注目公演

第466回 日経ミューズサロン ジャスミン・チェイ 日本デビューフルート・リサイタル

名門オーケストラの首席を歴任した才女が日本デビュー  数多くの世界の名手を紹介し続けている『日経ミューズサロン』に、母国の韓国で“天才”と言われているフルーティスト、ジャスミン・チェイが登場する。16歳でフィラデルフィアのカーティス音楽院に学んだ後、ニューヨークのジュリアード音楽院に入学。そして、シンシナティ交響楽団、…

ポール・ルイス(ピアノ)

ドイツ音楽の深奥とユーモアを自在に表現  骨のある企画で好事家をうならせてきたイギリスのピアニスト、ポール・ルイスが、この晩秋も凝った3プログラムを引っ提げ王子ホールに帰ってくる。テノールのマーク・パドモアと共演した2014年のシューベルト三大歌曲集は高い評価を得たが、今回ルイスは盟友パドモアと共に、2回のリサイタルで…

Music Program TOKYO プラチナ・シリーズ3 アントニオ・メネセス(チェロ)

名匠と愉しむ世界の“名作の旅”  「“楽器同士の対話”ですね」。アンサンブルに最も大切なことを尋ねると、名チェリストのアントニオ・メネセスは答えた。「ある作品が、ひとつの楽器のために書かれたように聴こえるよう、常に心掛けています」。  ソリストとして国際的に活躍する一方、「ボザール・トリオ」の一員として、室内楽の歴史に…

第23回藤沢市民オペラ プッチーニ:歌劇《トスカ》

生まれ変わった藤沢市民オペラが《トスカ》に初挑戦!  1973年に始まった藤沢市民オペラは、市民参加型オペラの草分け。福永陽一郎(1926〜90)や畑中良輔(1922〜2012)ら、アマチュアの合唱指導にも積極的に尽力した名伯楽のもと、地元アマチュアの合唱とオーケストラ、日本を代表するオペラ歌手たちが結集して、2013…

ぎふ秋の音楽祭2017 “鍵盤の日” 横山幸雄 10時間ショパン連続演奏 LIFE 人生に似たピアノ

ショパンの生涯を一日で辿る驚異のプログラム  岐阜県のサラマンカホールは、県民に良質な音楽文化に触れる機会を様々なかたちで提供し、音楽文化の活性化を図っているが、特に主催事業の「ぎふ秋の音楽祭」は、毎回多くの著名演奏家を招き、バラエティ豊かな演奏会が行われる一大イベントである。その中で“鍵盤の日”と題されたシリーズは日…

ホセ・カレーラス テノール・リサイタル2017 Intima いとしいひと

“レジェンド”が贈る愛の歌  ホセ・カレーラスが紡ぐ、魅惑の歌声。直に触れられる私たち現代の聴衆は、何と幸せ者だろうか。もはや、彼の存在自体が“レジェンド”と言えよう。そんな現代スペインを代表する名テノールが、今秋来日する。「Intima〜いとしいひと〜」と題したリサイタルで、聴く者すべての心を揺り動かす、愛の歌の真髄…

【出演者変更】新国立劇場 開場20周年記念 舞踏の今 その1 山海塾『海の賑わい 陸の静寂―めぐり』

“揺れ動き、変容するもの”をベースに表現  開場20周年を迎える新国立劇場は「BUTOH」として世界に知られる日本が生んだ身体芸術・舞踏を特集し、「舞踏の今」と題して2つの世界的ダンスカンパニーの作品を上演する。その第1弾が天児牛大率いる山海塾だ。  山海塾は1975年に創設され、80年以降45ヵ国700都市以上で公演…

ライナー・ホーネック(指揮/ヴァイオリン) 新日本フィルハーモニー交響楽団

ウィーンの名手が“弾き振り”で聴かせる2大名作  ライナー・ホーネックといえば、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターにして、現在は紀尾井ホール室内管弦楽団(旧「紀尾井シンフォニエッタ東京」)の首席指揮者を務め、ヴァイオリニストとしても多くのコンサートに登場するという、日本でもおなじみの音楽家だ。そのホ…

ピエタリ・インキネン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

聴衆を包み込む雄大なブルックナーに出会う  昨年9月に日本フィルの首席指揮者に就任したインキネンは、最初のシーズンの定期演奏会で立派な成果をあげた。今年1月のブルックナーの交響曲第8番、4月のブラームス・ツィクルス、5月の《ラインの黄金》で密度の濃い演奏を展開。聴く者に確かな手応えを与えた。しかも彼は、2015年からプ…

エリソ・ボルクヴァゼ(ピアノ)

巨匠メータも絶賛する話題のピアニスト 「彼女の音楽性と完璧に制御された技巧に、深い感銘を受けた」。フランスとオーストリアを中心に、広く国際舞台で活躍するジョージア(グルジア)出身のピアニスト、エリソ・ボルクヴァゼを、巨匠指揮者ズービン・メータは、こう絶賛したという。そんな名手が来日を果たし、深遠な響きの世界をじっくりと…