インタビュー

小林道夫(チェンバロ)

名匠が5年ぶりに対峙するバッハの奥深き世界  我が国の歴史的鍵盤楽器のパイオニアである小林道夫が、5年ぶりとなる新録音『J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニア』(マイスター・ミュージック)を発表する。溢れるような音楽への愛情によって、バッハが子弟への教育を第一の目的に書いた“練習曲”から現れ出でる、限りない魅力…

荘村清志(ギター)

“レジェンド”とゲストが織り成す特別な時間  現代ギター界を引っ張り続ける荘村清志。昨年3月にシンガーソングライターさだまさしとの共演でスタートしたのが、2019年のデビュー50周年に向けたゴージャスな記念企画「荘村清志スペシャル・プロジェクト」。その第2弾は、ヴァイオリンの古澤巌、アコーディオンのcoba、テノールの…

橋本京子(ピアノ)

モーツァルトの短調作品に聴く内なる深淵  モントリオール(カナダ)のマギル大学音楽学部ピアノ本科主任教授を務めるピアニストの橋本京子は、これまでにスイス、米国、ベルギー、オランダなどに居住し、30ヵ国以上の国をまわり、多彩な演奏活動を行ってきた。豊富なレパートリーを持つ彼女が今回『影からの音たち』と題した新譜のために選…

ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)

アイスランドが世界に誇るオーケストラが待望の初来日!  「アイスランドは人口がわずか30万人ほどの小さな国ですが、アイスランド交響楽団はイギリスやドイツのハイレベルな楽団に匹敵する実力があると考えています」  現在、この楽団の桂冠指揮者を務めるウラディーミル・アシュケナージは自信を持って断言する。1950年に創立された…

ジュゼッペ・サッバティーニ(指揮)

ドン・ジョヴァンニという生き方、その奥底にあるものとは?  世界的なテノーレ・リリコ(抒情的なテノール)として、日本でもたびたび美声を披露しているジュゼッペ・サッバティーニ。現在は指揮者として、欧州各地でプッチーニやマスネ、ベッリーニなどのオペラを振り続ける日々を送っている。その彼が、この夏に藤原歌劇団の本公演に登場し…

ジョナサン・ノット(指揮)

「ゲロンティアスの夢」でエルガーは“魂のオーラの変化”を表現します  洞察する楽しみを提示してくれるプログラミング、作品のあるべき姿を聴かせる演奏により、人気・評価が高まってきたジョナサン・ノットと東京交響楽団のコンビネーション。意欲的な2018/19シーズンの中で目を引くのが、ノットの出身国であるイギリスにおいて神々…

中井正子(ピアノ)

演奏活動40周年! 第一人者が聴かせるドビュッシーの真髄  日本を代表するドビュッシー弾きのひとりである中井正子。今年演奏活動40周年を迎えたことから、15人の愛弟子たちによる「ラ・ミューズの会」が記念リサイタルを企画した。今年没後100年を迎えたドビュッシーの初期から晩年までの名作によるプログラムである。 「1995…

水谷川優子(チェロ)

素晴らしい仲間とのチェロづくしのステージ  曲目といい編成といい、この人のコンサートはいつも刺激的で、聴き手の好奇心を掻き立ててくれる。チェリストの水谷川優子が、「年に1度、自分の好きなことにチャレンジできる、お祭りのような場所」と語るリサイタル・シリーズ。昨年節目の10回目を終え、次の10年への新しい一歩を踏み出す。…

挾間美帆(作曲)

シエナ・ウインド・オーケストラと切り拓く刺激的なフィールド  シエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスに挾間美帆が就任・・・昨年アナウンスされたこのニュースは、我が国の吹奏楽シーンにとって近来屈指のトピックだったが、その刺激的マリアージュの成果を目撃できるコンサートが行われる。  “CROSSOV…

浦久俊彦(プロデューサー)

フランス発のピアノ音楽祭が遂に日本で開催!  世界で最も美しいと言われるフランスのピアノ音楽祭が、いよいよ東京で開催される。ジャコバン国際ピアノ音楽祭は、夕日に染まる煉瓦が綺麗な「薔薇色の街」トゥールーズで行われているフェスティバル。ブレンデル、アルゲリッチ、ツィメルマンといった名だたるピアニストたちから愛されてきた歴…