インタビュー

中嶋彰子(ソプラノ)

時代を経ても変わらぬ女と男の想いを歌う  ウィーンを中心に活躍する中嶋彰子は、今もっとも注目される国際的な日本人ソプラノである。近年は、自らプロデュースする企画や演出、脚本などにも力を入れている中嶋が、この夏、ヤマハホールで行うプロデュース公演が「女と男の愛と生涯〜小菅優と共に〜」だ。 「数年前、小菅優さんとデュオ・リ…

福田成康(全日本ピアノ指導者協会 専務理事)

コンクールを聴きに行こう ! 〜若きピアニストたちによる人生をかけた真剣勝負  国内、いや、世界的にも最大級の規模を誇るコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」が、今年で42回目を迎える。頂点に輝く「特級」の歴代グランプリには、関本昌平、田村響などの優れたピアニストたちが名を連ね、彼らのような活躍を夢見て、毎年約…

マリア・エステル・グスマン(ギター)

女王の紡ぎ出す美音が耳を奪う  時に情熱的に、時に静謐に。しなやかな音楽創りで世界中の聴衆を魅了、「ギター界の女王」と称されるスペインの名手、マリア・エステル・グスマンが、グラナドスやアルベニスを軸に、珠玉の傑作へ対峙した新アルバム『アンダルーサ』をリリースした。「美しい作品と純粋で美しい音を楽しんでほしい。聴き手が私…

三浦友理枝(ピアノ)

熟成を遂げたショパンの薫りと味わいを  来年でリサイタルデビュー20周年を迎える三浦友理枝。高校3年生の時に臨んだ初リサイタルを振り返りつつ、20年近い歳月をかけて培ってきた音楽表現を届けようと、7月のリサイタルは大半がデビュー時と同じ曲目で、オールショパンプログラムにより展開する。子守歌、スケルツォ第4番、3つのマズ…

シュテファン・ヴラダー(ピアノ)

ベートーヴェンはピアニストにとって特別な作曲家です  ピアニスト・指揮者としてマルチな活動を展開するシュテファン・ヴラダー。2015/16シーズンには、ウィーン・コンツェルトハウスによる「シュテファン・ヴラダー50歳バースデー・シリーズ」で、ソリスト、指揮、伴奏、室内楽の一人四役、全13公演に出演し話題を呼んだ。  今…

トルステン・ケール(テノール) 《魔弾の射手》を語る

兵庫県立芸術文化センター 佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2018出演  今やトリスタン、ジークフリートをはじめとするワーグナーのヘルデン・テノールの役を世界中で歌うようになったトルステン・ケール。日本では2014年、コルンゴルトの《死の都》の主人公・パウル役で新国立劇場に客演したのが記憶に新しい。その彼がこの7月、「…

本名徹次(指揮)

ベトナム国立響独特の音や色を聴いてください  本名徹次は、2000年名古屋フィルのアジア・ツアーでベトナムを訪れた際、「ゴッホの絵のような路上屋台の裸電球のオレンジ色に惹かれ」、「当時ソリストを務めたチェロ奏者に乞われるような形で」01年2月にベトナム国立交響楽団を指揮。以来関係を継続し、09年からは音楽監督を務めてい…

キミン・キム(マリインスキー・バレエ プリンシパル)

アジア初のプリンシバルが魅せる妙技  クラシック・バレエの最高峰、歴史と伝統を誇るマリインスキー・バレエが11月から12月にかけて東京、兵庫(11/30,12/1)で来日公演を行う。公演初日『ドン・キホーテ』(11/28)と『白鳥の湖』(12/8 12時公演)に主演し、古典から現代作品まで網羅したバレエ団総出演のガラ公…

大友直人 (ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン 創設音楽監督/指揮)

真に世界と同等の価値観を持ちたい  大友直人が熱い! 意外、と言っては失礼だけれど、スマートな長身と端正な音楽作り、いつもジェントルな物腰の大友が、“私のライフワーク”と熱弁をふるうのは、「ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン(MMCJ)」のこと。2001年に、大友と指揮者アラン・ギルバートの二人を音楽監督にスタ…

村上敏明(テノール)

イタリアに捧げるロマンと情熱  「オペラにデビューしてから今年で20年です!」と朗らかに語るテノール、村上敏明。藤原歌劇団が誇るプリモ・ウォーモ(主役男性歌手)の彼が、このほど、“イタリアの景色”を音で綴るCD『ヴィヴァ・イタリア!』を世に送ることに。人気のオペラ・アリアからポピュラーなカンツォーネまで、熱く豊かな歌い…