インタビュー

冨永愛子(ピアノ)

大切にしているラフマニノフを弾いてソロ・アルバム・デビュー!  2008年に第6回東京音楽コンクール第1位を獲得して以来、独奏はもちろん、協奏曲、室内楽にと幅広く演奏活動を展開するピアニストの冨永愛子が、来年デビュー10周年を迎えるにあたり、初のソロ・アルバム『リラの花』をリリースする。彼女にとって重要な作曲家であるラ…

細川千尋(ピアノ)

異色のジャズ新星ピアニスト登場!  モントルー・ジャズ・フェスティバル・ソロ・ピアノ・コンペティションにおける日本人女性初のファイナリスト…と聞けば、多くの人はゴリゴリのジャズ・ピアニストを想像するかもしれない。  だがこの人、細川千尋はちょっと違う。幼い頃からピアノと戯れ、曲を作り、クラシックを徹底的に学び、音大在学…

アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット)

クラリネット界のスターが名門オーケストラと織りなす濃密なコラボレーション  ベルリン・フィル首席クラリネット奏者アンドレアス・オッテンザマー。父エルンスト、兄ダニエルはともにウィーン・フィルの首席クラリネット奏者という“クラリネット・エリート”だ。11月、初来日のスイスの老舗オーケストラ、ヴィンタートゥール・ムジークコ…

アリーナ・ポゴストキーナ(ヴァイオリン)

BBC響との共演では心をオープンにして臨みます  英国の名門BBC交響楽団が来年3月、首席指揮者のサカリ・オラモとの初コンビで4年半ぶりに来日。3プログラムのうち、川崎など全国5都市の公演でチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のソリストを務めるアリーナ・ポゴストキーナにも注目が集まっている。すでに読売日本交響楽団(20…

垣岡敦子(ソプラノ)

聖母への祈りからオペラまで、様々な“愛”のかたちを歌う  イタリアで研鑽を積んだ叙情的で厚みのある声を持つ王道ソプラノとして名高い、垣岡敦子が贈る人気シリーズが11月の王子ホールに登場。「オペラにおける“愛”とは憎しみや欲望と表裏一体となって究極のドラマを生む原動力」と語る彼女だが、決して重苦しい雰囲気はなく、今年もヘ…

萩原麻未(ピアノ)

いっそう成熟したピアニズムを堪能  待ちに待ったファンも多いだろう。萩原麻未が3年ぶりに本格的なソロ・リサイタルを行う。故郷の広島を皮切りに全国7ヵ所を巡り、東京の浜離宮朝日ホールが最終公演となる。この3年、なぜリサイタルを行わなかったのか。直球の質問をぶつけてみた。 「室内楽作品への関心が高まり、舞台上で自分以外のだ…

渡邊順生(チェンバロ)

旧知の仲の名匠2人がバッハで共演  現代日本を代表するチェンバロ奏者・渡邊順生が11月、バルトルド・クイケンとともに、J.S.バッハのフルート作品全曲演奏会を開く。クイケン兄弟との交流は、1970年代にアムステルダムのグスタフ・レオンハルトのもとで学んでいた頃からだそう。 「だからもう40年以上。私のオランダ留学と同じ…

松本和将(ピアノ)

往年の巨匠たちが愛したピアノで奏でるロシアの名曲  「遺産と呼ぶに相応しい傑作がこの世には多く、自分でも収拾がつかないほど弾きたい曲もたくさんあります。リサイタルのテーマを『世界音楽遺産』としてシリーズ化することで、明快なコンセプトでまとめていけると考え、この企画をスタートさせました」  幅広いレパートリーを持つピアニ…

店村眞積(ヴィオラ)

第一人者が語るヴィオラへの愛とアンサンブルの喜び  日本を代表するトップ奏者として、圧倒的な存在感でヴィオラ界を牽引し続ける店村眞積。ジュネーヴ国際コンクール第2位入賞と、フィレンツェ市立歌劇場管の首席奏者に就任した1977年以来、読響、N響を経て、現在は都響と京響で首席奏者を務め、今年楽壇生活40周年を迎えた。店村は…

松本美和子(ソプラノ)

女性の心理をリアルに描くプーランクの傑作を演じる  別れを切り出した男に電話口で縋りつく女――恋にすべてを捧げる者なら、彼女の気持ちは痛いほど分るだろう。詩人コクトーの独り芝居をオペラ化した《人間の声》(1959)は、プーランクの人気作。世界的な名声を有するソプラノ松本美和子が、今回、改めてこの傑作に挑む。ピアノは椎野…