インタビュー

店村眞積(ヴィオラ)

第一人者が語るヴィオラへの愛とアンサンブルの喜び  日本を代表するトップ奏者として、圧倒的な存在感でヴィオラ界を牽引し続ける店村眞積。ジュネーヴ国際コンクール第2位入賞と、フィレンツェ市立歌劇場管の首席奏者に就任した1977年以来、読響、N響を経て、現在は都響と京響で首席奏者を務め、今年楽壇生活40周年を迎えた。店村は…

松本美和子(ソプラノ)

女性の心理をリアルに描くプーランクの傑作を演じる  別れを切り出した男に電話口で縋りつく女――恋にすべてを捧げる者なら、彼女の気持ちは痛いほど分るだろう。詩人コクトーの独り芝居をオペラ化した《人間の声》(1959)は、プーランクの人気作。世界的な名声を有するソプラノ松本美和子が、今回、改めてこの傑作に挑む。ピアノは椎野…

フィリップ・ジョルダン(指揮)

ウィーンの新時代を開く若きマエストロ登場!  7月31日、「フィリップ・ジョルダンが2020年からウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任」というニュースが世界に発信されると、クラシック音楽界は大きな驚きと期待に包まれた。現在、パリ国立オペラの音楽監督とウィーン交響楽団の首席指揮者を兼任するジョルダンが、楽壇の最高のポストの…

エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ)

若い集団との初共演にもうワクワクしています  ジョージア(旧グルジア)出身で、ゲンリフ・ネイガウス、ヤコフ・ザークという歴史に名を残す名ピアニストに師事したエリソ・ヴィルサラーゼは、ロシア・ピアニズムの真の継承者として、来日のたびに深い印象をもたらす演奏を披露している。その彼女が、以前にショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲…

宮崎陽江(ヴァイオリン)

シューベルトの“詩”と“ヴィルトゥオージティ”に光を当てて  アメリカに生まれ、幼少期をフランスで過ごしたのちに桐朋学園大学、ジュネーヴ高等音楽院で学んだ宮崎陽江は、現在スイスに拠点を置き、欧州・日本双方で音楽文化の普及・発展に取り組むヴァイオリニストである。  今年はシューベルトのデュオ作品や五重奏曲「ます」、さらに…

アンドレイ・バラノフ(ヴァイオリン)

ロシア作品の魅力を多くの人と共有したいと思います  豊潤な音色と、ほとばしる感性。2012年にエリーザベト王妃国際コンクールを制して一躍、国際舞台へ。多彩な活動を通じて、世界中の聴衆の心を捉えるロシア期待の俊英ヴァイオリニスト、アンドレイ・バラノフ。11月に「美しく、愛してやまないものばかり」と言う、思い入れ深い佳品の…

菊地裕介(ピアノ)

帰国10年、節目の年にシューマンと真剣勝負!  11年間に及ぶヨーロッパ生活から拠点を日本に移してから早くも10年。ピアニストの菊地裕介が、「10年を刻む春と秋」と銘打った春秋公演をオール・シューマン・プログラムで勝負している。春公演では「子供の情景」「クライスレリアーナ」などを取り上げ、秋公演では「アレグロ」「交響的…

福島章恭(指揮)

本場が認めた魂のモーツァルト  2009年1月ウィーンのシュテファン大聖堂において、モーツァルトの「レクイエム」を指揮し、圧倒的成功を収めた福島章恭。彼は今年12月、さらに上のステージともいえる、モーツァルトの命日に同大聖堂で行われる「レクイエム」を託された。そこで11月、東京で壮行演奏会を開く。  ライプツィヒ聖トー…

ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)

メシアンの伝道師が贈る「まなざし」の全曲演奏ついに実現!  メシアン没後25年の今年、彼の代表作の上演が相次いでいるが、その掉尾となる12月、メシアン演奏の第一人者、ピエール=ロラン・エマールが「幼子イエスにそそぐ20のまなざし」を披露する。彼にとって初となる日本での全曲演奏だ。  同作は、敬虔なカトリック信者である作…

周防亮介(ヴァイオリン)

若き駿才が魅せる無伴奏の世界  東京オペラシティの人気シリーズ『B→C』。「以前から出演してみたいと思っていた」という演奏家は少なくないが、11月に同シリーズ(東京&大阪公演)で妙技を披露してくれるヴァイオリンの周防亮介もそのひとりである。 「現在、東京音楽大学で師事している師のひとりである神尾真由子先生から『B→C』…