注目公演

第35回 霧島国際音楽祭 2014

大自然に包まれてハイ・レベルの演奏を堪能  「若者たちを対象とした講習会を」との鹿児島の音楽教育者らの熱望を受けて、故・ゲルハルト・ボッセの主導でスタートした霧島国際音楽祭。高い志を抱きながらも留学が叶わない学生に、巨匠によるレッスンと名演に触れる場を与えてきた。35回目となる今年も、国内外の講師陣によるマスタークラス…

よみうり大手町ホール オープニングシリーズ 読響アンサンブル・シリーズ

新しいホールで愉しむ極上の室内楽  エンタテインメントの創造と文化・情報の発信拠点として、東京・大手町にオープンする「よみうり大手町ホール」。読売新聞東京本社内に設けられた500席の空間は、充実した最新の音響・映像機器を備え、能の上演も可能とあって、ここから生まれる新たな文化の潮流に期待が寄せられている。  このホール…

パリ・オペラ座エトワールたちが被災地を支援

 7月〜8月の『エトワール・ガラ2014』で来日するエトワールたちが、東北の子どもたちを支援するために特別バレエ・レッスンを行う。これは、2011年3月11日の東日本大震災に心を痛めたエトワールたちが被災地への連帯を表明し、2012年1月に初めて実施したもので、2回目の今回は初級にマスター・コースも加えた無料クラスレッ…

紀尾井 明日への扉5 岡本侑也(チェロ)

フレッシュな感性が冴える個性的な演目  近年、才能溢れる若手実力派を続々と輩出している日本のチェロ界。2011年に若干17歳で日本音楽コンクールを制し、現在ミュンへン音大に留学中の岡本侑也もそんな有望株の一人だ。  当公演は、今注目の若手に光をあてる人気シリーズの第5回。演目には、19世紀ドイツ(ベートーヴェン「ソナタ…

沼尻竜典(指揮)トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ

共鳴しあう2つのレクイエム  知将・沼尻竜典の呼びかけにより、NHK交響楽団をはじめ国内外のオーケストラから選りすぐりの若き名手たちを集めて、1995年に結成されたトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ。今回の定期では、音楽監督の沼尻のタクトで、日本を代表する作曲家である武満徹と、夭折の天才作曲家モーツァルトによる2つの…

フェスタサマーミューザKAWASAKI 2014

10回目は10のプロ・オーケストラで! エキサイティングな2週間  ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンと同様、2005年にその歴史がスタートし、今年で10回目を迎える真夏の音楽祭『フェスタサマーミューザ』。サイモン・ラトルやマリス・ヤンソンスなどにも愛され、首都圏の重要な音楽ホールとなったミューザ川崎シンフォニーホール…

菊地美奈(ソプラノ) うたのおもちゃ箱2

ワクワク感満載のステージ  新国立劇場や二期会などで活躍する正統派オペラ歌手としての顔がある一方で、ある時は銀座のビア・レストランの宣伝企画プロデューサー、ある時は抱腹絶倒のコメディ・オペラ・ユニット「オペラ三昧」のプリマ・ドンナ、そしてある時はオペレッタやキャバレー・ソングの訳詞・脚本・企画演出など、あの手この手でオ…

エトワール・ガラ 2014

金子三勇士とエトワールとの饗宴  世界最高峰のバレエダンサーが集う、『エトワール・ガラ2014』。2005年から回を重ね、4回目を迎える今年は特にゴージャス。名門パリ・オペラ座バレエのトップダンサーに与えられる“エトワール”の称号を持つ7名、プリンシパル3名を含むスーパースターばかりが出演し、古典の名作から初演作品を含…

八尋和美 指揮活動50年記念 東京混声合唱団特別演奏会

50年間の粋を聴く  合唱指揮者・八尋和美の指揮活動50年を記念するコンサートが、東京混声合唱団(東混)の特別演奏会として開かれる。八尋は1956年の東混創立メンバーの一人。歌手として、コンサートマスターとして、やがて指揮者として、2002年に退団するまで同団の活動を支えた。曲目は、前半が、ルネサンスからバロックを経て…

新居由佳梨(ピアノ)

色彩感豊かなピアニズムで魅了  昨年、得意曲のラヴェルで固めたソロ新譜を発表した新居由佳梨。繊細で透明度の高い解釈が大好評を博したことは記憶に新しい。そんな彼女の“生のラヴェル”を聴ける機会として昨年からスタートしたのが、自主企画リサイタル『ラヴェル・ピアノシリーズ』。その第2回が「性格的小品、詩的な調べへのオマージュ…