注目公演

須川展也(指揮) ヤマハ吹奏楽団

二大都市に楽器づくりの“匠”たちが見参  ヤマハ吹奏楽団を知らない吹奏楽ファンはいないだろう。1961年に創設された“職場バンド”の老舗であり、全日本吹奏楽コンクールにおいて全部門最多33回の金賞受賞を誇る超実力派。浜松を拠点にした演奏活動のほか、60を超える新曲委嘱の功績も光っている。メンバーはヤマハで管楽器などの設…

東京文化会館 UENO Music Holiday

家族でクラシック音楽と遊ぼう!  夏休みは、家族みんなで音楽を! 「夏休み子ども音楽会2017《上野の森文化探検》」をはじめ、対象年齢別に構成されるイベントを核とした『UENO Music Holiday』が8月6日、東京文化会館を舞台に開かれる。  大ホールでの「夏休み子ども音楽会」(13:00)の対象は、小学生以上…

2017 大和田夏祭りSHIBUYA

今夏は、親子でウルトラマン・フィーバー!?  奇想天外、ジャンルレスな演し物で、今や渋谷の夏を彩るイベントの目玉となった感もある大和田夏祭りSHIBUYA。今年はなんと「ウルトラセブン放送開始50年」を記念して、ウルトラシリーズにちなんだコンサートが2日間にわたって行われる。  まず初日の公演は、ジャズ・ギタリストの布…

深貝理紗子(ピアノ)

フランスで育んだ洗練された感性  実力派の才媛の“いま”をつかまえたい。第9回東京音楽コンクールで第2位入賞を果たすなど、多くの登竜門で実績を重ね、現在はパリ・スコラ・カントルム音楽院で学ぶ、深貝理紗子。そんな深貝が一時帰国して、ドビュッシーとショパンの佳品を選りすぐったリサイタルを開く。  東京都立芸術高等学校音楽科…

読売日本交響楽団サマーフェスティバル2017 ルイージ特別演奏会

エモーショナルな“音のドラマ”に期待!  名匠ファビオ・ルイージが初めて読売日本交響楽団の指揮台に立つ。チューリヒ歌劇場の音楽総監督、メトロポリタン・オペラの首席指揮者他の要職を務め、世界各地の歌劇場とオーケストラに客演するルイージは今もっとも多忙な指揮者かもしれない。日本にもたびたび訪れて、セイジ・オザワ 松本フェス…

東京文化会館《響の森》vol.40 コバケン 真夏のシンフォニー

マエストロ渾身の熱き響き  「暑い時には熱いものがいい」という言葉を、音楽で実現してしまう——そんな公演が、夏真っ盛りの8月開催の「東京文化会館《響の森》」である。指揮は小林研一郎で、熱い指揮ぶりと燃える演奏で知られる彼の異名は「炎のコバケン」。演目はベートーヴェンの「エグモント」序曲と交響曲第5番「運命」、ドヴォルザ…

トリフォニーホール《ゴルトベルク変奏曲》2017 ピーター・ゼルキン(ピアノ)

人生の転機となった“特別な作品”を日本で披露  「終わりのない旅」。鍵盤音楽の最高峰の一つであるバッハ「ゴルトベルク変奏曲」への取り組みを、こう形容するピアニストは数多い。アメリカの名匠ピーター・ゼルキンも、おそらくそうだろう。過去に3度行った録音のそれぞれに異なるアプローチが、それを物語る。そんな彼が、傑作と“今を語…

アプリコ おどる!みんなの音楽祭2017 夏だ!!ダンスだ!!踊り明かそう!!!

パパイヤ鈴木も登場、ダンスとブラスの熱いステージ!  シエナ・ウインドとパパイヤ鈴木がダンスでフィーバー!…というノリの(?)楽しそうなイベントが、7月最後の日曜日、大田区民ホール・アプリコで開かれる。そのタイトルも、『アプリコ おどる!みんなの音楽祭2017』から「夏だ!!ダンスだ!!踊り明かそう!!!」と続き、「!…

マルタン・ズィメルマン『ハロー』

ミステリアスで笑える不思議な世界  いま世界の舞台芸術で最もアツい現代サーカスの雄、それがズィメルマン エ ド・ペロである。これまでも4つの部屋がグルグルと回転する『ハンスはハイリ』などで来日上演してきた。本作はそのメインメンバーの一人、マルタン・ズィメルマンの初ソロ作品である。  ズィメルマンは妙にヒョロ長い手足で歩…

藤岡幸夫(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

大英帝国とソビエト連邦の濃密で気高い響き  エルガーは、「パーセル以来200年ぶりに出現したイギリスの大作曲家」と形容される。東京シティ・フィルの7月定期は、まさにその2人を並べたプログラム。しかもメインとなるエルガーの交響曲第1番は、ちょうど100年前の1907〜08年に書かれた作品ゆえに、合わせて300年の時の流れ…