インタビュー

エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ)

若い集団との初共演にもうワクワクしています  ジョージア(旧グルジア)出身で、ゲンリフ・ネイガウス、ヤコフ・ザークという歴史に名を残す名ピアニストに師事したエリソ・ヴィルサラーゼは、ロシア・ピアニズムの真の継承者として、来日のたびに深い印象をもたらす演奏を披露している。その彼女が、以前にショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲…

宮崎陽江(ヴァイオリン)

シューベルトの“詩”と“ヴィルトゥオージティ”に光を当てて  アメリカに生まれ、幼少期をフランスで過ごしたのちに桐朋学園大学、ジュネーヴ高等音楽院で学んだ宮崎陽江は、現在スイスに拠点を置き、欧州・日本双方で音楽文化の普及・発展に取り組むヴァイオリニストである。  今年はシューベルトのデュオ作品や五重奏曲「ます」、さらに…

アンドレイ・バラノフ(ヴァイオリン)

ロシア作品の魅力を多くの人と共有したいと思います  豊潤な音色と、ほとばしる感性。2012年にエリーザベト王妃国際コンクールを制して一躍、国際舞台へ。多彩な活動を通じて、世界中の聴衆の心を捉えるロシア期待の俊英ヴァイオリニスト、アンドレイ・バラノフ。11月に「美しく、愛してやまないものばかり」と言う、思い入れ深い佳品の…

菊地裕介(ピアノ)

帰国10年、節目の年にシューマンと真剣勝負!  11年間に及ぶヨーロッパ生活から拠点を日本に移してから早くも10年。ピアニストの菊地裕介が、「10年を刻む春と秋」と銘打った春秋公演をオール・シューマン・プログラムで勝負している。春公演では「子供の情景」「クライスレリアーナ」などを取り上げ、秋公演では「アレグロ」「交響的…

福島章恭(指揮)

本場が認めた魂のモーツァルト  2009年1月ウィーンのシュテファン大聖堂において、モーツァルトの「レクイエム」を指揮し、圧倒的成功を収めた福島章恭。彼は今年12月、さらに上のステージともいえる、モーツァルトの命日に同大聖堂で行われる「レクイエム」を託された。そこで11月、東京で壮行演奏会を開く。  ライプツィヒ聖トー…

ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)

メシアンの伝道師が贈る「まなざし」の全曲演奏ついに実現!  メシアン没後25年の今年、彼の代表作の上演が相次いでいるが、その掉尾となる12月、メシアン演奏の第一人者、ピエール=ロラン・エマールが「幼子イエスにそそぐ20のまなざし」を披露する。彼にとって初となる日本での全曲演奏だ。  同作は、敬虔なカトリック信者である作…

周防亮介(ヴァイオリン)

若き駿才が魅せる無伴奏の世界  東京オペラシティの人気シリーズ『B→C』。「以前から出演してみたいと思っていた」という演奏家は少なくないが、11月に同シリーズ(東京&大阪公演)で妙技を披露してくれるヴァイオリンの周防亮介もそのひとりである。 「現在、東京音楽大学で師事している師のひとりである神尾真由子先生から『B→C』…

池田昭子(オーボエ)

“すべてを出し切った”渾身の無伴奏アルバム  人気のオーボエ奏者・池田昭子3年ぶり7枚目のソロ・アルバムは『パルティータ〜無伴奏オーボエ作品集〜』。J.S.バッハ「パルティータ BWV1013」、テレマン「12のファンタジー」より6曲、C.P.E.バッハ「無伴奏ソナタ Wq.132」と、無伴奏のバロック作品を中心に集め…

名倉誠人(マリンバ)

バッハ、現代曲、日本の芸術が時空を超えて交差する  ニューヨークを拠点に世界中で演奏活動を展開し、マリンバの新しい地平を切り拓いてきた名倉誠人。今年11月に神戸、名古屋、東京の3都市で開催する「現代によみがえる古典」と題されたリサイタルがすでに話題を呼んでいる。  “古典”とは先ず、彼の演奏家としてのキャリアの2本柱の…

澤畑恵美(ソプラノ)

やりがいのある名舞台の再演、本当に楽しみです  2015年、紀尾井ホールにおける日本初演で絶賛を博したペルゴレージの歌劇《オリンピーアデ》が、今秋再演される。生気溢れる舞台で観る者を惹き付けたこのプロダクションの再登場は、実に意義深い。本作は、古代オリンピック競技にまつわる様々な愛憎の末に、2つの愛が成就する物語。主役…