハルモニームジークが担当し、これまでにモーツァルトの四大オペラを国内外で上演してきた。  茂山千之丞亡き後も企画は引き継がれ、今年、芸術監督に観世流シテ方で…

鈴木理恵子(ヴァイオリン)& 若林 顕(ピアノ)

オーケストラの多様な色彩をデュオで表現したい  ヴァイオリンの鈴木理恵子とピアノの若林顕が、この3月、意欲的な演目によるデュオ・リサイタルを行う。鈴木は、2008年からビヨンド・ザ・ボーダー音楽祭を主宰し、横浜の戸塚でも室内楽シリーズを展開。日本を代表する名手・若林も出演している。ただ両者の室内楽はあくまで「デュオがベ…

山本英助(トランペット)

欧州仕込みの妙技を壮麗な響きと共に!  南西ドイツ・フィルの首席トランペット奏者を15年間務めた後、国立音大の教授及びソロ活動を続ける山本英助が、パイプオルガン+金管バンドとの“響宴”を行う。会場の東京芸術劇場のオルガンを回転させて使うなど、通常のリサイタルとはひと味違った、興味津々の内容だ。 「第1部はルネサンス及び…

山本康寛(テノール/びわ湖ホール四大テノール)

BST(Biwako Super 4 Tenors)と呼んでください!  実力と「笑い」を兼ね備えたびわ湖ホールの超人気ユニット「びわ湖ホール四大テノール」(BST)が、3月、待望の東京単独公演を行なう。清水徹太郎、竹内直紀、二塚直紀、山本康寛。関西を代表する4人のれっきとしたオペラ歌手たちが名曲を熱唱するほか、楽曲を…

滝 千春(ヴァイオリン)

デビュー10周年を彩るプロコフィエフの響き  ピアノのリサイタルでオール・プロコフィエフ・プログラムというのはあるだろうが、ヴァイオリンのリサイタルでは前代未聞かもしれない。それに挑むのは、デビュー10周年を迎え、現在はベルリンを拠点に活躍している滝千春だ。 「もともとプロコフィエフが大好きでした。演奏しても、他の作曲…