注目公演

第20回 神奈川国際芸術フェスティバル

オペラ、バレエから雅楽まで。港町を彩る刺激的な芸術祭が今年も! 副都心線と東急東横線、みなとみらい線の相互乗り入れにより、東京、埼玉からのアクセスが格段に良くなった神奈川。神奈川県民ホール、KAAT神奈川芸術劇場、神奈川県立音楽堂という県立の3つの文化施設で行われる「神奈川国際芸術フェスティバル」の魅力的な内容を紹介し…

東京芸術劇場 コンサートオペラ Vol.1《青ひげ公の城》

男の“記憶の城”にようこそ 夫の秘密を暴き、愛の勝利を宣言したい妻。しかし、男の自信は揺るぎもしない。20世紀ハンガリーの大作曲家、バルトークの傑作《青ひげ公の城》は、管弦楽が“音の濃霧”のようにステージを包み込む中で、神秘的なドラマが展開する異色のオペラである。 マエストロ井上道義曰く「《青ひげ公の城》の世界とは、す…

シャンドル&アダム・ヤボルカイ兄弟

必聴&必見!驚異の超絶技巧デュオ 気象庁が6月25日に発表した3ヵ月予報によると、関東甲信越地方の気温は今年の夏も80パーセントの確率で平年並みかそれより高め。加えて9月は曇りや雨の日が多く、厳しい残暑が続く見込みとか。そんな時期には、弦楽器の超絶技巧が冴え渡るクールな室内楽でも聴いて、鬱陶しい気分を吹き飛ばしたいもの…

東京オペラシティ B→C 幣 隆太朗(コントラバス)

ドイツ仕込みの深く柔らかな低弦ワールド 「コントラバスでもこんなに表情豊かな音楽が奏でられる! そんな思いを味わって欲しい」との訴えに心が動く。日常耳にしないコントラバスのソロ。東京オペラシティの人気シリーズ《B→C》でも8年ぶりというから聴き逃せない。主役は幣隆太朗。東京芸大在学中にドイツ・ヴュルツブルク音大へ留学し…

ニルヴァーナ -泥洹(ないおん)- 土取利行 meets サルドノ W.クスモ

2人が辿りつく澄み切った清明な世界 魅力的な取り合わせの2人だ。土取利行は、ピーター・ブルック国際劇団の音楽監督を務め、パーカッション、特に即興の名手として名高く世界的にも幅広く活躍している。サルドノ W.クスモはインドネシア・ダンス界の至宝である。伝統舞踊はもちろん、伝統武術のシラットを幼い頃から収めた。さらにはニュ…

阪 哲朗(指揮) 紀尾井シンフォニエッタ東京

ヨーロッパの香りとたっぷりと日本の四季を  紀尾井シンフォニエッタ、2013/14シーズンは初共演となる阪哲朗のタクトで幕を開ける。 阪はドイツ語圏の劇場を渡り歩いてステップ・アップした、いわば現場たたき上げタイプ。ベルリン・コーミッシェ・オーパーなどで指揮棒をとり、現在はレーゲンスブルク歌劇場の音楽総監督を務めている…

シルヴァン・カンブルラン(指揮) 読売日本交響楽団

“鎮魂”と“祈り”  鬼才カンブルランならではのプログラムだ。20世紀イギリスを代表する作曲家であるブリテンの生誕100周年を祝して、読売日響常任指揮者カンブルランが、ブリテンの「ラクリメ」と「シンフォニア・ダ・レクイエム」を取り上げる。 「ラクリメ」は、「ダウランドの歌曲の投影」という副題のとおり、最後に16〜17世…

オペラ・フレスカ公演 《ポッペアの戴冠》

巨匠モンテヴェルディの3大オペラに挑む! コルネットとリコーダーの名手・濱田芳通が率いる古楽集団「アントネッロ」によるオペラ・プロジェクト「オペラ・フレスカ」がスタート。その第1弾として、17世紀イタリアの巨人モンテヴェルディの傑作《ポッペアの戴冠》を取り上げる。ちなみに第2弾は《オルフェオ》(12/4)、第3弾は《ウ…

シューベルティアーデ TOHO 2013

これであなたもシューベルティアン! シューベルトの友人たちが開いていたサロンコンサートの名を冠し、桐朋学園大学の教授陣によるコンサートや公開レッスンなどを通じて、シューベルトの多彩な音楽世界の魅力を掘り下げる《シューベルティアーデ TOHO 2013》が、9月に東京で開かれる。 オープニング・コンサート(9/2)では、…

パスクアーレ・イアンノーネ(ピアノ)

19世紀ウィーン音楽を満喫 パスクアーレ・イアンノーネは、巨匠アルド・チッコリーニの薫陶を受け、数多くの受賞を重ね、国際的に活躍する実力派ピアニスト。特に大曲や難曲を得意とし、大胆な表現力と雄大な構成力で知られる彼が、豊田市コンサートホールの《イタリア名ピアニスト シリーズ》に登場し、19世紀ウィーンのサロンで奏された…