注目公演

ヴェーラ弦楽四重奏団 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全曲演奏会 《完結編》

ついに偉業達成!  東京フィルのコンサートマスター三浦章宏と、N響第2ヴァイオリンのフォアシュピーラー大林修子。そして、東響首席ヴィオラ奏者の青木篤子と、東京フィル首席チェロ奏者の渡邉辰紀。在京一流オーケストラの精鋭たちで結成されたヴェーラ弦楽四重奏団。 「オーケストラは共同作業。皆で創り出す音楽だが、クァルテットは、…

都響メンバーによる室内楽トークコンサート Vol.17

多彩なアンサンブルの愉悦  「調理場のレビュー」と題された、都響メンバーによる室内楽トークコンサートが開催される。日頃オーケストラで聴く都響の名手たちに、ピアノの三舩優子が加わって、愉悦に満ちた室内楽とトークのひとときを過ごせるだろう。  「調理場のレビュー」とはマルティヌーの同名の組曲のこと。クラリネット、ファゴット…

オペラの楽しみ〜イタリア恋占いの旅

ヴェルディの名曲を散りばめた新感覚ステージ  オペラの名旋律と共に“コイバナ”を愉しむのはいかが。《オペラの楽しみ〜イタリア恋占いの旅》は、今年で生誕200年を迎えたイタリア・オペラの巨人ヴェルディのアリアや重唱に乗せ、軽妙な恋物語が展開する新感覚のステージ。メゾソプラノの牧野真由美が、オリジナル脚本を手がけ、地中海へ…

ヨーロピアン・ジャズ・トリオ 第419回 日経ミューズサロン

洗練されたジャズで聴くクラシックの名曲  今ある中で、おそらくもっとも叙情的な音楽を我々に届けてくれるピアノ・トリオの一つだろう。ヨーロピアン・ジャズ・トリオ(EJT)。1984年にオランダで結成されて以来——何度かのメンバー・チェンジはあったものの——30年近くにわたって欧州ジャズ・シーンの一角を担ってきた人気ユニッ…

スローカー・トロンボーン四重奏団 結成40周年 ファイナル・コンサート

さらばスーパー・クァルテット  最後の日本ツアーと聞けば心が騒ぐ。スローカー・トロンボーン四重奏団が、遂にファイナルを迎える。古称“神の楽器”たるトロンボーンは、その名に相応しい荘厳な響きで魅せると同時に、華麗かつ柔らかなソロや、美しく溶け合ったアンサンブルで耳を楽しませる。特に四重奏は、同種楽器の室内楽の中で最もバラ…

与儀 巧 (テノール) 紀尾井 明日への扉 3

“リリコ・スピント”の予感  新進演奏家を紹介する紀尾井ホールの「明日への扉」シリーズ。沖縄出身の与儀巧は、国立音大大学院修了後ボローニャに留学。2008年に東京音楽コンクール第1位と聴衆賞受賞。昨年の宮本亜門演出《マダムバタフライX》のピンカートンなどへの出演で、急速に注目を集めている、30代半ばの期待のテノールだ。…

神奈川県民ホール ファンタスティック・ガラコンサート

キーワードは“フィギュアの名曲”  バレエとオペラ、そしてオーケストラ・コンサートと、3つの芸術が同時に堪能できてしまう“おいしいとこ取り”が好評を呼ぶ、神奈川県民ホールの《ファンタスティック・ガラコンサート》。今回は「氷上の舞・宴」と題して、来年開催の冬季オリンピックにちなみ、フィギュアスケートで使われた名曲を中心に…

トリノ王立歌劇場 来日公演

絶好調の劇場が満を持して送る2大名作! 《仮面舞踏会》《トスカ》への期待  充実の演目とキャストで、今やイタリアを代表する歌劇場に数えられるトリノ王立歌劇場。2010年の初来日では、ヴェルディの《椿姫》にプッチーニの《ラ・ボエーム》とイタリア・オペラ2大作曲家の2大名作に最高のスターを揃え、心を揺さぶる名演を堪能させて…

パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団《フィデリオ》

ベートーヴェン音楽の集大成に挑む  アグレッシヴなプレイと新鮮なサウンド創りで、世界中の音楽ファンを魅了するドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団(DKP)が、芸術監督のパーヴォ・ヤルヴィに率いられて、待望の再来日を果たす。2006年に敢行したベートーヴェンの交響曲ツィクルスが大反響を巻き起こした横浜の地では、同じ楽…

吉川隆弘(ピアノ)

イタリアで培ったセンスを聴かせる  イタリアを拠点とし、ソロ、室内楽に加えバレエとの共演など、多彩な演奏活動を行う吉川隆弘。東京芸術大学大学院修了後ミラノに留学し、コルトーやミケランジェリの高弟だったアニタ・ポリーニのもとで研鑽を積んだピアニストだ。  今回リサイタルで取り上げるのは、ハイドンのソナタト短調、シューマン…