注目公演

ファイン・デュオ ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 全曲録音記念演奏会シリーズ Vol.5

シリーズ・ラストは池辺作品の世界初演を交えて  結成から25周年を迎えた、ヴァイオリンの沼田園子とピアノの蓼沼(たでぬま)明美による「ファイン・デュオ」。そんな節目となる今年、2012年から取り組んできたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏シリーズも第5回をもって、いよいよ完結を迎える。  東京芸大大学院などに…

ジョナサン・ノット(指揮) 東京交響楽団

新シェフが革新的大家の核心に迫る!  3月末、栄光の10年を築いたスダーンが喝采の中でシェフとしての最終公演を終え、東京交響楽団の新時代が始まった。新音楽監督のジョナサン・ノットは、バンベルク響の首席指揮者を務めるほか、ベルリン・フィルはじめ一流楽団への客演も多いイギリス出身の名指揮者。この4月、個性全開のプログラムを…

ドミンゴ・インドヤン(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

「エル・システマ」育ちのライジングスター  グスターボ・ドゥダメルをはじめとして、南米ベネズエラの音楽教育プログラム「エル・システマ」から次々と新しい才能が現れ、音楽界におけるベネズエラの存在感が急激に高まっているのを感じる。その「エル・システマ」育ちのライジングスターの一人であるドミンゴ・インドヤンが、2012年10…

ベフゾド・アブドゥライモフ(ピアノ)

超絶技巧と歌心を併せ持つ逸材  今、飛ぶ鳥を落とす勢いの躍進を遂げるウズベキスタン生まれの23歳、ベフゾド・アブドゥライモフが、彩の国さいたま芸術劇場《ピアノ・エトワール・シリーズ》に登場する。  18歳でロンドン国際ピアノ・コンクールに優勝。直後にジャン・フィリップ・コラールの代役としてデュトワ指揮ロイヤル・フィルと…

リナ・ヴァスタ(ソプラノ)

凛として清澄な、奇跡のソプラノに酔う  これは奇跡だ! 今年2月の『なんでも! クラシック2014』のガラ・コンサートで、リナ・ヴァスタが歌う《椿姫》の〈さようなら過ぎ去りし日よ〉を聴いた人は、皆そう思ったであろう。80歳を超えた彼女の歌声は、美しく澄み切っており、のびやかで若々しい。弱音もまっすぐ耳に届き、精妙な歌い…

オーケストラ・アンサンブル金沢 第350回・第351回定期演奏会

“一筋縄ではいかない”オーケストラの魅力  本拠地・北陸の地に深く根をおろしながらも、しなやかな音楽創りによって、今や全国の音楽ファンの耳目を一身に集めているオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)。6月の定期演奏会には、2人の個性的な指揮者が登場し、まさに“一筋縄ではいかない”OEKの魅力を存分に発揮する。  まずは…

フランチェスコ・トリスターノ(ピアノ)

バッハ作品に新たな光を当てる  バロックからテクノ・ミュージックまでを網羅し、コンサートホールからクラブまで様々なシーンで音楽を届けるピアニスト、フランチェスコ・トリスターノ。日本でもファンを着実に増やしているルクセンブルクの俊才が、昨年に続いて今年も来日ツアーを行う。  演目は相変わらず実に多彩。ソロ2つ、アリス=紗…

エンリコ・オノフリ (バロック・ヴァイオリン)

まさにバロック音楽の“饗宴”  彼がステージに登場してヴァイオリンを構えると何かが起こる…。まるでミステリー映画のようなキャッチフレーズを献呈したくなるほど、コンサートでは新鮮な(ときに斬新な)演奏を聴かせてくれるのがエンリコ・オノフリだ。古楽のリスナーにとってはすでにおなじみの名前だろうが、彼のバロック・ヴァイオリン…

昼の音楽さんぽ 第17回 佐藤美枝子(ソプラノ)

ランチタイムに聴く日本の歌とフランス音楽  平日のお昼の1時間、ゆったりとした気分で楽しめる、第一生命ホールの『昼の音楽さんぽ』。第17回目となる6月の公演には日本を代表するプリマ佐藤美枝子が初めて登場する。予定曲目は、まず前半が日本歌曲。山田耕筰、中田喜直らの定番名曲とともに、唐木亮輔という作曲家の作品が並んでいるの…

Relaxing in よみうり大手町ホール

大人の寛ぎは大手町で  「ビジネスの街・大手町で大人が気軽に楽しめる音楽を」というコンセプトのもと、6月4日〜8日の5日間、よみうり大手町ホールで『Relaxing in よみうり大手町ホール』と題されたコンサート・シリーズが開催される。  トップを飾るのはトップ・ジャズ・ヴォーカリストのケイコ・リーと、テレビ「世界遺…