注目公演

キラリふじみ・コンサートシリーズ 金子三勇士(ピアノ) vs 山根一仁(ヴァイオリン) with 北村朋幹(ピアノ)

華々しい“競演”と“共演”  トッパンホールの企画協力による《キラリふじみ・コンサートシリーズ》の第2弾。ヴァイオリニストの前橋汀子が自らの半生を追った内容の前回に続く当公演は、趣向をがらりと変えて、金子三勇士(ピアノ)、山根一仁(ヴァイオリン)、北村朋幹(ピアノ)が登場。日本を代表する俊英男性アーティスト3人が華々し…

東京文化会館 ギリシャ悲劇 《王女メディアの物語》

人形とバロック音楽で描く情念の世界  ひとり芝居と人形劇を融合させた独自の表現方法を確立し、自ら脚本・演出・音楽・美術なども手掛けた作品を各地で上演している孤高のアーティスト、たいらじょう。人形と自身の存在を巧みに遣い分け、観客のイマジネーションを刺激して舞台上にドラマを創出するパフォーマンスは、実際に体験した者だけが…

尾高忠明(指揮) 札幌交響楽団 東京公演

札響サウンドで味わうシベリウスの魅力  シベリウスの生誕150年となる2015年を目ざし、13年からスタートした尾高忠明と札幌交響楽団による交響曲ツィクルス。第1回は札幌での定期演奏会および東京公演で交響曲第1番・第3番と「フィンランディア」を取り上げ、尾高らしいがっしりとした音楽とシベリウスを得意とするオーケストラの…

王子ホール G-Lounge #18 ルー・クワール・デ・ラ・プラーノ

音楽の“ブイヤベース”!  みなさん、オック語というのをご存知ですか? これはフランス南部を中心とするヨーロッパの一部で使われている言葉。13世紀以降衰退したが存続運動も根強く、そのために活動する団体も少なくない。ルー・クワール・デ・ラ・プラーノもそんな1つ。2001年に結成されたこの男声コーラス・グループは、オック語…

山田和樹(指揮) 読売日本交響楽団

ベートーヴェンとR.シュトラウス、二人の英雄  コンサートの曲目に一貫したテーマが掲げられていると、公演に対する興味がいっそう増す。しかし、まさかこんな手があったとは。  躍進する俊英指揮者、山田和樹が読売日本交響楽団と組んだプログラムは「英雄」プロ。ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」とR.シュトラウスの交響詩「英雄…

第421回 日経ミューズサロン ホルショフキ・トリオ

 ホルショフスキ・トリオは世界が注目する、ニューヨーク生まれのピアノ三重奏団。そんな彼らが待望の初来日を果たし、《日経ミューズサロン》で遂にベールを脱ぐ。20世紀の最も偉大なピアニストの1人、ミェチスワフ・ホルショフスキの“最後の弟子”である相沢吏江子を中心に、ジャズの世界でも活躍する多才のヴァイオリニスト、ジェシー・…

ミシェル・ベッケ(トロンボーン)&ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)

最強のドリーム・ジョイント  この2人を同時に聴けるなら、何をおいても行きたい! 彼らを知る者は誰しもそう思うだろう。ミシェル・ベッケ&ヨルゲン・ファン・ライエンのトロンボーン・ジョイント・リサイタルは、それほどの大ニュースだ。かたやフランスを代表するブラス界の巨星にして同楽器の頂点に立つ大家、かたや名門ロイヤル・コン…

大澤一彰(テノール)

大型テノールの美声に酔う  身長180センチを超える恵まれた体躯と日本人離れした高音を武器に、オペラのプリモテノールとして檜舞台で活躍を続ける大澤一彰。2008年に日伊声楽コンコルソで第1位を獲得し、その披露コンサートでは、見事な美声でハイC♯やハイCを連発、大いに聴衆を沸かせて、一躍スターダムを駆け上がった。そして、…

sonorium 共催シリーズ2014 『映像と音楽』

作曲家のメッセージを多角的に表現  閑静な住宅街の一角に存在する、芸術溢れる異空間「sonorium」。豊かな響きと白壁を生かし、ビジュアルとサウンドのコラボレーションの可能性を追求してきたシリーズ『映像と音楽』が5年目に。注目は、幼少時からポルトガルやスペインに暮らし、ドイツでも学び、数々の国際コンクールで入賞を果た…

細川夏子(ピアノ)

スペインの粋を集めて  国立音大を経てパリのエコール・ノルマル音楽院に学び、名匠フランス・クリダの薫陶を受けたピアニストの細川夏子。在学中には歌曲伴奏法を修めて表現の幅を広げる一方、国際コンクールで入賞を重ねた。同音楽院を首席で卒業後は、声楽との共演を含め、国内外での精力的かつ独自の演奏活動を続けている。今回は、彼女が…